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ファンタジー超短編集 作者:速水 流
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夏の日

※青龍将ゼン、猫魔ダイ
(EMPEROR)


 城の中庭で虫の声を聞いていると、隣に猫が腰を掛け口を開いた。


『将軍さんよ、夕涼みかい?』

「ん? ああ、ダイ殿か、最近暑いからなァ」

『まったくだわ、毛皮は大変だ』

「人になればいいのでは……」

『今日は猫でいたい気分なんだよ』


 その気分とやらはゼンにはよく分からなかったが、とりあえず納得し頷いた。


「……あっついですねー」

『ああ……海に行きたい……』

「猫って水駄目なんじゃ……」

『……気分の問題だ』


 そんなものなのだろうかと、ゼンは再びとりあえず納得する。


「今日は雲が無いから綺麗に見えますね」

『だな……、花火でも打ち上げてみたいもんだ』

「あ、いいですねー……皇帝に頼めばやってもらえるんじゃないですかね」

『滅茶苦茶行動力あるからな……行ってみるか?』

「ハイ!」


 一時間後、夜空に花が咲いた。
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