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パルクール・サバイバーRe:System 作者:桜崎あかり

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蒼の提督


 5月4日午後1時30分、サマーカーニバルの現役メンバーが襲撃を受けた。
これを聞いた秋元は事務所へと緊急連絡を取ろうとする。
「馬鹿な――この距離で圏外になるだと!?」
 秋元が焦るのも無理はない。
彼がいる場所は秋葉原の劇場近辺であり、一連の襲撃事件対策で特別な電話以外は公演中限定でジャミングが入るようになっている。
逆に言えば、このジャミングシステムが逆に仇となる場合も存在するのだが……。
「こんな時に誰が――!?」
 もう一つのスマートフォンはジャミング対策がされていて問題はない。
この場所でスマートフォンを取る訳にもいかない為、別の場所へと移動してから出る事にした。その場所はスタッフ控室である。
「サマーカーニバルの襲撃事件をニュースで聞いた。あれは、一体どういう事だ?」
『こちらも使用された物が違法ガジェットではない為、調査が出来ない。おそらく、以前の襲撃事件と同じ犯人と考えられる』
 電話の主はソロモンだが、ソロモンが何処にいるかは秋元にも分からない。
ソロモンの方は今回の事が『既に起こる』と確信したかのように落ち着いているのも気になっていた。
そこで気付けばよかったのか、予測可能回避不可能だったのか――それは誰にも分からない。
「以前? ああ、あの芸能事務所か。こちらの特殊なコントロールシステムで口封じを行った――」
『成程。あの一件はマインドコントロールを利用したのですか。それならば、色々と納得できる個所も浮上しますね』
「貴様、一体何者だ?」
『気づくのが遅いですよ。あなたは超有名アイドルを有名にさせようと、強引な手段を用いて他のコンテンツを駆逐しようとした。それは、超有名アイドルファンが幸福であると強調されたディストピア―』
「反超有名アイドルのテロリストか!?」
 ソロモンの口調がだんだん変化していき、それに気付いた秋元は慌て始める。
まさか、あの事も向こうには筒抜けなのではないか?
『反超有名アイドル? 残念ながら、私はそちら側の人間ではありません。あなたは真実を知ることなく、間もなく来るコンテンツガーディアンに拘束されるのは確実。こちらの想定していたシナリオとは違いますが、末路としては同じなので、これで我慢する事にします』
「末路? お前もアカシックレコードにアクセス……まさか、貴様は阿賀野菜月なのか!」
『残念ながら、彼女はこちら側の人間ではありません。むしろ、あなたが一番懸念していた反超有名アイドル側の人間です。私は、コンテンツガーディアンに近いというか―』
 ソロモンは他にも何か伝えようとしたが、秋元の入った控室の中にコンテンツガーディアンが突入してきた。
どうやら、秋元を拘束する為に何者かが呼び出したらしい。呼び出したのは、おそらく――。
「イリーガル、お前には超有名アイドルを利用した国家転覆計画の――」
「ソロモン、図ったな!!」
 秋元の叫びが彼の耳に届く事はなく、秋元は無抵抗のままにガーディアンへ連行された。
このニュースは逮捕直後にニュースが速報を打つと思われたが、テレビで触れられる事は一切ない。
実は秋元に関して、メディア側もニュースとして扱うと『サマーカーニバルを初めとした超有名アイドルの宣伝活動を疑われる』と言う理由があり、何処も報道できない状態になっている。
名前の使用料を取られるという理由ではないのだが、秋元がメディアから距離を置かれていたのは、この為だろう。
芸能事務所で黒い噂があったのは、秋元の所だけではないのだが――それは巧妙に情報操作がされており、この段階では発見できなかったという。


