ひねもす、ぐだりぐだり、かな。(27/54)縦書き表示RDF


ひねもす、ぐだりぐだり、かな。
作:光瑠



第27話 ナニを探しに来たんだい?


「で、君達はなんでまた僕の家にいるんだい?」


ヨシトを除く、通称・屋上メンバー(たった今付けた。)が揃ってる。


「暇だからですよー」

「暇だからよ!」


なんだその理不尽な理由は。


「いや、僕の家に来た所で暇が潰せるわけじゃ無いと思うよ?」

「いやぁ、それがなかなかどうして。意外に暇潰しできるんですよー」


なかなかどうしてって、古いねカレンちゃん。


「一体どうやって暇を潰すつもりなんだい?」


「その場のノリですー」

「悪ノリしそうで怖いんだけど。」

「悪ノリしなかったら私達がいる意味がありませんよー」

「もはや存在そのもの!?」


僕の叫びを無視して二階に上がっていく彼女たち。
君達はここが自分の家とでも思っているのかい?


「・・・って待て!そっちは僕の部屋じゃーーー」


またしても僕の叫びを無視して進んでいく彼女たち。


「待たんかぁぁぁぁぁぁい!!」


「待てと言われて待つ奴はいないですー」


うん。全くその通りだね。

などと僕が納得している間に僕の部屋の扉に手をかける彼女たち。


「やめろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」



僕の必死の叫びも虚しく、彼女たちは僕の部屋の扉を開け放った!


・・・終わった・・・
僕の部屋をみられた・・・


「もう好きにしてくれ・・・」



僕の部屋の中。
それは、猫で埋め尽された部屋。

パソコンの壁紙は猫。
壁には猫の写真が隙間も無いほどぎっしりと敷き詰められている。
そして棚。普段から誰も部屋に入れないようにしているから、カモフラージュされる事なく並べられている猫の写真集。
その上には、猫の置物に始まり、猫のぬいぐるみまで、きっちり置いてある。


「笑いたければ笑うがいいさ!うぅ・・・」


「あはははははははははっ」

「ふふふふふふふふふー」

「ホントに笑うなぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


悲しくなって来るじゃないか!


「先輩ー。」

「うぅ・・・?何だい?」

「実を言いますと、私達の目的はこれではないんですー」


「・・・?」


なんで?
だって僕の部屋にはこれぐらいしかないよ?


「そう。私達が探しているものーそれはー」


「「成人誌!!」」





硬直。



・・・ナニヲイッテイルンデスカ?アナタタチハ?


「同年代位の男の友人の部屋に入ったらまず、これをするしか無いでしょー?」

「でも、定番のベットの下を探そうにも、リンの部屋はベットじゃなく布団だから探しようが無いのよね!」


「あるわけないじゃないか。そんなもの。」


平然と答える僕。

だって、無いものはない。


「ないの!?もしかしてリンって・・・」



「ちがう!断じて僕はソッチの気があるわけじゃない!薔薇色に染まる事はあってはならないんだ!僕の興味は女の子にしかない!」


必死の弁明。
だって、ほんとだもん。
僕は女の子にしか(自主規制)しないんだ!

「じゃあ、データに保存してあるんですかー?」


いや、それも無いよ。
と、言う隙もなくパソコンを起動しはじめるカレンちゃん。


「まっ・・・まて!そこにはーーー」


止める隙もなかった。

パソコンを最新型にしたせいで、起動が無駄に早い。


「あ、・・・マイピクチャ・・・これですねー」


「やめろぉぉっ!!」


ファイルのアイコンをクリックするカレンちゃん。


ぱっと全ての画像が表示される。


そこには、







猫、猫、猫。

猫の画像ばかり。


「何ですかー?これは?」


「・・・猫画像」


「やっぱり先輩ってー」


「ちがう!ちがうぞ!いいかい?僕は健全な男子高校生であって、それ以上でもそれ以下でもない!よって僕にはソッチの気は無いし、ソッチに走る気も無い!別に成人誌がなくったって(自主規制)はできるし、そこまで僕は(自主規制)したい訳じゃない!だいたい君達は僕の部屋に入ってきて、いきなり成人誌を探し出すとはどんな神経してるんだい?一回精神科にいってこい!そうすれば君達も少しはマトモになるだろうから!」


久々に出しました。
肺の空気が足らなくて危うくむせる所だった。


「凄いですねー。自主規制になってる所は、私達には〈ピー〉って音が聞こえるんですねー」

「リンがどんな危ないワード言っても自主規制すれば一発ね。」


全く聞いてないよ・・・
いや、聞いてるけど、効いてないよ・・・


あぁ・・・神よ。
僕は無神論者だけど、今ばかりは神に助けを願いたい。







「どうにかしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」







どうにもなりませんでした。


あ、いつの間にか六時になってる。あ、どうも。髪を切りにいってきました。hikaruです。
いやぁ今日はいい天気でしたよ。
なんかもう、昼寝したいくらいに。
明日もこんな陽気だといいなぁ。
ではでは。hikaruでしたー











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