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生徒会長のSはSのS
作:*・゜+くま+゜・*



(6)


「今日から転校することになった広田 涼子です・・・・よろしくお願いします・・・・」


【最低矛盾分かりやすい生徒会長】のせいで大遅刻した涼子は、授業の途中に自己紹介をするハメになっていた

さらに、先程まで涼子のクラスの中まで着いて行く!と聞かない【最低矛盾分かりやすい生徒会長】を追い払うと更に大遅刻になってしまった涼子

「みんな、仲良くするように・・・・じゃぁ広田は、一番後ろの空いてる席に座りなさい
それじゃぁ、授業始めるぞー234Pの〜」


涼子が席に着く前に授業は、始まり涼子は、焦って席に着く

あれ・・・・アタシの隣の人今日お休みなのかな・・・・??

隣の誰も座っていない席を見て涼子は、少し残念そうな顔をする

そして、勉強熱心な涼子は、ノートとシャーペンを取り出しさっそく、黒板の文字を書き写す


その時・・・・・


ガラッ・・・・――!!


みんなの空気が一瞬にして凍りつく

全員の視線の先には・・・・・・・・

男子生徒が立っていた・・・・

だらしない制服の着こなし方に、金色に輝く髪は、整髪飲料によって無造作にたてられていた

こりゃ、みんなの空気も凍りつくわけだ・・・・

一人で納得する涼子は、ハッと空いている隣の席を見た

も・・・もしかして・・・・・あの人の席・・・・・・

あの不良少年が隣となれば、話は別だ、今まで落ち着いていた涼子の顔は、みるみる青ざめていくのが分かった

シーンと静まり返る教室に不良少年の靴の音だけが奇妙に響き渡る


一歩一歩確実に一番後ろの涼子に向かってくる【不良少年】


何で此処の学校は、こんなキャラ濃い人ばったりなのよ??!!!!

泣き叫びたいのを我慢し、冷静に冷ややかな視線をもう目の前にまで来た【不良少年】に向ける





「転校生?」


【不良少年】は、涼子に冷たい視線を送る

コクンと縦に小さく頷く涼子は【不良少年】の威圧感と迫力にあっけにとられていた

みんなの視線が自分の方に向いていると気づいた【不良少年】は、睨みを利かして教師を見る


すると、男教師は慌てて黒板に再び文字を書き始め、みんなは、何事も無かったようにそれぞれの作業を始める


アタシ、凄い人の隣になっちゃった・・・・・・・


そう思う涼子だった・・・・・・・・












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