 同日午後2時、秋元逮捕のニュースはパルクール・ガーディアンの耳に入る。
そして、ニュースに喜ぶ者、複雑な心情を表わす者、さまざまだった。1勢力が壊滅しても、第2、第3と繰り返される認識があるのかもしれない。
「遂に秋元が捕まったか。警察に捕まって連鎖的に裏金作りを計画した政治家が一挙に捕まると思ったが」
 帽子を深く被った白提督は少し残念そうだった。しかし、他の白い提督は秋元の逮捕を歓迎する動きのようだ。
「彼の逮捕によって、コンテンツ正常化が一歩前進するのは間違いない。彼の存在こそが、日本のコンテンツが海外に劣ると言う印象を与えるきっかけになった。金が全てと言う時代は終わったのだ」
「しばらくすれば、与党政治家の逮捕も始まるだろう。これによって、東京で行われるスポーツの祭典等にも影響力を持った政治家にも打撃を与えられれば―」
「日本には超有名アイドルという広告塔が存在し、彼女達が日本の政治を意のままに動かしている―こうした勘違いが各地に広まっている限り、コンテンツ正常化を期待するのは不可能だろう」
「全てをリセットする為のパルクール・ガーディアン、コンテンツガーディアン、それに加えてアキバガーディアンも――」
「アキバガーディアンは、コンテンツガーディアンの前身組織だが」
 提督たちの話も色々な部分で盛り上がりを見せている。
それ程に秋元の逮捕はコンテンツ業界にとっても一歩前進した事になるからだ。
しかし、ある人物の取ったスマートフォン、その電話の主が衝撃の事実を告げた時、空気は瞬時に変化する事になる。
「!? それは、どういう事だ?」
 中村提督は電話の主が話した事を信じられないという表情をしていた。
これを見た周囲の提督も静まったのである。それ程に衝撃のニュースが飛び込んだらしい。
『コンテンツガーディアンが拘束した秋元は、既に彼らの手を離れている。何者かが救出をしたのか、それとも別の理由を付けて引き渡し拒否をしているのか』
「暗殺でもされたのか?」
 電話の主は中村提督の一言を聞き、周囲の何かを確認してから落ち着いて話を進める。
どうやら、電話の主がいる場所は秋葉原にあるガーディアンの本部らしい。
『それはありえないだろう。そうした手段を使って超有名アイドルを解散に追い込んだとしても、それは暴力による弾圧と変わらない。そうしたら、コンテンツ戦争が起きるのは避けられないだろう。それこそ、ARシステムが禁じている軍事転用に違反する』
「それは、こちらも分かっている。そこまで発展したら、アカシックレコードの方も黙っていない。戦争と言う動きに発展する前に舞台装置を動かすのは間違いないだろう」
『舞台装置? 一体、何を言っているのか――』
「気にするな。こちらの独りごとだ」
『それならば特に言及はしない。しかし、AI事件の様な事が繰り返されれば、日本のコンテンツが信用を落としかねないだろう』
「ああ。悲劇は繰り返されるとしても、それを食い止める事は出来る。我々が圧倒的な存在に屈する事をしなければ」
『それならば一安心だ。中村提督、こちらの方は何とかしてみる事にしよう』
 そして、電話の主は通話を切った。
男性の声であったのは間違いないのだが、ガーディアンの関係者ではなくパルクール・サバイバー側の関係者かもしれない。
彼は名前を名乗っていない為、提督たちには誰なのかは分かっていないが。


 同日午後2時10分、先ほどの電話を切った人物は小野伯爵である。
何故、彼が提督とのホットラインを持っているかは分からないが、元提督の可能性もあるかもしれない。
「この事は他の提督にも報告をするべきか――」
 電話を切った後、黒の提督服に黒マントという服装の小野伯爵は周囲が慌ただしくなった事に対して不信感を抱いていた。
この場所は本来であれば超有名アイドル勢が足を踏み入れないエリア。
そこに一部のBL勢やカップリング勢等が姿を見せているのは、どう考えてもおかしい。
