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LEGEND『伝説』【輪廻の出会い】
作:なかたく



第4話〜船からの脱出〜


〜宇宙船 内部〜

「うわぁ。僕、宇宙船に乗ったの初めてだよ。」
「まぁ、それは俺もないんだけどさ。今の時代じゃ、乗ってないやつのほうが少ないって話だぜ。」
童心に戻ってややはしゃぎぎみのタイガにティレクは言った。
たしかに、タイガっちの生きている時代は、人々が宇宙に出るようになってからだいぶ年が経っている。
値段的にも、もちろん距離にもよるが、現代(自分たちの住む)の電車代を少し上げた程度である。
「ま、まぁ。それは仕方がないんじゃない?だって、僕たち自分で言うのもなんだけど・・・・・・・世間知らずだし。」
「おいおい。おまえはそうでも、俺はこれでも勉強してたほうだぞ。これでも、学年成績で常にベスト10に入ってたくらいなんだからな。」
「え!?そ、そうなの?」
ティレクの意外な一面を聞いて驚くタイガ。
それも無理はない。普段、美人な女性を見つけるなりナンパをし、チャラチャラとしているのだから・・・・・。
人は見かけによらないものである。





「あれが『スレイミア』行きの宇宙船か。」
「よっしゃ!早速作戦開始だぜぇぇぇぇぇッッ!!」
「作戦というより、破壊だがな。」
タイガたちが乗っている宇宙船より2万キロほど離れた場所に、3機の戦闘機がいた。
その3機の戦闘機が2万キロ先を航行している宇宙船に標準を定める。
「・・・・・よし。」






航行して10時間。乗客が疲れで眠っていたとき・・・・・

ドゴォッ

突然、船内が激しく揺れる。
その振動に乗客たちは強制的に目を覚めさせられる。
タイガたちも、当然ながら例外じゃなかった。
「なんだ!?」
「さぁな。ただ事じゃないことは確かだ。」
乗客たちが右往左往しているときに、アナウンスが流れる。
「乗客は、すみやかに非常用の小型船にお乗りください。繰り返します。・・・・・。」
いわゆる避難命令だった。
そのアナウンスを聞くや否や、乗客たちは悲鳴を上げながらおのおの小型船に乗り込もうとしていた。
「と、とにかく今は指示に従おう。ティレク!」
「ああ、しかたねーな。」
そう言うと、タイガたちも小型船に乗り込んだ。







〜小型船 内部〜

どうやらこの小型船は2人乗りらしい。
タイガとティレクが席に着くと、操縦席側に座っていたティレクが小型船を発信させた。

「・・・ふぅ。ひやひやものだったね。」
「まったくだ。初の宇宙船旅行が台無しだぜ。」
「いや。旅行じゃないから。」
ティレクにツッコミをしてから『スレイミア』行きの宇宙船を窓越しで見ると、宇宙船のあちらこちらから煙が出ており、正直宇宙の塵となるのはほぼ確定的だった。
「・・・・・・・・・・・。」
「大丈夫だって、タイガ。乗組員の連中だって避難したはずだ。」
「だといいんだけどね。」

宇宙船が宇宙の塵となったのは、その直後だった。
乗組員たちの無事は、絶望的だった・・・。












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