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ひねもす、ぐだりぐだり、かな。
作:光瑠



第49話 焼肉は網派。油ギッシュな肉なんて!


「と、言うことで今日は焼肉でございますー」

 「なぁ妹よ」

 「どうしたのさーおにぃ」

 「……寂しい」

 「まぁまぁ。そんな小動物みたいな顔すんなってー。腐女子がみたらネタにされちゃうぞー」

 「小動物っ!? ネタ!?」

 「お約束の反応ありがとー。まぁたしかに、おにぃの言う通り二人で焼肉はイタいね」

 「しかも肉買いすぎ」

 目の前にはざっと見て2?近い肉が。
一体どれだけ食う気だ。

 「だーいじょーぶ」

 「何が大丈夫!? 二人で食う気か!?」

 「いいえ?」

 「は?」

 「そろそろ頃合い来てんじゃないー」

 我が妹が言うのと同時に、玄関に据え付けられたチャイムの音が、

 ぴぃぃ〜〜んぽぉ〜〜〜ん

 ……と気の抜けたような音を出した。

 「よくもまぁあそこまで奇っ怪な音が出せるな」

 「恐怖! 歪む玄関のチャイムの音! ……みたいなー?」

 「怪談番組のタイトルかよ……」

 「来てやったわよっ」

 「お邪魔しますねー」

 「……呼んだ覚えは無いんだけどな……?」

 「私が呼んだんだよ?」

 「いつの間にお前らそんなに親しくなってんだ!?」

 「この間?」

 「……質問に質問で返すなよ……まぁ、せっかくだし食べようか?」

 「よしきたー」




○○○




 「……もう食えねぇ……」

 「へいへいおにぃーまだまだだね」

 「お前はでかいくせに小さいキャラの真似をするな……」

 「ま、食えってー食えば背伸びるぜぇ?」

 「うるさいわ……だいたいこんな油ギッキュなもんそんなに食えるか」

 やっぱ網で焼いた方がうまい。
 鉄板で焼くと、ほら、この通り鉄板に油が溜ってドロドロだ。
 僕の皿にはタレの代わりに油が浮いてる。

 「まぁくいねぇくいねぇー」

 「私はもういいわ」

 「これ以上はヤバイですねー」

 「僕もーーー」

 「「「食え」」」

 「……いや、無」

 「「「食え」」」

 「……油で腹が」

 「「「食え」」」

 「…………」

 「…………」

 「だから食えな」

 「「「食え」」」



 「食えるかぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁっ!!」

 「きゃーおにぃがキレたー」

 「うっさい! いいからお前ら食え! 僕が舐めた苦汁(主に油)を貴様らも舐めるがいい!」

 「きゃー」

 「うっ!?」

 あ、あれ……おかしいな? いきなり腹が……。

 「おぉおぉぉぉおっ!?」

 走ってトイレに駆け込む。

 「おぉぉぉぉ……」

 油で腹が崩れたぁ……。

 「おにぃ……下品」

 「リン……あんた」

 「先輩……見損ないました……」


 うぅ……。好き勝手いいやがって……。
 つーかあそこまで油ギッキュな肉食えば腹も崩れるっつーの。


 そしてトイレに入りながら一言、

 「とーぶん肉とか見たくねぇ……」


 あ、あと揚げ物とかもやだな。うん。


久々でございます。先日、うちで焼き肉をしましたのでそれを参考に。
次回は50回をむかえる、ということで、何かこう、記念話みたいなのをやろうかと。
大したものではございませんのであしからずー
ではでは。hikaruでしたー











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