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オーガニクス 作者:
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現在編 第一話:「俺と結婚してくれ」

<登場人物>
■山岡大輔
現在編の主人公。
性格は大胆でこまかい事は気にしない。楽天家。
ただし、自分の考えは持っている。
   
■ケンゴ
謎の男。

■マリー=エステリオ
突如現れた大輔の好みの女性。
セミロングの綺麗な女性。真面目で固く内気。
性格だけはアメリカ人に見えない。
都営地下鉄がある。彼、山岡大輔はいつものバイトに向かっていた。
彼は本で知られる街でアルバイトをしている。
といっても本とは関係なくステーキ店で。
さりげなく爽やかで元気のある彼は店での評価も高い
何処にも引っ掛からなかった大学はあきらめて、社員に誘われるほどだった。
しかし彼は夢の為にバイトをしながら大学を目指していた。
今日は遅番。夕方からの勤務である。
電車を下り階段を上り自動改札に切符を入れる。
出ようとしたが二つの板に阻まれ腿を強打する。
「いって!」
声をあげ切符を見る。初乗り運賃が記載されている。
「あれ?」
眠かったのか料金を間違えた彼は、
後ろに待っていた人に謝り清算機へ向かい切符を入れ不足分を入れる。
「オツリガ デマス」
「・・・わかってるよっ」
軽くそう言い、出てきた清算券をひきぬく。
もう一度切符を自動改札に入れ、そのまま軽やかに階段を上る。
踊り場についた彼が最寄の階段に急いだその時
激しく世界が揺れる。激しい地震が発生している。
「おおおおおお」
大輔はもう驚きの声しか出さない。
それはすぐにおさまり駅の構内の電気が点滅しまた明かりを照らす。
大輔は走り上がって外に出る。そして携帯電話を取り出し店に電話した。
「ツーツー」
通じない。今度は人のいい店長のに個人携帯に電話する。
「もしもし・・・」
店長が電話に出た。
「オッシ!店長大丈夫ですか!?」
店長の声に喜びを感じ大輔が話しかける。
「大輔・・・今日は店・・・休みだ。水が出ないわ。そこまで来てると思うけど
ちょっと歩くと営団地下鉄があるからそれのって帰ったほうがいいよ」
「そうでしょうね・・・わかりました。きりますよー」
「ああ気をつけてな」
通話を止め呆然と立ち尽くす。
目の前の衝撃に広がる光景が店の休みを予感させていた。
いつもの十字路、ディスカウントと本屋に囲まれた十字路がえぐれていた。
吹き飛んだ物は街に広がり所々がゴミだらけになっていた。
「う・・・わぁ」
大輔はもうそれしか言えない。
いつもの街が今日、様変わりした。
「今日の空気よりサムイ」
軽く冗談を一人で言った。良く見るとえぐれた地面の中心に何かある。
「な・・なにあれ?」
それは大輔の想像を超える物だった。
5Mほどの巨人が鈍く光る銀色の布に包まれて倒れていた。
明かにこの惨状を造った犯人である。
「・・・」
大輔は動くかどうか様子を見る。
「・・・」
動かない・・・もう少し近寄ってみようかな?とも思ったが
こんな所で何かに巻き込まれてもたまらないと思い、
営団地下鉄へ向かおうと巨人に背を向けた。
「!」
しかし不意に大輔は巨人へ振り向く
何かに呼ばれた。そう意識した。
しかし、この惨状でここにいるのは大輔しかいない。
巨人と大輔の二入しかいなかった。
「・・・よし!」
大輔は気合を入れ巨人へ駆け寄る。
彼は一旦決めると行動が早い。
めくれた地面に足を取られつつ
水道管から出てくる水をかぶりながら
「どうか下水ではありません様に」
と祈りながら近づき巨人の腹部の元にきた。
「なにも・・・ないよな」
大輔は軽くここまできた事を後悔し、また戻ろうとした時に事件は起きた。
巨人の腕が彼を掴み持ち上げたのである。
「あああああぁぁぁぁ来なきゃ良かったーーー!!」
大輔はわかりやすい悲鳴を上げ巨人へ放り込まれる。
食われた事を意識した。一瞬だけ家に隠したエログッズが気になる。
趣味が家族にばれるのは嫌だったが死を意識した彼には
どうでも良い事に思え、考えるのは止めた。


