挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
アイコン三国志 作者:小金沢

第二章 魔王・董卓

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

6/126

〇〇五   魔王・董卓

~~~洛陽らくようの都~~~


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
蹇碩けんせきよぉぉぉ……。
お前の罪はわかっているだろうなぁぁぁ……」


挿絵(By みてみん)
蹇碩けんせき
「ふん。あたしが何をしたって言うのさ」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「とぼけても無駄だぁぁぁ……。
お前は馬元義ばげんぎという黄巾賊と内通していたぁぁぁ……。
証拠はあるのだぞぉぉぉ……」


挿絵(By みてみん)
蹇碩けんせき
「あらそう。あの馬元義とかいう男、
見かけ以上に使えない男だったみたいね。
こうなったらあたしも覚悟を決めるわ。
煮るなり焼くなり好きにしてちょうだい」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「皇帝陛下に仇なす者にはぁぁぁ……。
死、あるのみだぁぁぁ……」


挿絵(By みてみん)
蹇碩けんせき
「だったら国を我が物顔で牛耳ってる
十常侍じゅうじょうじのアンタが真っ先に死ぬべきじゃないのかしら?
何が陛下のためだか。
目障りなあたしを消す口実ができたのを喜んでるだけじゃない。
御託はいいからさっさと斬りなさいよ」


~~~洛陽らくようの都 宮廷~~~


挿絵(By みてみん)
何進かしん
「董卓よ、よくぞ黄巾賊を破ってくれた!
喜ぶがいい! 皇帝陛下からお褒めの言葉があるそうだ!」


挿絵(By みてみん)
霊帝れいてい
「トウタクとやら、よくやったな。ほめてつかわそう。
それにしてもおまえはふとっているな。
ちんは、しんきんかんをもつぞ」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「フハハハハハ! 吾輩にとっては他愛もない仕事であったわ。
だが陛下、わざわざ北の果てから都くんだりまで来てやったのだ。
言葉ではなく、褒美が欲しいものだな」


挿絵(By みてみん)
王允おういん
「董卓、戦勝の立役者だからといい気になるなよ!
陛下に無礼であろう!」


挿絵(By みてみん)
霊帝れいてい
「いや、かまわんぞオウイン。トウタクのいうことはもっともだ。
それでトウタクよ、なにがほしいのだ。
かねか? かんいか?」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「そんな物になど興味はない!
そうだな……たとえば、その玉座などどうだ?」


挿絵(By みてみん)
王允おういん
「な…………!?」


挿絵(By みてみん)
霊帝れいてい
「トウタクはかわったおとこだな。
こんなふるくさいイスがほしいのか?
ほれ、もっていくがいい」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「…………ああ、その通りだ。
とりあえず、そのイスをいただいておくとしよう。
とりあえず、今はな」


挿絵(By みてみん)
王允おういん
「………………」


~~~洛陽の都 董卓軍 陣営~~~


挿絵(By みてみん)
丁原ていげん
「ウホッ、魔王様、どうでしたか皇帝陛下は」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「無能、無能と聞いていたが、想像以上であったわ」


挿絵(By みてみん)
丁原ていげん
「ウホホッ! 魔王様、めったなことをおっしゃってはいけません。
誰が聞いてるかわかりませんぞ!」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「なんの、ここにいるのは吾輩とお前だけだ。
ところでのう丁原、聞いて欲しいことがあるんだが……」


挿絵(By みてみん)
丁原ていげん
「ウホッ、魔王様のおっしゃることでしたら、何でも聞きましょう」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「ならば、死ね!!」


挿絵(By みてみん)
丁原ていげん
「ゴホォォォッ!?」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「フハハハハハハ! 吾輩はこれから王になるのだ!
そのためにはお前の配下である呂布りょふが必要だ!
呂布さえいれば、吾輩は天下を獲れる!
フハハハハハハ!!!!!」


