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読了時間:約1分(200文字)

電気羊と温かい手 【二百文字小説】

作者: 維川 千四号

 前作『電気羊の夢』の続きとなります。




 頬を殴られました。


 もちろん、私は痛みを感じません。それどころか、殴ったマスターの方が痛いはずです。

 それなのにマスターは何度も「バカ」と殴るのです。


 痛くはありません。ですがその涙を見ると、どこかが痛むのです。

 やはり私は故障しているのでしょうか。初期化すべきではないでしょうか。


 そう訊くと、マスターは「帰ろう」とだけ言いました。


 よく分かりません。

 ですが、差し出されたその手の温かさだけは、理解できました。



 これにて、完結。

 二部作で合計四百文字小説になってるのは、気にしないでネ☆



【蛇足】

 この二部作では、年齢・性別などを一切表現していません。

 あなたの想像した『私とマスター』の関係が、正解です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 暖かい話ですね。 良い主人で本当によかったです。ほっとしました。 ふたりの関係性がすてきです。 続編、と聞いて飛んできました(笑) ほっこりさせて頂き、ありがとうございました(*´▽`*)…
[良い点] 二百文字小説は前々から気になっていたんですが、面白いですね 今度やってみようかと思います [一言] 電気羊の正体が分からなくてすごくもやもやしていますどうにかしてください! 家電っぽいこと…
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