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追跡者
作:ぁぃり



第14話:決死の救出!


俺達は東の方向にある小屋に向かっていた。


「おい!あれじゃねぇか?」


十弥はそう行って少し遠くにある小屋を指指した。


「あぁ、間違いない!俺が見たやつと同じだぜ。」


しっかし…これのどこが小屋何だよ?
むしろ…屋敷って言った方が正しいんじゃあないか?

「ここに本当に十弥の車があるんだな?だったらこれで終わりにしよう。」


「おうよ!皆無事に帰ろうぜ!」


「ふん。まぁ、さっさと終わらせようぜ?」


「絶対に皆で帰ろうねぇ!?」


「私は皆と一緒に帰りたい。」


俺達はそれぞれの思いを胸に秘めながら…屋敷の前へと立ち止まった。


立花が目の前にあるシャッターの前に行って、こう言った。


「ん?確か…ここに車があったと思うんだが…どうやら、このシャッターは内側からしか開かないようだ。」


「だったら、屋敷に入るしかないな?」


俺達はそう言って、屋敷の中へと入った。

中に入ると中は…ひどく荒れ果てていた。
テーブルが壊れ、鏡が割れていて、窓ガラスが割れていて、そして…何よりも血の匂いがしている。
俺は下を見てみると…そこにはまだ新しい血痕が残っていた。


「おい?これを見てみろ、恐らく…ヤツの血だろう…ヤツはここに居る。」


もしヤツに見つかると厄介だ俺達の武器が残り少ないので…今度は抵抗できない。
俺に至っては…弾丸が一発入ったリボルバーが頼りだ。


「とりあえず…慎重に進もうぜ?」


立花がそう言って、前に進み始めた。


「ねぇ?竜也。あたし……本当に怖いよ…。」


恵理菜が泣きながらそう言ったので、俺はこう言った。


「恵理菜?大丈夫か?俺から離れるなよ!」


「うん…。」


そう言っていると…どうやらさっきのシャッターの内側に来たようだ。

置いてあるのは俺達の車と誰のかわからないバイクなどが置いてあった。


「おぉ!間違いない!俺の車だ…車を出す準備をする。」


そう言って十弥は車に乗り込んだ。


「じゃあ、俺はシャッターを開くとするか。」


立花はシャッターを開くボタンを押した。

すると…ガラガラガラと音を出しながら開いている。
俺はというと…近くに置いてあった、椅子に腰かけている。
加織は十弥と一緒に車に乗っていた。

その時!!!?


「キァァァー!!」

パンパン

と恵理菜の悲鳴と銃声が聞こえた。


「恵理菜!!」


俺は必死に叫んだ。
だが…返答はない……いやっ…

「助けてー竜也!!」


と確かに聞こえた。


「俺は恵理菜を助けに行く!」


すると立花はこう言った


「俺も行く。」


「駄目だ!お前はここに残っていてくれ!」


俺はそう言って、声がした方向に走った。


「チッ…どこにいるんだよ?恵理菜どこにいるんだー!?」


走っていると…下へと続く階段から何か音が聞こえたような気がしたので俺は下へ向かった。


くそっ!どっちに行ったんだよ?
このままじゃあ、ヤバい。

とっさに右へと曲がると扉が開いている部屋が見えた。
俺はその部屋に入った。

その部屋は薄暗く、何かの気配もするような気がする。
俺は慎重に一歩ずつ進んだ。


その時!!!!

背中がゾクッとしたかと思うと

パンパンパン!!

と暗闇から発砲してきた。
恐らく…ヤツだろう。
しかし、銃を持っているとは厄介だな。
何とかしないまずいな。


パン!!!


「ぐわっ!!」


しまった……左肩に命中してしまった。
俺は地面に倒れこんだ。

ヤツが

ガチャガチャ


と足音をたてながらこちらに近づいて来るのがわかる。


そうこのわかった時こそチャンスなのだよ!!

俺はナイフを取り出し、ヤツに向かって投げつけた。

「オオォ…クッ…アァ。」

どうやら顔に命中したようだ。

俺は今の内に奥へと進んだ。

少し進むとそこには恵理菜が倒れていた。


「おい恵理菜!起きろよ!!」


俺は恵理菜の体を揺すった。


「ん……竜也。助けに来てくれたんだぁ…よかった。本当に大好きだよ。」


「よかった。俺も大好きだ。それより歩けるか?」


「ちょっと…無理かも…足を打撲しちゃったかも。」

俺は恵理菜を抱えて、走り出した。













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