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LEGEND『伝説』【輪廻の出会い】
作:なかたく



第32話〜真夏のミステリー2〜


とりあえずお腹が減ったのでタイガは食堂に入る。
現在時刻は12:00。食堂はややがら〜んとしていた。
乗組員はタイガの知っている限りこれをもう少し足したくらいだったので気にしない。
「お、タイガじゃねーか。」
「ん、ラピスか。なんだい?」
「おまえ腹減ったからここに来たんだろ?一緒に食べようかと思ってな。」
「あ、うん。別にいいよ。」






「・・・ねぇ。ラピス。」
「あ、なんだ?」
ここでタイガは、『ラグナエース』で暮らしていて気になっていることをラピスに言った。
「ふ〜ん。確かに妙だな。言われてみれば確かに食堂に来るやつら、やけに多いよな。」
ラピスは注文した蕎麦をすすりながら言った。
「でしょ。現に今だって・・・。」
タイガは周りを見渡すのでラピスもそれにつられて見渡す。
現在12:30。タイガたち食べている間に、いつの間にか食堂は人であふれかえっていた。
「・・・・・どこにこんなにいるんだよ。ホントに。」
「居そうな場所なら、心当たりがあるんだよ。」
「え?」











「ここだよ。」
第4階層。『艦長ヴァカ』と書かれた紙が貼ってある扉の前へとラピスを招待する。
「・・・んで、なんでおめぇはあけねぇんだ?」
「いやぁ。艦長が言うには『あの扉を開けるなり警報装置が作動して謎の魔法陣が現れた後女装をした50歳サラリーマンの男性が現れ『何見てんのヨッ!!』と言われた後自分も女装への道を歩まなければならなくなるぞ。』らしいから・・・。」
「意味わっかんねーけど、実際にそうなったら確かに嫌だな。」
「て言うかラピスは女でしょ?女装させられても別にいいんじゃないの?」


ドゴォッ


女性からくりだされたとは到底思えないほどの痛烈なパンチがタイガの腹にヒット。
「バッカ野郎ッ!!おれは他のやつらがはいているような『すかぁと』とかそういうのは着ねぇ主義なんだよッ!!」
確かに、この暴力的かつ雑かつこの男のようなしゃべり方・・・・・それに『スカート』なんざはかせた日にはそれこそ男性が女装しているように見えてもおかしくない。
幸い、このラピスにはそんな純粋かつピュア(意味がかぶってる気がするが)な乙女心というものは皆無と思える。
「だいたい、そういうおめぇこそ容姿が女みてーじゃねーかよッ!!おめぇこそ女装しやがれツ!!」
「な、僕は男だッ!!」
「男だから女装しろっていってんだよッ!!『艦長ヴァカ』とやらがこの扉を開けるなり女装させられるって言うんならとっととおめぇが開けやがれッ!!!」
「僕は女装なんてしたくなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいッッ!!!!!」
「おれだってガラじゃねぇぜッ。」
結局、ラピスに開けさせようと少しばかり考えてたタイガの計算は大きく狂わされたのであった。


(こうなったら今日の夜、この扉を開けてやるッ!気になるし。女装させられるのはいやだけど死にはしない。・・・・・たぶん。)












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