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LEGEND『伝説』【輪廻の出会い】
作:なかたく



第22話〜セルリア奪還戦8 真夜中の侵入者〜


現在、草木も眠る丑三つ時。
今、『ラグナエース』に危機が訪れようとしていた・・・・・。





ここは、ブリッジ。現在、2人のオペレーターが艦内監視と船の操縦を分担で行っていた。


ピピピ・・・


「ん?」
「どうした?」
「いや。倉庫に何かあったみたいで・・・。」
そう言うとブリッジに搭載されている艦内モニターで確かめる。
すると、何者かが倉庫でうろうろしているところをモニターで確認できた。
暗くてわかりにくかったが、少なくともこの船の人間でないことはわかった。
そして、それだけがわかった次の瞬間、モニターが壊されたのか何も映らなくなってしまった。
急いで緊急の放送を流すオペレーター。
「緊急事態ッ!倉庫に何者かが侵入しているッ!!繰り返す!倉庫に・・・・・。」





「なんだってのよッ!!」
それがミラージュの第一声だった。
髪がかなりぼさぼさなので寝相が悪いようだ。
タイガ、ティレク、シャープ、ミラージュは現在倉庫に向かっている。
タイガたちの部屋は第2階層。そして倉庫は第5階層にあるので結構長い道のりだ。
「なんだっていいさッ!!それにしても何でこんな真夜中に侵入者なんか・・・。」
「そういえば艦長が昨日の真夜中に誰かがこの船を監視してたっていってたけど、まさか今回の騒ぎの原因って・・・。」
「たぶんそいつの仕業だろうね。」
「とにかく、早く倉庫へ行こうッ!」





第5階層・・・。
倉庫付近で、茶髪の女性が侵入者と交戦していた。
あの放送の後、真っ先に駆けつけたのがラピスだった。
「はッ!!」
元盗賊ラピスが短剣を振るって衝撃波を繰り出す。・・・が、相手に全く効いていない。
侵入者は、簡単に言ってしまえばスライムだった。あの某国民的ゲームやRPGゲームにはお約束の雑魚敵・・・・・のはずなのだが、どういうわけかラピスの攻撃が全く効かないのである。
アメーバみたくはっきりした形状と言うものがなく、衝撃波でふっ飛ばしてもすぐ再生するやっかいな魔物だった。
はっきりした形状・・・・・つまり自由に形を変えられるので、おそらくこの能力を生かしてこの船に進入してきたのだろう。
「ラピスッ!!」
そんな相手と戦っているとき、背後から自分の名前が聞こえたラピス。
振り返ると、タイガたちがこちらに走ってくる姿だった。
「おせーぞッ!おれがせっかく時間稼ぎしてやってるのにッ!」
「グチは後で聞いてあげるから、・・・・・それより、あれが侵入者だね。」
タイガの視線の先にはスライムがいた。
「ああ・・・。正直、厄介な相手だぜ。」
「だけど、こいつを倒さないこの船は確実に・・・・・。」
タイガは得物を構えた。
同様に、他の一行もだ。
「よし・・・・・・・行くぞッ!!」












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