「あの孔明と言う人物の影響で、指揮系統が混乱している」
「奴の狙いは何だ? チート勢は我々に近い味方なのではないのか?」
 チート勢が突如として裏切りとも言える行動を起こした事に対し、超有名アイドルファンは不安を隠せない。
そして、それを主導しているのは孔明だったのである。
「あれは、もしかして」
 小野伯爵がペンデュラムを通して発見した人物、それは秋元だったのだ。
何故、拘束されたはずの彼がこの場所にいたのか。更に接近を考えていたのだが、ある人物が同じ場所に来た事で介入を断念する。
「このノイズは――間違いない。お前が本物のイリーガルだな」
 姿を見せたのは、7メートル強と言う中型ロボットに乗ったナイトメアである。
彼は別のARゲームで現れた偽者を駆逐していたのだが、偶然にイリーガルを発見して驚いていた。
「ナイトメアが出てくるとは。しかし、私はまだ超有名アイドルの全次元征服を諦めたわけではない!」
 イリーガルが指を鳴らすと、突如としてステルス迷彩を解除したかのように武装した超有名アイドルの候補生が現れ、ナイトメアの行く手をさえぎる。
この候補生は、試作型のガジェットを装備しており、その能力は通常ガジェットの10倍と言われている。
しかし、体力の消耗も非常に激しく、運用できたとしても3分が限界だろう。
そのようなガジェットに超有名アイドル候補生を実験台として利用していた。
この事実はナイトメアにとっても衝撃であり、それ以外の勢力も非人道的とイリーガルを非難してもおかしくはない。
「イリーガル、貴様と言う奴は!!」
 ナイトメアは装備されているビームライフル、レールガン、スナイパーライフル等を一斉発射し、超有名アイドル勢を瞬時に沈黙させた。
それも、わずか30秒弱――いくらチートを持ち合わせたアイドルでも、ナイトメアの前ではWEB小説の戦闘描写が特になく、秒単位で撃破されるような戦闘員並――。
しかも、ピンポイント射撃のソレはチートを使っての物ではなく、明らかに歴戦のプレイヤーが見せる動きだ。
超有名アイドル勢、アイドル候補生は両者とも回避行動は取ったのだが、それさえも無駄に終わる展開となった。
起動停止したガジェットは再起動せず、そのまま沈黙をしている。
どうやら、使い捨て系のガジェットだったのか、機密保持なのか――。
「貴様と言い、孔明と言い……チート勢力は我々の味方だったはず!」
 イリーガルの一言を聞いたナイトメアは何かの疑問を持つ。
本来は戦闘部隊で参加していないはずの孔明の名前が出てくる事、それが彼にとっての疑問だった。
「孔明に関しては、我々は関与していない。勘違いではないのか? 有名武将の名前を持つプレイヤーならば、他のARゲームでも多数存在する」
 ナイトメアがイリーガルの一言に反論するのだが、向こうは問答無用と言う状況である。
「成程。チート勢力も、超有名アイドルに従っている形を取っていただけか。つまり、超有名アイドル勢力の行っている事が全て政府公認のグレーゾーンだったという――」
 何かを確認した小野伯爵は、その場を離れて秋葉原駅へと向かう。
マントにはステルス能力はないのだが、彼の姿を見て密告をしようと言う勢力は誰一人としていない。


 同日午後2時30分、中村提督は他の提督をすべて集めて緊急会議を行う事にした。
潜入班を初めとした一部メンバー以外の非番提督が一堂に集まる。その数は200人規模。
「緊急会議とは言ったが、難しい事は要求しない」
 20秒程、中村提督は沈黙する。そして、周囲には緊張が走った。
他の提督は中村提督に視線を向ける提督もいれば、目を閉じる提督もいる。
「選挙で投票に行かずに流れに身を任せるような時代……それが秋元のような人物を生み出す原因となった!」
 この一言を聞き、その通りだと考える者が提督の名前を呼ぶ。そして、周囲はいつの間にか無数の拍手で包まれたのだ。
