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200文字小説集 vol.2

秋の夜は人恋しい(200文字小説)

作者: 日下部良介

 秋の夜は人恋しい。


 何気なく彼女にメールをしてみる。

『何してる?』

 返事はない。

 こんな夜はビートルズでも聞きながら、物思いにふける。


 インターホンが鳴る。

 新聞の勧誘だった。

 断りきれずに3か月だけ契約する。

 お礼にと映画のペアチケットをもらった。

 今度の休みに彼女を誘ってみよう。


 またインターホンが鳴った。

 今度は何の勧誘だろうか…。

「何度もメールしてきて、うざいよ!」

 彼女だった。

「面倒だから一緒に住んであげる」





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― 新着の感想 ―
[良い点] ストレートな彼女が、なんか爽快な気分にさせてくれます。 [一言] あれですね、今流行りのツンデレってやつですね! まだ流行ってますよね? それはさておき、新聞の勧誘が断れないの一文が、彼…
2015/11/06 19:30 退会済み
管理
[良い点]  彼女に会えない寂しさが伝わってきます。 [一言] 女性は勇気ありますね。
2015/11/06 18:27 退会済み
管理
[良い点] 秋の陽は、つるべ落としと申します。 恋人達にとってはウフフな時間が早まるわけで、 冷たい北風が吹き始めるのに暑苦しいようで、すぐに脱ぎたがりますね。 待合は 人目気にして 指合図 現在…
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