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前の話を書き直しました。

ストーリーの大まかな部分は決まっているのですが、そこに辿り着くための間の話が雑になってしまっていますね…。すいません。

いつか全部丸ごと書き直そうと思っていますが、取り敢えずこれはこのまま書ききろうと思っています。雑で粗が目立つ作品ですが頑張って更新します。

 翌日、街の中央に集まった俺達はこれからについて話していた。

 虚空は、《不滅龍ウロボロス》に加入申請を出す前にまず自分達とパーティーを組み、どこかのエリアを攻略しよう、と言ってきた。俺達の実力を見極め、協調性があるか、信用に足る人物かをチェックするらしい。

 俺達のレベルを見て行くエリアは第六攻略エリア《ワームフォレスト》に決まった。第五エリアを飛ばして第六エリア。適正レベルは29~35だ。リュウとリンは適正レベルになっている。しかし、適正レベルとはいえギリギリだ。油断すればすぐに死んでしまうだろう。

 虚空に第五攻略エリアにしたらどうだ、と提案してみたのだが「僕達が居れば万が一なんて起こらないよ。それに第五じゃあ簡単すぎる」と断られてしまった。

 第五じゃあ簡単すぎるという言葉が引っ掛かったので質問してみたところ、何でも第六からエリアが広くなるらしい。具体的に言うと、ボスが居る場所を完全に把握していて、エリアクリアに一日かかる広さ、らしい。途中でいくつか休憩する場所があるため、そこで休憩して進んでいく。《ブラッディフォレスト》の洞窟のような場所がいくつもある、って事だな。

 

 これからやることを相談し、俺達は虚空のパーティーに入った。一応、パーティーメンバーの名前やステータスを紹介しておこう。パーティの仲間のステータスはある程度見ることが出来るからな。


―――――――――


Name:虚空〔パーティーリーダー〕

Lv63

Weapon:槍『逆槍・業』


Name:かにや〔サブリーダー〕

Lv54

Weapon:双剣『大鍬形』


Name:スマート

Lv51

Weapon:片手剣『ティアーズ』盾『スターアイズ』


Name:カケヒ

Lv50

Weapon:斧『バーバリアンズアックス』


―――――――――


 虚空のレベルがずば抜けて高いな。ほかの連中もレベル50以上。全員がそれなりの実力を持っているようだ。この面子なら《ワームフォレスト》でリュウとリンをカバーしながらでもクリア出来るだろう。


 かにやさんは二十代ぐらいいの人で、特徴は背が低い事だろうか。この人は話すときに俺を見上げる形になるんだが、何故かイラッとくる。何というか、上手く言えないが常にどや顔をしているような顔だ。顔文字にありそうだな、と思った。

 スマートさんは名前の通りに身体が細い。かにやさんと同じくらいの年齢だと思う。身体が細くて背が高い。因みに男性だ。

 カケヒさんは頭が少しハゲている眼鏡を掛けた中年の男性だ。スマートさん程ではないが身体が細く、何というか弱そう。動きがくねくねしていてオカマっぽくて少し気持ち悪い。

 この三人はさんをつけて呼ぶが、虚空は呼び捨てにする。何故か。イケメンだからです。


 

 その後、俺達はワープゲートを使って《ワームフォレスト》に移動した。

 移動中にかにやさんが《ワームフォレスト》について話してくれたので、それをまとめるとこんな感じだ。


 《ワームフォレスト》に出てくるのはエリアの名前通り、虫系のモンスター。麻痺、毒属性のある攻撃をしてくるモンスターが多いから、回復アイテムはちゃんと揃えた方が良い。モンスターの外見が非常に気持ち悪いから心の準備をしておいた方が良い。昔、攻略組が《ワームフォレスト》に入ったときに、女性プレイヤーや虫嫌いのプレイヤーがエリア内でパニックになって大量の犠牲者が出たようだ。

 馬鹿みたいな話だけど、当人にしてみれば大変な事だったんだろうな。

 ボスモンスターとは二回戦うことになるらしい。一回目は巨大な人面芋虫。名前はクリィーピィーワーム。巨大な芋虫の体に巨大な人間の顔と二本の腕が付いているらしい。

 ……かなり気持ち悪いな。

 一度倒すとクリィーピィーワームは逃走、エリアの最奥部でもう一度戦う事になるようだ。その時にこいつは芋虫から蝶に成長するらしい。その時の名前はクリィーピィーバタフライ。巨大な人面蝶。羽から毒、麻痺状態になる鱗粉をまき散らしてくるらしいので、注意しなければならない。

 まあ俺は《毒耐性》《麻痺耐性》のスキルを持っているからそこまで気にする必要はないと思うけど。

 因みにリンはこの話を聞いて顔を真っ青にしていた。こいつホラー系だけじゃなくて虫も嫌いなのか。まあ虫が好きな女の子なんてそんなに居ないと思うけど。

 因みに俺も虫は大嫌いだ。昔部屋にいたカメムシをティッシュで来るんでトイレに捨てようとしたとき、力を入れすぎて潰してしまったときから、虫が苦手になった。あの体がつぶれるコリッていう感触が今でも忘れられない。

 …………。

 こんな調子で本当に大丈夫か……。ちょっと不安になって来たな……。


 



短くてすいません。


もう数話でパーティー編が終わってイベント編に入る予定です。

二つ名持ちVS暁。

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