「我々は秋元の生み出した超有名アイドルによるディストピアを打ち破るのだ! 他のアカシックレコード世界では、超有名アイドルのディストピアを打ち破った者もいる! これは、不可能と言うレベルではない。強い意思があれば、不可能は可能にできる!」
 そして、中村提督を初めとしたメンバーがガジェットを装着し、一斉に出撃をする。
向かう場所は秋葉原にあるパルクール・サバイバーの新コースだ。


 同日午後3時30分、中村提督と同じ青い提督服を着た女性が秋葉原に姿を見せた。
彼女の目的は超有名アイドル勢の動向を見る為もあったが、内山提督の連絡してきた情報も気になっている。
その為に、中村提督の指示で秋葉原へと急行したのだ。
彼女はパルクール・サバイバーでは使用しないロボットタイプのガジェットを装着して、秋葉原までやって来ている。
警察等に職務質問される事無く、無事に到着できたのは奇跡的と言ってもいい。
「これが超有名アイドル勢等も恐れるプロトタイプガジェットか。これも、アカシックレコードで描かれていたフィクションの世界―」
 色々な事を考えつつ、提督の言っていた事が事実ではないと祈りたい。
一方でイリーガルを拘束出来なかったのは失敗と彼女は思っていなかった。
「イリーガルは異質な存在。あの人物を捕まえる事は、もしかすると不可能と言う可能性もあるかもしれない」
 彼女の名は花澤提督、使用しているガジェットはスペリオルフォースである。
別の世界ではホーリーとも言われていたのだが、この世界ではクラシックガジェットとなってしまっている。
クラシックガジェットはARゲームで使えないという訳ではないが、技術面が色々な意味でも現在のガジェットに合わせる事が不可能となっていた。
その為にクラシックガジェットと区別化し、現在のARガジェットとは互換性を持たない――。その為に旧式ガジェットはクラシックと区別されている。
しかし、実際は違っていた。クラシックガジェットはARガジェットのオリジナルと言える存在であり、そのシステムをダウングレードした物とネット上では言われていた。
これが事実だとはガジェットの流通規模的な意味でも、誰も信じないようだが――。
秋元逮捕のニュースが報道されたのは2時間30分後の午後4時、この頃になるとニュース番組でもトップニュースとして秋元逮捕を報道する。
それに加え、サブカルチャーの専門家を呼び、超有名アイドル商法の批判合戦となった。
その光景は、今まで秋元がやっていた事に対するブーメランとも言える展開だったのは間違いない。
しかし、このような非難合戦があったとしても超有名アイドル商法は一時的に衰退したとしても、復活するのは一瞬。
【秋元も警察に逮捕されたのではなく、コンテンツガーディアンに拘束されたのか?】
【ニュースでは逮捕と言われている。コンテンツガーディアンの『コ』の字も出てこないのは気になる】
【コンテンツガーディアン自体が影の組織と言う印象であり、ネット上にも情報が出てこない】
【ホームページはあっても『コンテンツ流通の正常化を妨害する存在を排除する為の組織』としか分からないのも―】
【超有名アイドル商法はレコード会社の大手等が使っていたというのもあって、動けないというのもあったからな】
【非BL作品をBL作品と認識させるような改変―これもコンテンツガーディアンが動くきっかけになった事件だった】
【某漫画作品の脅迫事件だな。アカシックレコードにも似たような事件は書かれていた。アレがフィクションとは思えないが】
【アカシックレコード、それは謎のサイトに存在する謎の小説。そして、それを書いた人物も詳細不明。あれは阿賀野が書いたとばかり思っていたが】
【阿賀野の名前が知れ渡ったのと、アカシックレコードが確認された時期には開きがある。阿賀野もアカシックレコードを探している以上、彼女が書いた本人とは思えない】
 その他にも色々なつぶやきがサイト上に書かれ、そこでアカシックレコードの名前を知ったというネット住民もいた位である。


