第45話 話の存在意義、それは脱線。
考えてみてくれ。
なぜ地球は温暖化が進んでしまったのか。
なぜ人類は危機感を感じながらも行動を起こさないのかーーー。
「と、いう議題について、昨日僕がよく行くチャットルームで話してたんだ」
「激しくどうしようもないと感じさせる話題ね・・・」
「話した所で何にもならないですよねー」
「いや、それを言ったら話にならないからね。で、その続きなんだけどねーーー」
○○○
〈しかし、どうしようもないな〉
〉全くだ。経済成長が盛んだといっても、後のことを考えないようじゃまだまだなんじゃないか?
〈だよね。日本なんか、温室効果ガスの削減が決まったのに、減らす努力なんかしないで、かえって増やした事があるもんね〉
〉ああ。きっと削減担当の政治家は頭の中にクルミみたいなサイズの脳しか入ってないんだろうな
〈言い得て妙だね。しかもクルミってさりげに脳ににてるし〉
〉だろ?しかし最近の政治家はホントダメだなー
〈あぁ。阿○といい、福○といい。特に福○は印象薄すぎじゃない?〉
〉どこにでもいそうなおっさんだよな。そういやうちの校長とよくにてんだよな
〈へぇ。影武者になれたりするのかな?〉
「って、待ちなさいよ! 話脱線してるから! 地球温暖化はどこに行ったのよ!?」
「話なんて脱線してナンボだよ。気にしてたら敗けだよ?」
「ユキノ、敗けちゃいましたねー」
「まだっ、まだよっ! まだ私はやれるわっ! 真っ白な灰になるのよ!」
「じゃ、続けようか」
「つっこんでよ!」
○○○
〈そういや今日、ニュースみてたらさ、なんかの議論してたんだよね〉
〉ほう。いったいどんな?
〈福○がさ、日銀の人事についてキレてんだよね。それに対して相手側はただニヤニヤして黙ってるだけでさー〉
〉うっわ、殴りてぇ
〈やっぱそう思う?僕、それみてたらこの国が心配になってきたよー〉
〉たぶん俺が政治やったほうがまだいい国になると思うぜ
〈まるで小学生みたいなんだよね。今の政治家は〉
〉それでも俺たちはここで生きていくしかないんだろうな
〈そうだねぇ・・・。どうしようもないのかもね〉
〉じゃ、俺はこの辺で。また明日も、どうしようもない世界を生きるよ
〈じゃ、僕も。どうしようもないからこそ、生きているのかもね。・・・もしかしたら〉
○○○
「っていうお話なんだけど」
「相手がいってることが無駄にかっこいいのはなぜなの・・・?」
「私ー、ただ一つだけ言える事があるんですよー」
「あ、私もあるわ」
「じゃ、一緒に言いますかー」
「「正直、どうでもいい」」
「・・・やっぱり?」
所詮、僕らは無駄の塊なんだよねー・・・。
あ、今日の夕御飯、何かなー
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