暗闇のなかで自分を取り戻す。
「死後の世界・・・」
大輔はそう思ったが手と尻に冷たさを感じる。
明かに水の感触・・・大輔は意識を取り戻し飛び起きる。
「まさかこの年で!」
寝小便を・・・と見てみるとそこには水が並々とあった。
「なにこれ?」
全く状況が理解できない。目の前の泥水。
やっぱり理解が出来ない。良く見てみる。手で触ってみる。
「エェー!」
大輔は叫んだ。尖がった指が彼の目の前にある。
「なななななななんなの?」
大輔は立ちあがる。
寝小便してないところまでは良かった。
「・・・うわぁーお」
大輔は不思議な言葉を漏らす。
明かにいつもより視界が高いというか高過ぎる。
ビルの窓に映る自分を見る。
「・・・」
ビルにはさっき大輔が見た巨人がいる。
顔を触る。ビルの窓の中の巨人に手を振る。
少し考えてから理解する。
「これはちょっと・・・まいったよ」
ほうぜんと立ち尽くしたその前に何か物体が音を立てて現る。
大輔は目を凝らす。ヘリコプターに<TV>の2文字を見つけた。
何かあったのかな?と一瞬だけおもったがすぐに気付いた。
彼らは巨人の自分を取材しに来ている。
「・・・」
大輔は色々悩む。確かに有名になりたい気持ちはある。
だが有名税というか世間の干渉が嫌だ。
なんだかんだ考えてるうちにヘリが頭上を旋回している。
TV局のカメラが明かに巨人となった大輔を報道している・
「生かな?」
と思いつつヘリにむけVサインする。しかし最大の問題に気付いた。
「今、どんな姿だったっけ?」


―オーガニクス現在編<大輔とオーガニクス>―



ヘリを前に呆然と立ち尽くす大輔の足元には、装甲車や戦車が集まりつつある。
誰かわからないが呼びかけられる。
「あーあーテスト。テスト。」
指揮者だろうか?呑気にテストだ。
「ンン。あー目的はなんだ?日本語は通じるのか?名前は?」
中途半端な呼びかけに何を答えれば良いのかわからない。大輔は黙った。
「あーコチラに攻撃の意志はないドゾー」
大輔は指摘せずにはいられなかった。
「戦車の砲身がこっちむいてるやんけ!」
「ピー」
拡声器の共鳴音が響きざわめきが起きる。
「んぅん。エホ。これは威嚇である。うつきはないドゾー」
先払いの跡にまたも間の抜けた声が響く。なかばあきれる。
「あ・・・!」
大輔は不意に上を見る。TV局のヘリよりも上に脅威を感じる。
「ちょっと!逃げろ!なんかくるぞ!」
足もとの車に向かって大輔は叫ぶ。
宿題を忘れた時に先生と目が合ったくらいの緊張が彼を襲う。
「アー意味がわからないが」
もうこたえる気はない。大輔は確かに警告した。
今度は自分の意志を固める番だ。なぜかはわからないが、大輔はわかる。
脅威が迫っている。
巨人になった十字路から営団地下鉄の駅へ向かう大通りの側にいた
すべての装甲車や戦車が光の線一瞬で打ち抜かれ煙を上げ炎上する。
「な・・なに・・・」
大輔は一瞬の出来事に戸惑う。
残骸となった装甲車の上に一体のなにかが降り、衝撃でアスファルトが割れる。
煙が上がり酷い騒音を生む。そして声だけが響く。
「・・・俺は・・・この力で都市を破壊する・・・お前は」
大輔に声は語りかけている。
「え・・なに?なんだ?破壊?」
大輔は理解できない。
「お前は・・どうする?」
「え・・・どうもしねぇよ」
大輔は答えになってない答えで答える。
煙の中の影が近づく。瞳だけが赤く光る。
うっすらと巨人の姿が見える。
「じゃぁ・・・」
目の前の巨人の赤い瞳が光る。
「なんだよ」
大輔はマントの端を握る。
「そうだ・・・俺はお前を見逃すわけにはいかない」
彼の武器である斧が大輔を襲う。
大輔はマントを武器に変え彼の攻撃を受ける。
長い幅広の片刃の武器で。


