最終話
「「「おめでとうございますっ」」」
え……っ??
めがくらむような眩しい日差し、目が馴れるまで数十秒の時間を要したが
だんだん馴れてくると、うっすらと見える大きな花束
目の前にあった鮮やかに彩られた綺麗な花束は
ヒロによって手渡される
「あーあ、本当は副会長就任式だったのにな〜
せっかく昨日涼子を奪うシナリオ考えてたのに」
花束と同時に渡される何かのしおり
開いてみるとそこにはびっしりと予定が書いてあった
涼子がステージに登段
「俺の彼女になってください」(真剣に涼子の目をしっかり見て)
〜ざわめき〜
(涼子は少し恥ずかしそうにこくりと頷く)
BGM〜♪
「?!!!!!//////なっッ何よこれ!」
「ハハッ翼から涼子を奪うぞ作戦」
うわッネーミングセンス無いッ
「いまからでも遅くないよ
翼なんてオジサンくさい奴やめて俺にしなよ
翼より俺のが優しいし頭いいし運動もできるし」
「おめーまだ諦めてなかったのか、悪いけど俺の物なんでね」
ぎゅっと力強く抱きしめると
翼はステージに昇る
「ちょっと下ろしてよッ翼ッ///」
「綺麗に飾り付けされた体育館にお前が持ってる大きなブーケ意味わかる??」
「へ??」
卒業式でもないようだし…えっと…
「結婚式だろ」
「は??」
よく見れば後ろに
芳賀夫妻御結婚おめでとうございます
と書かれている
やけに準備の整った式だ
10分15分で用意できるとかとはもはやレベルが違う
「夜から業者を呼んで作業を始めてたんだぞ」
「え??」
「一応ヒロを選んだら困るから神田夫妻御結婚おめでとうございますバージョンも作ってたんだけどな」
「えっぇえ??!!」
「望はちょっと悪い役与えちゃったけど、相変わらず名演技だったぜ」
「ありがと翼っ♪」
望まででてきて私の頭の中は真っ白ろだった
「えぇっ??!!みんな私を騙してて私がどっちかを選んでえぇ????!!!」
「ちょっと黙ろーかお嫁さんは可憐で優雅て上品んな者だろう??」
「ぇえ??!!!でも私はえっと騙されててぇええ????!!!」
そんな黙っているなどできるはずもない
「涼子みんなが見てるまえでお仕置きされたい?」
「ッ???!!!!!!!」
にっこりと微笑む
てゆか目が笑ってないぃッ!!!!
「よし良い子だね」
泣く子も黙る芳賀翼というのはこう言う事だろう
いや今私が勝手に作ったんだけどね??
「えーっおっほん静粛に」
えっ????!!!!
ヒロッ?!!
目の前には神父の格好をしたヒロがたっていた
ご丁寧に白ヒゲまではやしている
「ぷ」
私は悪いと思って我慢してたのに翼はお構い無しに大爆笑
「はははッ!!!ぷぷ似合ってるぜっ!!」
またこの子は心にもないことを
「笑うな翼っ!!!賭けに負けたかと言ってもこんな屈辱………涼子は俺が貰ってく」
「え??」
中に浮く私の体
「おっおい!!!!」
翼の声がする
ってぇえええ????!!!
駆け落ちする花嫁の図がはっきりできている
「おろせバカ―――――ッ」
まだまだ私たちの慌ただしい日が続くようです☆
やっと終わりました
俺だけのセンセイも観覧くださると嬉しいです
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