~~~洛陽の都 宮廷~~~


挿絵(By みてみん)
霊帝れいてい
「つまよ、こんなところによびだして、なんのようだ?」


挿絵(By みてみん)
何進かしん
「おーい妹よ、俺に何の用だ?
……んん、これは陛下。こんな時間にどうされましたかな」


挿絵(By みてみん)
霊帝れいてい
「カシンこそどうしたのだ。
ちんはつまに、おまえのいもうとによばれたのだぞ」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「陛下ぁぁぁ……。何進ぃぃぃ……」


挿絵(By みてみん)
何進かしん
「うおっ!? ち、張譲ではないか。夜中にお前の顔は心臓に悪いぞ。
ところでお前、妹の何皇后かこうごうを見なかったか?」


挿絵(By みてみん)
張曼成ちょうまんせい
「皇后様はいねえよ!」


挿絵(By みてみん)
何進かしん
「なにッ!? き、貴様は黄巾賊!
ブヒィィィィィィッッッ!!!」


挿絵(By みてみん)
霊帝れいてい
「ああ、カシンがきられてしまった。
……おや、ちんもきられている。うわああああ」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「張曼成ぃぃぃ……。よくやったぞぉぉぉ……」


挿絵(By みてみん)
張曼成ちょうまんせい
「げひひひひ!
これで約束通り、黄巾党を再興させてくれるんだな!」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「……なんだなんだこれは。呼ばれてきてやったら血の海ではないか」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「喜ぶがいい董卓ぅぅぅ……。皇帝と大将軍は殺してやったぁぁぁ……。
天下はお前のものだぁぁぁ……」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「ほほう、つまりお前ら宦官は
吾輩を新たな主君として迎え入れようというのか。
皇帝でも、大将軍でもお望み通りの地位で。
その代わり、恩返しにお前たちの権力を保証しろと言うのだな」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「そうだぁぁぁ……。話が早くて助かるぞぉぉぉ……」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「フハハハハハハ! 見誤ったな張譲!
吾輩はやる時は己の手でやる男だ!
お前らの手など借りなくとも、
いずれは霊帝も何進も叩っ斬っておったわ!
ちょうどいい、皇帝殺しの下手人としてお前の首を差し出し、
吾輩は霊帝の仇討ちをした英雄になってやろう」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「愚かなり董卓ぅぅぅ……。お前は黄巾賊の残党に包囲されているぅぅぅ……。
断るのならばここから逃げることはできぬぅぅぅ……」


挿絵(By みてみん)
張曼成ちょうまんせい
「げひひひひ! かかれお前ら!
って、げひぃぃぃぃぃぃ!?」


挿絵(By みてみん)
呂布りょふ
「F*`lksaas13334438zkl;:」


挿絵(By みてみん)
陳宮ちんきゅう
「どうか私の無礼を許してください。
あなたを後ろから襲ったことをです。
でもしかたのないことでした。
あなたはあまりに無防備で、そして私の主人を襲おうとしていたのですから」


挿絵(By みてみん)
董卓とうたく
「フハハハハハハ! 黄巾賊の百人や二百人がどうした!
呂布よ、こいつらを氷人形にしてやれ!!」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「董卓ぅぅぅ……。我々の策謀を見破っていたのかぁぁぁ……」


挿絵(By みてみん)
呂布りょふ
「aflsdfl:saasdfl;:」


挿絵(By みてみん)
陳宮ちんきゅう
「私を恨まないでください。丸腰のあなたを斬ることは卑怯です。
でも私の新しい主人がそうしろと言うのです。
これはビジネスですからね」


挿絵(By みてみん)
張譲ちょうじょう
「無念だぁぁぁ……」


~~~~~~~~~


かくして董卓は混乱に乗じて都の実権を握った。
魔王の支配が招くのは、はたしていかなる世の中なのか?
魔王に対抗しうる勢力は現れるのか……?

次回 〇〇六   名族、起つ
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