「おまえなんだよ!いきなり!」
大輔は叫ぶ
「俺はこの社会を壊す。この力で!同調しないお前は・・・」
「なに?」
「邪魔だ」
彼は大輔に頭突きをする。大輔はよろめき車の上に尻餅をつき煙が上がる。
「いっ・・・」
大輔は痛いと言おうとしたが実際ゼンゼン痛くないことに気がついた。
いつもの自分で無い事に今、気がつく。
「なんかもう・・・考えるの面倒になってきたー!」
大輔は大きく叫んだ。
「とりあえずお前は許さん!ぶっ飛ばしてやる!」
大輔は立ちあがり肩口の埃をはらい武器を握る。
「こい」
あいては挑発気味に大輔を煽る。
その態度にマスマス頭に来た。
「もう許してやらん!」
力強く歩を進める大輔の歩いた足跡はひび割れている。
その迫力は警戒をさせる。大輔の武器が光り相手を襲う。
「こいつは・・・」
どうにか避けていくが大輔の武器は風きり音をたて彼を襲う
じりじりと後ろに下がる彼は建物に後を阻まれた。
「クヌヤロ!」
大輔は思いっきり武器を振りぬいた。間一髪で相手はさけるが
後の建物は四階以上は消えてなくなった。
「よけんなバカ!」
大輔は幼稚な言葉で彼を攻める。
「なんだ?この不愉快な危機感・・・」
相手は逃げ腰になっている自分に気がつき、イライラしてきた。
「死ね!」
彼は光る斧を振り上げる。
それが大輔の肩口に刺さるが、
何もなかったかのように大輔は引き抜き彼の顔を殴る。
彼は倒れ大輔は唾を吐こうとしたが、
巨人は唾を出すことは出来なかったので頭を前に出す間抜けな動きになった。
自分の頬を撫でながら彼はゆっくりと立ちあがり斧を大輔に向ける。
「お前はもういい」
その構えた斧を振るう。
力を入れたことで肩口から黒い液体が吹きだす、大輔は武器でガードし動けなくなる。
「お前なんだ!このバカ!」
大輔は叫ぶ。
「この社会はダメだ!ただ浪費し垂れ流すだけの文明だだから壊す。再生だ」
彼の台詞に大輔は答える。
「お前ほんとバカだな!ダメならダメで勝手にさせときゃ良いだろ」
彼は答える。
「お前みたいな後先考えない奴がいるからだ!」
斧に力が入る。大輔は押されそうになり斧を逃がす。
そして大輔は空に浮き、左手から光を出し相手を狙う。
大輔はそれができることを知っていた。様な感覚で動けた。
「名前を自分から名乗れない奴が世直し考えるな!バカ!」
十字路に煙が舞うが、また影が見える。
「しつけぇよ!」
目の前に巨人が現れる。
「わるかったな。ケンゴだ。お前は」
「え、あ俺はダイス・・ブッ」
喋ってる途中に、組んだ拳が振り下ろされる。
どこかのテレビアニメで黄色い輸送機を壊すかのような攻撃だ。
大輔は落下し、また大輔が目覚めたところへ帰ってきた。
しかし状況が違うのは、さかさまで落ちた事だ。
大輔はすぐに意識を取り戻し、膝をつきながら空に浮いているケンゴを見つめる。
「あいつ・・・むかつくな」


