とある魔術と、とある科学を合体させました。下手ですがどうぞ見てください。
少年との出会い
とある幻想の未知交差
第一話
少年との出会い
東京西部を再開発し、都の三分の一もの面積を誇る学園都市。
そして今は夜の9時、学生たちが寮に帰りそれ以外の人たちが家に帰る中、
ある街並みの一角に三人の男に絡まれる一人の少女がいた。
少女の名前は佐天涙子。
ごく普通の中学生だ。
いつもならこの時間寮でテレビを見ながら過ごしている彼女なのだが、この日は違った。
ちょうど冷蔵庫に食材がなく店も閉まっているだろうと思い、近くのコンビニで何か買おうと寮から出たのだ。
その結果こうなってしまった。
佐天はビクビクしながら黙っていると三人の内の一人が佐天に迫り寄ってきた。
「ねぇ?俺たちと一緒にどっか行かない?」
「いえ…私、今から帰るんで…」
「そんな事言わずにさぁ」
佐天は男の誘いに断わろうとするが男たちにいっこうに退く気配はない。
(ど、どうしよう………)
佐天はうつむいた状態で泣き出しそうになったその時、
「おー、いたいた!」
男たちの背後から別の男の声が聞こえてきた。
男たち三人は後ろに振り返り、佐天も同じように視線を声が聞こえてきた方向に向けると、
そこには、学生服姿の黒髪のツンツン頭をした少年が立っていた。
男たちはあン?と眉を寄せる少年を睨み付けるが少年はそんな男たちに見向きもせず、
「こんなトコにいたのかー」
何が何やらと混乱している佐天に話し掛け、手を握ると、
「ダメだろー、勝手にはぐれちゃー。いやー、連れがお世話になりました」
はい通してー、っと言いながら佐天の手を引っ張りその場から抜けようとした。
しかし、そうも上手く行くわけもなく…
「待ちな」
男たち三人は少年の前に立ちはだかった。
そして、
「テメェ…何調子にのってんだぁ?」
「ナメてっと潰すぞコラァ!」
「さぁ、早くそこの彼女の手を離しな」
男たちはそう青筋をたてながら少年に向かって迫り寄ってくる。
このままじゃ、この人が……、佐天は少年に逃げて貰おうと手を離そうとした、
その時、
「はぁ……しゃーねえなあ〜」
少年は片方の手を腰につけながら息を吐いた。
そして次の瞬間、
ダダダダダダダダダダダダダダッ!!!!
少年は佐天の手をしっかりと握りながらめっちゃ速く逃げた。
そして今はあそこから離れた広場で佐天と少年はゼェ、ゼェ、っと荒い息を吐きながら立っていた。
「はぁ、はぁ、大丈夫か?」
少年はいまだ荒い息をする佐天に尋ねる。
「ハ…ハイ、………」
佐天は乱れた髪を整えながらそう答えた。
しかし次の瞬間、
「ナメてんじゃあねーぞ…カスが」
突然のどす黒い男の声が佐天は胸が締め付けられる感覚がした。
少年は舌打ちをしながら後ろに振り返り、佐天も同じように振り返り男の声が聞こえてきた方向を見ると、
そこには撒いたと思っていた三人の男がいた。
すると男の一人が一歩前に出ながら、
ボォウ!!
赤い炎を手のひらから出した。
能力者!?……佐天は目を見開き、つい自分との差を比べてしまった。
「兄貴はレベル3の発火能力者なんだよ」
「兄貴にふざけた真似したからには死亡フラグ確定だな」
他の男二人がゲラゲラと笑いながら少年と佐天に指を指す。
そして炎を手のひらに溜めている男は、
「ナメた真似した罰だ………死ね」
口元を歪めながら炎を佐天と少年に向けて放った。
炎は真っ直ぐ風を突き抜ける音を出しながら迫ってくる。
佐天はダメだ!!っと思い目を瞑ったその時。
ブウゥン!!
聞いた事がない音が響き渡った。
佐天は目を開けて視線を目の前に向けると、
そこには迫り狂う炎に右手を突きだした少年が立っていた。
佐天は唖然とした。
何故なら少年の右手に当たった瞬間、炎は跡形もなく消えたからだ。
そして炎が消えた事により男三人の顔が見えた時には唖然とし表情をしていた。。
そこで少年が動いた。
少年は目の前の男たちに向かって走りながら一人の男の腹に力強く蹴りを入れる。
「ぐわぁ!!」
蹴られた男はあまりの強い蹴りに酸素を吐き出し倒れた。
しかし少年はそれを気にすることなくもう一人の男に左腕を振り上げ顔面に拳を入れた。
ドゴォン!!
鈍い音が聞こえた。
骨と骨がぶつかり合った音だ。
そして、残るはレベル3の男となった。
「な………何なんだよ………テメェ………」
男は怯えながら少年から離れようとするが少年は男に近づいて行く。
男は手のひらから炎の出し、少年に放つが、
パキィン!!
少年の右手に当たった瞬間に消滅する。
男は何かを叫んだが少年は聞こうとはしなかった。いや、聞く気もなかった。
ただ右腕を振り上げ男の顔に力強く握った拳を叩き入れる、ただそれだけだった。
ドゴォン!!
男たちを倒し警備員に連絡した少年は佐天と一緒に公園の水道前にいた。
少年は男たちを殴った事で右手に赤い血を流している。
少年としては早く帰りたかったのだが、佐天に菌が入るからとか何とか言われ、公園の水道前まで連れてこられた。
そして水で流し終えた少年に佐天は言う。
「すごいですね……」
少年は、え?っと言いながら佐天に振り返る。
「私みたいなレベル0じゃあ、どうする事もできなかったのに……やっぱり御坂さんやあなた見たいに能力がないとダメなのかな…」
佐天は少し暗い表情をしながら流れ出る水に目を向ける。
すると少年は、
「何言ってんだ、お前?」
キョトンとした表情でそう言った。
佐天は予想外の言葉に、えっ?と言いながら少年に視線を向けた。
「レベル0とかレベル3とか関係ねーだろ、助かったんだからそれでいいじゃねーか」
「え………でも……」
佐天は納得がいかないという表情を見せる。
少年は息を吐き、
「それにレベル0なんかどこにでもいるんだからさ、俺も含めて」
腰に右手をつきながらそう言った。
佐天は、え!?………だってさっき…っと驚いた表情を見せた。そしてレベル3の炎を消した事を思い出し、真意を確かめるため少年に尋ねようとした。
その時、
「ぎゃあああああああああああああああ!!」
突然、少年は頭を抱えながら叫びだした。
佐天はビクッ!!としながら、ど、どうしたんですか!?と尋ねると、
「食材がないから9時半には戻るって言ったのに戻る所か、買い物するの忘れ……って今何時!!」
そう言いながら少年は公園にあった時計に視線を向けた。
そして時間は…
十時を過ぎていた。
………………………………………………
「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
少年は叫びながら何処かに行ってしまった。
佐天はポカーンとした表情のままその場で立ち尽くしていた。
ちょっとした話。
「お願いですインデックスさん、どうか…ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ほとんどの店が閉まっていたのと、財布を忘れてしまったため何も変えなかった少年は少年は白い修道服の少女に噛みつかれた。
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