第1話:親友の誘い
あの時に体験した俺の恐怖を話そうか。
俺の名前は前田 竜也だ。
あのとき18歳で高校3年だった。
いつも通り家で音楽を聞きながら、ソファーに座っていると、携帯電話が鳴った。
面倒ながらも受ける事にした。
「もしもし。」
「おう!!竜也。」
電話をしてきたのは、俺の親友の田中 十弥だった。
「どうした?十弥。」
「明日、時間空いてるか?」
「空いてるけど、何かあるのか?」
「あぁ。ちょっと遠くの方の村にキャンプに行こうと思ってな。」
キャンプ?十弥の事だから恐らく余計な事を考えているだろう。
「本当にただのキャンプか?」
思わず聞いてしまった。
すると十弥が
「へへっ。やっぱりバレたか。実は他にもメンバーを誘っておいたんだ。」
何だ、それなら何も無いんじゃあないか。
「ちなみにお前の彼女の眞島加織も誘っておいたぞ。」
コイツ…やはり余計な事を…。
「十弥!何で加織を誘う必要があるんだよ。」
「お前のためだ。じゃあ、そういう事だから明日、俺の家の前に8時に来てくれ。じゃあ、また明日。」
「あぁ、じゃあまた明日。」
そう言い終わると俺は電話を切り、ベットに向かった。
「まぁ、たまにはキャンプも悪く無いか。」
明日は早いから、もう寝よう………。
この時、俺はあそこに行ってしまったために世にも恐ろしい体験をしてしまったのだった。 |