ケンゴは大輔を上から見下し手をかざす。
大輔は直感で手を前に出し、光の壁を作る。
両腕に衝撃が走る。
ケンゴが現れた時に装甲車を吹き飛ばしたあの光線が、大輔を襲っていた。
大輔はもてる力を総動員して防御する。弾ける光が周辺の建物を壊していく。
「しぶといな・・・」
ケンゴは武器である斧を振りかぶりそのまま大輔を狙う。
大輔はケンゴの殺意に気付き防御を止め、その斧の攻撃を避け飛ぶ。
ケンゴの攻撃を受けた街に大穴があく
漫画週刊誌で知られる出版社のビルは綺麗になくなり
出来たばかりのマンションは瓦礫と化してた。
「ひでぇ・・・」
大輔がそう言うと、下の煙の中からケンゴが現れる。
「お前がよけるからだろ。こうなるのは」
そういってケンゴはまた斧を振るう。
その攻撃を大輔は武器で弾く。
「よけるに決まってるだろ!というか、
なんでお前は社会を壊すとか言ってんだよ!子供か!」
「・・・お前はこの世界を見て何も思わないのか?」
お互いの武器が重なる。
「何もってナンだよ!」
大輔とケンゴの武器がすれ鈍い音がする。
「変な思想に可笑しな政策、いつまでたっても終らない戦争・・・
この世界は狂ってる。だからなくしてやるのさ。この力で!」
「お前何言ってるんだよ!そんなの勝手にさせときゃ良いだろ」
「そうやって人に任せっぱなしだからこうなったんだ!
俺は都市をすべて破壊し、限られた人数でもう1回やりなおさせる」
「・・・何言ってんだ?お前は神様かよ!」
大輔は腕に力をこめる。
「神様?そんなモンがいたら俺がこんな事やんなくていいだろ」
ケンゴは笑う様に言う。
「お前狂ってるよ!」
「この力!狂いもする!」
お互いの武器が光りその衝撃が二人吹き飛ばす。
地面に激突する二体の巨人。
しかしすぐに二体は起きあがり視線を絡める。
「お前はその力を何に使うんだ?」
ケンゴは大輔に向かって問いかけた。
「・・・まだわからない・・というかまだ飲みこめてない」
大輔は正直に答えた。
「・・・この力は素晴らしい。すべてが思い通りだ。すべてを握れるだけの力がある。
俺はこの偉大な力を自分のためではなく人類の為に使うと言っている。最後だ。協力しろ」
「協力できるかよ!独り善がりすぎる!」
大輔は叫ぶ。
「なら俺に同調できないならお前は邪魔だだけだ。だからここで殺す。」
ケンゴは大輔に向かって言った。
「とりあえず俺はお前がむかつく。だからぶっ飛ばす!」
二人は武器を構える。
「・・・」
「・・・」
沈黙が続く。本の街は瓦礫の街になっていた。
その時二人の真ん中に光がとおり過ぎた。二体は光が発生した方向を見る。
この攻撃は明かに巨人の攻撃の光であるが、ケンゴや大輔では出せない威力だった。
「なんだ?」
「なんだよ?」
二人の目線の先には弓を持った巨人が立っていた。
大輔が見た三体目の巨人である。


