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人類の行き着く先
作:縁


私の名は、ユーローだ。
今は人類が誕生してから約120億年後の世界だ。
過去の歴史によると我々は地旧暦2200年に人としての形を
これ以上進化させまいと、一定の規格が作られた。

これにより80億年経った現在でも昔の1Gでの重力下で基本的な
原型をとどめているわけだ。
なぜ、進化することを禁じたかといえば歴史上の記録では
これ以上進化し続けると、体の筋肉は衰退していき
脳ばかり成長し続け、ただこの世に存在するだけの一生物に
なってしまうと言う結論が発表され、世界規模でプロジェクトが
遂行したらしい。

今では昔で言う宇宙人や知的生命体などは当たり前で、我々人類はは
その保護や環境改善などに携わっている。

今ではこの銀河系やまたその外の銀河団、超銀河団、宇宙の果てまで
研究し尽くされた。
この宇宙は一つではなく多数の宇宙が超宇宙から生まれてくる事も
確認される所まできている。

そして現在、今いるこの宇宙は最終局面ビックランチ(宇宙の寿命)が
差し迫っている。

ここで、新たなプロジェクロ宇宙生命移住計画が立案された。
移動といっても宇宙と宇宙の間には何も存在しないのだから
このプロジェクトは困難を極めた。
すでにワームホールで光速以上の移動は可能になっていたが
それは宇宙に歪があるから可能な話で何も無いところでは不可能とされた
このプロジェクトが始まって2億年あまりいっこうに進展していないのだ。

ちなみに私もこのプロジェクトに参加しているわけだ
これでも私の年齢は40億歳になる。
もはや人類は死なない生物なのである。

そして私とともに研究している友人であるジンがいる。

ジン「ユーローこのままでは宇宙密度がどんどん加速して
そろそろ、いい対策案を見つけないと。この宇宙は滅びるな」

ユーロー「わかってる、でもどうしても別の宇宙に移動する手立てが
見つからないんだ。2億年も研究しているのにな」

ジン「そうだな、まあ研究ばかりだと頭も外部記憶装置もいっぱいに
なるから、おまえはしばらく休暇をとれよ」

ユーロー「そうするよ、1年ほど色んな星回りでもしてくるな」

それから半年

休暇といっても頭の中はあのことで常に一杯の日々が続いた。
そして、久しぶりに地球にも帰ってきた。
ここが人類誕生の星だからな、やはりこの体はここの環境によく適用する。
本来なら太陽の膨張によりここも無いはずだったのだが
その苦難も乗り越え今があるわけだ。

そのとき後ろの方から爆発音が聞こえてきた。
なんの音だ戦争なんかはとっくの昔に無くなったはずだし事故かな

後ろを見上げると夜の空に赤く丸い火花が散っていた
これのことだな、外部記憶装置に入っていた花火ってやつか。

いきなり、頭の中にある仮説が思い浮かんだ、
もしかすればこれはいけるかもしれないぞ
あわててジンの元へと帰ることにした。

ジン「早かったななにかいい案でも浮かんだか」

ユーロー「そうなんだ、花火だよ」

ジン「花火って夜の空で爆発するやつか、でもそれがどうしたんだ」

ユーロー「ビックバンをこの宇宙と隣の宇宙の間で発生させ一時的空間を
作るんだ」

ジン「ビックバンといえば10のマイナス44乗秒というとてつもない
時間からの始まりって、その瞬間的に誕生した最初に誕生した宇宙の大きさは、
10のマイナス34cmという小宇宙でそれからほんのわずか後の
10のマイナス34乗秒後には10の50乗倍という、これまた信じられない
ほどの早いスピードで宇宙は膨張して行ったとんでもない代物だぜ
それをどうやってやるんだ」

