第25話 眠りが浅い。びくんっ。
「ふえぇ〜い」
春の陽射しが僕を睡眠という楽園に導いてます。
あ、リンです。
あ、男です。
・・・ほんとだよ?
ウソじゃないよ?
ま、それは置いといて、眠いなぁ・・・
だって、お腹一杯だし。
あれだよ。うん。春の陽射し+満腹+眠くなる何か。
三連コンボだ。
あー・・・
首がかっくんかっくんしてるなぁ・・・
うぅ・・・まぶたが重いぃ・・・
「へい!リン!」
あ、うるさいのがきた。
「なんだい?」
「ひま。」
「ちょっと一回死んでみるといいよ。」
「・・・」
「・・・」
「でさー」
こいつは僕以外に話す友人がいないのか?
「なんだい?僕は眠いんだけど。いくら君と言えど僕の睡眠を妨げるなら・・・コロスよ?」
「・・・」
あ、涙目になってる。
殺すって言うのは漢字で言うのとカタカナで言うのは怖さのレベルがまるで違うね。
「うわぁぁぁぁぁんっ!リンのばかー」
小学生か?君は。
あ、言っておくと、少なくとも君よりは頭がいい自信があるよ。
さぁて。じゃまなヨシトもいなくなったし、寝ようかな?
・・・寝れない・・・
くそっ!ヨシトのせいだ!
今度あったら(ゲームで)ボコボコにしてやる!
・・・うぅ?
あ・・・またしても睡魔が・・・
よし。今度こそ・・・
すこん。
ん?何かが僕の頭に・・・?
・・・これは・・・紙飛行機?
「あ、すいませーん」
名もしらぬクラスメートが取りにきた。
「うん。気を付けてね」
本来の僕ならここでいつもの長ったらしい話をしている所だが、いかんせん、すごい眠い。
・・・て、あれ?
・・・また寝れない
紙飛行機の当たり所が悪かったか?
くそっ!もう一回!
がらっ!
ん?ドアが開いた?
「はーい!授業始めますよー」
なんて事だ・・・
結局一睡も出来なかった・・・
なんかくやしい。
あ・・・また眠いぃ・・・
授業中なのになぁ・・・
うっ・・・でも眠い・・・
さよなら。僕の意識。
びくんっ
がたんっ
皆が一斉に僕を見てる・・・
は・・・はずいっ!
眠気なんか吹っ飛びましたよ!
あ、今のは、ほら、寝てるとさなんか、体がびくんってなるでしょ?
それでちょっと机に当たっちゃったみたいだ。
は・・・恥ずかしいっ!
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