ひねもす、ぐだりぐだり、かな。(26/54)縦書き表示RDF


ひねもす、ぐだりぐだり、かな。
作:光瑠



第26話 実際のトコロ、お前のせい。


「何だい?これは?」


目の前には地獄絵図が広がってます。

あ、だいたいの人は分かると思いますが、リンです。


「お嬢様と料理してたらこうなったのー」


妹よ。それ以前になんでそこまで親しくなっているんだい?


「ちっ、ちがうの!たまたまよ!たまたま失敗したのよ!」


ユキノの必死の弁明。
それよりも、君はいつのまに家に上がっているんだい?


「まー、いーじゃなーい」


お前が言うな。


「で、結局、それはなんなんだい?」


僕の目線の先。

まるで核被災地。

割れた食器の数々。
ねじまがったお玉。
底に穴のあいたフライパン。
黒煙をはきだすコンロ。
折れた包丁。



・・・一体、どうやったらこうなるんだろう。


「頑張ったんだよー」


頑張っただけで、家にある調理器具が大破するというのか。

いくらなんでも頑張りすぎだ。


「えっとねー、食器は私が、「ヘイ!マスター!」みたいな事をやってたら割れちゃったー」


なんだ「ヘイ!マスター!」って。
バーのカウンターでやってるあれか?


「それでねー、お玉は私が、「キテますキテます」みたいな事をやってたら、どうしても曲がらなかったから自分で曲げちゃったー」


キテるのはお前の頭だ。妹よ。
料理してるのに何故ねじまげる?


「でねでねー、フライパンはねー、どうもコンロの火力が弱いと感じたから、溶接用のガスバーナーで炒めてたら、・・・溶けちゃったー」


いや、・・・なんで溶接用?
ガスバーナーでも充分ヤバイと言うのに、何故わざわざ溶接用を持ってくるんだい?
だいたい、相当な火力を用する中華でも、フライパンが溶ける程の火力は必要していないよ。

だいたい溶接用スバーナーを使う料理は、世界の端から端まで、きっちり調べてもいないと思う。

て言うか間違いない。

「それからねー、コンロの方は、どうにかして火力をあげられないか、って考えて、改造したら、コンロが耐えられなくて、どかん。」



うん。コンロが耐えられいとか、それ以前に改造できるような知識が君にあったことが驚きだ。


「あ、最後の包丁は、・・・敵を求めてさまよってたのー」


そしたら折れたのか。

見える!私にも敵が見えるぞ!的な。


ん?よくよく考えたら、







「全部お前のせいじゃねぇか!」


「だいじょーぶ。ユキノちゃんに直してもらうからー」


またか・・・
妹よ。いくらなんでも、さすがにたかりすぎでしょ?



まぁ、そんな事はどうでもいい。

僕は妹に対して、一つだけ言いたい。



それは・・・











「なんでやねん・・・」


申し訳御座いません。昨日はあまりにも眠かったせいで更新できませんでした。よって、今日はもう一話更新させて頂きます。











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