ユーロー「タイムトラベルだ、今の技術ではビックバンの破壊力に相当する
破壊兵器が製造できる、それをタイムトラベルによって現在縮小し続けている
宇宙の端まで瞬間移動させそこで爆発させる。
宇宙と宇宙の間は無の世界だがわずかに揺らぎが存在されている事が
わかっている。これでいける」

ジン「そうか、それで2つの宇宙を3っ繋げるわけか、
でも、そもそも宇宙は丸いだろ、いびつな形になって崩壊しないのか」

ユーロー「それも計算したビックバンで出来た新たな宇宙が繋がった
瞬間タイムとラベルによってその爆発は起きなかったことにする
そのときに全生命体の瞬間移動によって解決する」

ジン「よくもまあ花火からそんなこと思いついたな。でも隣の宇宙は
まだ何もわかってない未知の世界だ気をつけないと何がおこるかだな」

その後、全宇宙科学協議会で私が発表した。
意見はさまざまだったが、このままではこの宇宙が崩壊するのも
時間の問題だったので、何度も審議をかさねたところついに可決された。

その1億年後
ついに実験が開始される事となった。
宇宙全体の生命体のある星は一箇所に集められ実験開始だ
一つ間違えれば全て滅んでしまう。一世一代の瞬間が来た。
このスイッチをおせば始まりだ、おそらく成功していれば
一瞬でなにが起きたのかも分からないだろう。
緊張するなかそのスイッチがおされた。

その後

やはり何も起きなかったとしか思えなかった。
回りの研究員達は現状を把握しようとあらゆる観測機器をつかい
回りのデーターを解析していった。

その1億年後

やっと研究結果がそろい始めた、どうやらこの宇宙の広さは
500億光年あるらしい、あらゆる星星はかなり大きく存在する
知的生命体も我々の大きさの20倍以上ある事が分かった。
宇宙の大きさに対してその中身もそれ相応と言うわけだ。

なかでも、この宇宙を全て知り尽くしているムーという生命体とコンタクトを
とることとなった、幸い彼らにも言語らしきものがあり、
こちらの解析機をとうして意思の疎通をはかる事にした。

ムー「あなた方はどちらから来たのですか」

ユーロー「隣の宇宙から来ました。我々の宇宙はビックランチの最中で
もはや、その宇宙を捨てて移住するほかありませんでした」

ムー「そうでしたか、争いに来たわけではないのですね。しかしあなた方を
ここに住まわす訳にはいきません。ここは500億光年の広さがありますが
あなた方は50億光年分のスペースが最低必要みたいですね。
ここにそのスペースを作ると宇宙にひずみがじょうじます」

ユーロー「それではどうしろと、我々はもう帰る所が無いんです」

ムー「心配は要りません我々があなた方にあったスペースの宇宙を
一つおつくりします。それでどうでしょうか」

ユーロー「彼方がたの技術で宇宙が作れるというのですか、
それはお願いしたいのですが代償は?」

ムー「代償なんて要りません。なにせ以前あなた方がいた宇宙は
我々ムーが作ったものですから。そして随時監視しておりました
ここまで進化するとは思いませんでした。だから無償でけっこうなのです」

ユーロー「そしたら、あなた方が神様と言うことなんですね」

ムー「言い換えればそうなりますね。では早速宇宙の製造に取り掛かります」

その後
ユーロー「聞いたかジン俺たちは神様に会ったんだな」

ジン「ああ、まったく信じられないな、ところで新しい宇宙はいつ出来るんだ」

ユーロー「ああ、すでに色んな大きさの宇宙の在庫があるみたいで
1億年から10億年で移住できるそうだ」

ジン「それは良かった、またビックバンから始まって150億年かかる
とか言われたらいやだからな」

それから5億年後

ムー「あなた方の宇宙が出来ましたよ。早速移住の準備をしましょう」

ユーロー「ありがとう神様、今度会うときは我々もあなた方に負けない
技術力を身につけてきます」

その後

空間転送は始まった。ここが新たなる我々の宇宙か














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