第45話〜そのころの病院、迫る脅威〜
一方こちらは病院。
「う”〜・・・。あ”〜・・・。オレンジの化け物があぁぁぁ〜・・・・・。」
ベッドでうなされているティレク。
その傍にはカイルとゴルドー。
「オレンジって、果物のことでしょうか?」
「いや。オレは違うと思うなぁ。」
大体想像がつく。・・・・・というか、タイガに教えてもらったので知っている。
オレンジ・・・・・オレンジ色の髪の少女M(仮名)にやられたのだ。
少女M(仮名)はティレクをボコボコにして気絶させた後、サンドバックの中に砂の代わりとして入れ、再び殴り続けていたらしい。
「あぁッ!!消火器ッ!!消火器いぃぃぃぃぃぃぃッッ!!!!!・・・・・ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!やめてくれッ!!オレンジイィィィィィ――――――――――ッッッ!!!!!」
カイルはだいたいわかっているのだが、ほんとに付き添いのみでやって来たゴルドーにとっては何を言ってるのかさっぱり。
「ランディ・ジョンソンがあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
消火器でも投げられたのだろうか。とある投手の名前を叫ぶティレク。
復活には、時間がかかりそうだ。
「やっほーッ!!ジークくん、元気してた〜?」
「・・・・・おまえは。」
とある洞窟。
そこに「冷氷のジーク」と、「魔女ウィズ」がいた。
「何用だ?」
「いやぁ〜。実はもう一度私たちに力を貸してくれないかなぁ〜、なんて思ってね。」
「・・・どんな依頼だ?」
「この前戦ったやつらのこと思えてるよね?」
「ああ・・・。」
「そいつらの抹殺って感じ♪この前は盗みだったけど、今回の人殺しだから、ジークくんも得意っしょ?」
「・・・・・。」
「頼むからさ〜、ね?」
色仕掛けのつもりなのか最後にウィンクをするウィズ。
「・・・・・・・・・・・・・・わかった。」
「さっすがジークくん♪じゃあじゃあ、私と一緒にレッツゴー♪」
ハイテンションなウィズについていくジークフリート。どうやら依頼に乗るようである。
・・・・・色仕掛けのせいかどうかは知らないが。 |