弓を持った巨人が語りかける
「大人しくしろ。悪い様にはしない。コチラの指示に従え」
「あーもー!こんな奴ばっかかよ!」
大輔は両腕を上げた怒りを露にした。
「もーまっぴらだ!言う事聞けとか協力しろとか!
なに?こんどのアンタは何が目的?このバカみたいに世界を破壊するとか言うの?」
「・・・」
急に取り乱す大輔にケンゴも三体目の巨人も一瞬言葉をなくす。
「わ・・私はこの巨人に乗った人々の保護を・・・」
「保護じゃネェよ。こんなに町を壊した俺らをどう保護するんだよ。
俺らのせいで死んだ人もいるかも知れネェだろ」
「なんだ・・・おまえみたいな勢いだけの奴でも分析はできるのか」
ケンゴは大輔をバカにして言ったが大輔は無視した。
「で、アンタは保護とか言って何すんの?慈善事業?だれが信じるか?アホか!」
ヤケクソになった大輔の言葉に3体目が答える。
「では説明しよう・・・私達はこの巨人を集め、他の巨人を牽制する」
「・・・」
ちょっと興味深い。少なくてもケンゴよりはマトモそうだと大輔は思った。
「とりあえず巨人による被害を巨人で押さえ様としている」
「・・・」
大輔は考えた。言ってる事が理解できる。マトモっぽい。
とりあえずはこいつとは戦わなくて良いかもしれない。
「・・・俺はゴメンだ。勝手にやらせてもらう」
ケンゴは冷たく突き放す。
「では私達を敵に回すと言うのか?」
弓を持った巨人が言う。
「私達?コイツとお前か?」
顎で大輔を指す。
「違う。彼の意志はまだ聞いていない。純粋に私の団体とだ」
「ハハハ。団体と言ってもお前だけではないか?」
ケンゴはあざ笑う。
「ココは私しかいないが基地には何体かまだ巨人がいる。戦うのか?と言っている」
「ほぅ・・・脅迫のつもりか?」
ケンゴは斧を構える。
「では・・・少しでも数を減らさなくてはな。ハハハ」
そうケンゴは弓を持った巨人へ一気に近ずき、斧を振り上げる。
「う!」
弓を持った巨人は声をあげる。
「わかっているさ!お前の巨人は遠距離武器の弓だ!残念だな!」
ケンゴは斧を振り下ろす。
「・・・!」
「お前・・・!」
ケンゴの斧は大輔の武器によって防がれた。
「アンタの話は後で聞かせてもらう。まずはこのバカをどうにかしよう」
大輔は武器で斧を弾くケンゴは後に1歩下がる。
「弓の人!離れたんだから援護できるだろ!」
大輔は叫びケンゴの元へ。
「わ・・わかった」
巨人は弓を構え光の矢を撃つ。大輔は武器を振り回しケンゴを追う。
「お前はアイツに後ろを向けて撃たれるとは思わなかったのか?」
ケンゴは大輔の攻撃をよけながら言った。
「とりあえすは信用すると決めた。ダメだったなら諦める!」
大輔は叫び答えた。
「ばかな!」
ケンゴは大輔の武器を避ける為に空へ上がった。
その時、光の矢がケンゴの脇腹を吹き飛ばした。
飛び散る黒い液体が大輔を濡らす。
「・・・相手が二体であるなら不利と言うことか・・・」
ケンゴはそう言って、わき腹に手をかざすと手を光らせた。
見る見る傷がなくなっていく。
「回復もできるのか。」
大輔は普通に驚いた。
「勝負はお預けだ。次は・・殺すぞ」
そう言い残しケンゴは空へ消えた。その姿を見上げ大輔は軽い声で言う。
「・・・あれ?いっちゃった?」
後に弓を持った巨人が近づく
「君には・・・救われてしまった。感謝する」
大輔は振り向いて答える。
「別にいいよ。とりあえず・・話を聞かせてよ」
「わかった」
弓をもつ巨人の胸もとの装甲が開く。
大輔はその人をみて言葉を失い装甲を明け自分も顔をみせた。
「私の名前はマリー=エステリオ、君は?」
目の前には金髪の女性がいた。
髪の毛を束ねアップにし制服っぽい服を着ている。
綺麗な人だ。髪型、顔全てが大輔の好みだった。
ちなみに大輔は女性の胸は大きいほうがいいと思っているタイプだ。
そこも申し分ない。どストライクだった。
「日本人の男だと・・・おもってた。」
「私は六カ国後喋れるから・・・声が低いのはコンプレックスなんだ」
「・・・」
大輔は意外な登場人物に見とれていた。
マリーは視線に照れながら、大輔に再度同じ事聞く。
「そんなに凝視しないで欲しい。とりあえず名前を・・教えてくれないか?」
大輔はこう答えた。
「俺と結婚してくれ。」
+注意+
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