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オーガニクス 作者:
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過去編 -イントロダクション-

今から始まる物語は、アレクの過去の物語。
物語はアレクの世界にオーガニクスが持ち込まれるところから始まる。


これは遠い未来であり、遠い過去の話。


冷え切った空気の冷たい壁に囲まれた場所で
俺はコンピューターをたたいていた。
「・・・道連れが俺だと不服だろうが我慢してくれ」
オーガニクスをすべて射出ポッドに入れ準備を整えた。
「宇宙に流せばデブリ(ゴミ)にみえるだろ。誰も見つけられまい」
そう独り言を喋った。ならべく人の目に触れない様に射出していく。
「実行コード確認。ポッドを打ち上げます」
軽くうなずき俺は「12」と書かれたポッドに入った。
「もし・・・オーガニクスが目覚める事があれば俺が・・・」
オーガニクスを格納した箱を見る。。
「エラーが起きない限り目覚める事はないと思うが・・・」
搭載されていた冷凍睡眠施設を利用し俺は眠ることにした。
ココから長い旅になるかもしれない。
何も起こらなければ永久に目覚めず宇宙をさまようだろう。
「・・・もし目覚めた時は戦う事になる。皮肉だな」
蓋が圧力音をだし閉まる。
「11打ち上げ終了。12打ち上げます」
こうして宇宙に俺は旅だった。俺にできる事はココまでだった。
巨大過ぎる兵器を命が続く限り監視する事しか償う方法がなかった。

この兵器オーガニクスは人に触れてはいけない。俺達は手に余るものは持つべきではない。
道具は振り回すもので振りまわされてはいけないからだ。


そして眠りにつき長い時が流れ、目覚めは不意に訪れてしまった。


俺は強制的に目覚めを強いられた。激しく、けたたましく警報音が鳴る。
フラフラになりながらコンソールに立つ。
何年寝ていたのか全く見当がつかない。画面が緊急事態を告げている。
「・・・重力に引かれている?なんだ?」
俺のポッドは重力に引かれ降下している。
「・・・!月?月に引かれているのか?なぜだ?」
すべてから離脱し、永遠の旅へ出るはずだった。
しかし俺は目が醒めてしまった。しかも旅だった場所に戻ってしまった。
「馬鹿な!こんな・・・!」
俺は急いで端末を叩く。
「・・・どう言う事だ・・・」
設定はすべて太陽系外に進行するように設定している。
間違いはない。だが今も月へゆっくりと降下しているのだ。
「まさか!」
続けて操作する。反応が1,2・・・11・・・
「オーガニクス・・・全て・・・集まってきている・・・」
すべて同じ設定なのに全てが月へ降下している。
「呼ばれているのか・・・なにに?・・・目覚めたのか!俺は!」
俺は我慢できなくなり壁を叩く。何度も何度も。
「生贄は俺だけじゃ不服か!巨人は目覚めてはいけないんだ!」
何度も殴った壁は俺の血で紅く染まる。
「・・・どうすれば・・・どうすれば満足するんだ!俺達は・・・目覚めてはならないのに!」
やりきれなくなる。オーガニクスと俺は・・・狂気で生まれた結晶だ。
大地に立てば・・・狂気を振りまく事になる。
「ハハ・・・わかった。何度でもお前達をまた封印してやる。」
揺れが激しくなる。
「手段は選ばない。・・・罪を重ねよう・・・どちらが耐えきれなくなるか・・・」
そう言ったとき、俺の目の前が急に暗くなる。頭が割れる様に痛い。吐き気がする。
「クソ・・・」
長期冷凍による覚醒発作・・・急激に身体機能が戻る為、不快になる。
立っていられない。気が遠くなる。俺は苦しみながら端末を操作する。
ここで着陸に失敗して死ぬ訳にはいかない。ますます船内の揺れが激しくなる。
俺は意識を失った。


美しく緑が広がる大地にアーベンドという国はあった。
今この国は昨晩の轟音の事で持ちきりになっていた。
この騒ぎを収束させる為に王であるカイルは
将軍であるゲインと言う名の男に調査を命じた。
ゲインは急いで兵士を集め自ら問題の場所へ向った。
降りしきる雨の中、大地が4箇所大きくえぐれていた。
中心には鋼のような柱が四つ存在していた。
「コレは酷いな・・・まぁ人が住んでいなかったのが幸いか・・・」
一人の兵士がゲインの足元にかけよる。
「将軍!柱の中に人が・・・!」
その報告にゲインは顔をこおばらせる。
「よし、いくぞ。」
ゲインは馬を操作し巨大な穴の中心地へ向った
ソコには兵士に運ばれている人間がいた。ゲインは馬を下りる。
「生きているのか?」
「はい。どうやら出てこようとして意識を失った様です。」
ゲインの質問に兵士が答える。
「将軍!」
後から大きな声が聞こえた。
「きょ・・・中に巨人が・・・!」
兵士は慌てながらそう答えた。その慌て振りから嘘の様には聞こえない。
ゲインは気を失っている男を見た。
「・・・なにか・・・知っているかもしれん。おい!」
ゲインの呼びかけに兵士は答える。
「そいつを城に連れていき介抱しろ!なにか知っているかもしれん。」
「はい!」
「あと車を手配し、この鋼の柱の中身を城へ持ちこむ。」
ゲインは指示を下しまた馬にまたがった。

その巨人の名前は・・・オーガニクスと言う。
登場人物:http://exhobby.web.fc2.com/organics0/cara.html
登場機体:http://exhobby.web.fc2.com/organics0/meca.html
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