時間を止まれ
私は大学で物理の教鞭をとりながら時間について日々研究する物理学者だ。
名前は真田健三、63歳である。
時間を止める研究に全人生を捧げてきた。
ある日生徒の一人が私に質問してきた。
生徒「先生、時間とは、そもそも何なのですか?」
真田「時間とは、そもそも人間が考えだした概念であり、
実体ではないということをはじめに十分認識しなければなりません。
私たちの身の周りでは、いろいろと物事が変化していきます。
時間は、その変化を表現するために、太古の昔に人間が
考えだした観念的な、便利な思考“道具”にすぎない。
以上が現代の物理学者が考える時間なのです」
生徒「では相対性理論では説明できないのではないでしょうか」
真田「話をかえて言えば私は相対論は信じていません
相対論では超光速だけでなく、光速度も禁じています。」
生徒「そうですよね」
真田「光速度では、長さはゼロになり、時間は止まり、質量は無限大になってしまう。
だから、光速度はあり得ないのでです。
この世には相対論の教義と矛盾するものが存在することになってしまう。
それは光である。」
生徒「光とは?」
真田「長さゼロの問題は解決できない。なぜなら、光には波長という
長さの概念があるからである。
これは、光速度では長さゼロという相対論の教義と完全に矛盾する。
光線という概念自体、光が長さを有している証拠だからです。」
生徒「それでは時間を止める事は無理なんですか」
真田「時間の停止についても、まず光には振動数という時間経過の
概念があることと矛盾している。
また、光が進むにつれて、光の強さが弱まることも、
光には時間経過がある証拠と言えるのだ。
以上のことから、相対論では、光というもの自体存在し得ないことになるわけで
光というものが存在するためには、光の速度は光速度未満でなければならない。
これは、パラドックスである。
そして、このパラドックスを解決しない限り、相対論は、
それ自身が存在を認めないもの、光、によって時空を定義する理論
ということになる。わかるかね」
生徒「なんとなくですけど」
真田「もはや相対論を科学の真理として認めるわけにはいかな事が解るであろう
私は、時間は存在すると核心している。
なぜなら時間はビックバン以前は存在いていなかったからです。
まったくの「無」の状態といっても、量子論によると無もゆらいでいる事になります。
そしてビックバン開始時間は、10のマイナス44乗秒というとてつもない
時間からの始まりでした。その瞬間的に誕生した最初に誕生した宇宙の大きさは、
10のマイナス34cmという小宇宙と考えられています。
それからほんのわずか後の 10のマイナス34乗秒後には、
10の50乗倍という、これまた信じられない
ほどの早いスピードで宇宙は膨張して行きました。
それは光の速度をはるかに超えています。ここまでで質問ありますか」
生徒「いいえ、もっと教えていただきたいです。」
真田「以上において時間とはこの宇宙の膨張の事であると言えます。
ここで私は考えました、いかにして時間を止めるのか。
映画やアニメでは簡単に時間を止める事ができます。
なぜ現実には時間を止める事は出来ないのでしょう。
答えは簡単です宇宙は膨張し続けているからなのです。
もし時間を止める事ができる機械があったとしましょう。
その機械を使用した人はどうなると思いますか。
この世から原子レベルで粉砕していまいます。
なぜなら、この地球はビックバンか始まった基点から見て
超高速で移動しているからなのです。
時間が止まった瞬間、人体は無限大に近い衝撃をうけるからなのです。
それでは時間を止める事は不可能ではないかと普通は思います。
そして私は考えました如何にかして時間を止めたれないかと。」
生徒「そして答えにたどりついたんですか」
真田「そうです、私はついに時間を止める方法を見つける事が出来ました。
答えは簡単でした何時も気が付かない方法で誰でも時を止める事が出来たのです。」
生徒「その答えとは?」
真田「答えは死ぬ事です。それでその人の時間は止まります」
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