 同日午後4時10分、本物のイリーガルは芸能事務所へ戻っていた。
そして、マスコミに対して一連の事件に関係した書面を送っている。
【全ては逮捕された支配人による単独犯であり、それに加えて男性アイドルユニットが協力した物。サマーカーニバル及びサマーフェスティバルは無関係です】
 簡略化すると、このような内容である。
それがテレビ局や新聞社、出版社等に送られて――下手をすれば、ネット上のまとめサイトにも流れている可能性があった。
マスコミがスクープしようとした情報も全ては無駄になったのである。一種のステマを阻止したともネット上では言われているが、定かではない。
「これだけの証拠があるのに、掲載すれば国家反逆罪に問われるとか―」
「やはり、政治家が関係するという部分は真実らしい。総理大臣が裏にいたら、冗談ではすまされないぞ」
 スクープを週刊誌に掲載しようとした編集長も、さすがに頭を抱える位の書面が送られてきたのだ。
下手に超有名アイドル批判と判断される記事を掲載すれば、国家反逆罪に問うと。
「これでは魔女狩りではないか。過去のAI事件と同じ事を繰り返そうとしているのか!?」
「何としても、この記事を掲載したいのだが―?」
 別の記者が、あるサイトを発見して編集長に耳打ちをする。
このサイトを偽装してスクープをばら撒けば、間違いなく超有名アイドルの不祥事を表面化出来ると考えたのだろう。


 同日午後4時30分、そのサイトは突然公開された。内容は超有名アイドルの不祥事、その事実をまとめたサイトだと言う。
【このスクープは、間違いなくサマーカーニバルとフェスティバルか?】
【そうとは限らないぞ。グループ名はあからさまに違う。グループ45は存在しない架空のアイドルだ】
【何処かのアニメやゲームで使われているグループ名とも違うのを見ると、このサイトはフィクション前提じゃないのか?】
【阿賀野菜月の言動と似ているというか、なりきり系アカウントやなりすましのそれとは違う。巧妙につくりこまれている】
【逆に、阿賀野の方が窮地に立たされるだろうな】
【サイトの管理人は阿賀野ではないらしいが、どう考えても小学生や中学生が作れる規模じゃない】
 サイトには小学生、中学生、高校生が共同で作成した事が書かれている。
管理人の名前はなく共同管理人としてラグナロクという名前があった。
【間違いなく、これを仕掛けたのはマスコミだ。マスコミが自分達に都合の悪くなった捨て駒を切り捨てる―】
 ラグナロクと言う名前に思い当たる節を見つけた上条静菜かみじょう・しずなは、自分の考えている事をつぶやきとして書き込む。そして、ネット上へとアップを始めた。
【結局、与党には政治を動かす事は出来なかったという事だ。再びディストピア社会を作りだした事に加え、何処かと争いを仕掛ける為だけに自分達の都合のよいルールを付け加える―】
【このようなやり方を認めてもよいのか。それは、過去にAI事件が行った事と同じ―コピペと言っても過言ではない】
【歴史は繰り返される。繰り返す事自体に問題はないが、この繰り返しは悪質なループと言ってもいい。全ては超有名アイドルの筋書き通りに動いているのは―】
 上条もだんだん白熱していき、遂には自分でAI事件に関して表に出してしまったのだ。
「ダミーサイトが次々と展開されている。まさか、情報戦を展開しようと言うのか?」
 上条のつぶやきを真に受けた者は、今回の件を超有名アイドル勢の仕業と思うに違いないだろう。
仮に『芸能事務所の陰謀説』や『ライバル企業の仕業』と考える者も出てくるに違いない。
「AI事件も超有名アイドルの陰謀だったのか?」
 それに加えて、唐突に出てきたAI事件と言う単語がさらなる混乱を呼ぶ。 
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