第43話 雨のち、コント?
「ぴっち、ちゃっぷ、らんらんらん♪」
あ、どうも。これ歌ってるの、僕じゃ無いですよ?
ホントですよ?
歌ってるのは我が愚妹でござい。相も変わらず音痴な事で。
今はまぁ、愚妹が歌ってる通り、雨が降ってるのです。
雨の匂いっていいよね。なんか落ち着くって言うのかな? そんな感じ。
でも、秋と冬はダメだな。寒いから。
春と夏限定で。
ーーーっていうか、
「この雨、そんなレベルじゃ無いから! 集中豪雨だから!」
「へーい、おにぃの貧弱貧弱ゥ」
「どこのボクサーだ貴様は! だいたいこの風のなか立っていられる貴様がどうかしてるんだよ! むしろ何故外に僕はいるの!?」
「それが運命さー」
「うるせぇよ! なんでラウ・○・クルーゼだよ! このオタクが!」
「おにぃだけには言われたく無いなぁ・・・」
「そんな不名誉な事、俺に限らず他の人にも言われたくないわ!」
「うーん、まぁそうかもねー。そうであってほしいよねー」
「何故に希望的な返答!? 断定しろよ!」
「言われたくねぇよ」
「グレた!?」
「冗談はさておき、そろそろ中に入るー?」
「もっと前に言えよ!」
なんでこの突風と、豪雨の中、家の前の道路に立ってコントしてるんだ?
「ちっちぇえな」
「ハ○様!? うるせぇよ! 確にお前より背はちいせぇよ!」
「で、こころやら器やらもちっさいと。そゆことですなー」
「貴様よりはでかいわ!」
「はいはーい」
「うっわ、すんげぇ投げやりだなオイ」
「気にしたら、負けだと思うー」
「もういいわ! 風呂入る!」
「あ」
「なんだよ?」
「おにぃってさー、背とかこころは小さいけどさー」
「けど?」
「アレは意外とーーー」
「くちにするなぁぁぁぁぁぁぁあぁっ!」
・・・皆さん、ナイショですよ?
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