第14話 温泉ぱにっく!
「で、君達は何をしているんだい?」
こんにちは。先日名前を公表いたしました、リンです。
さてさて。今日は、休日と言うことで、僕は再び電子空間に身を置いていたのです。
最近の政治家共の汚職事件について、電子空間の友人達と語りあっていたら、インターフォンが鳴るではありませんか。
「お兄ちゃんー?お友達だよー?」
また来たのか。今度は何だろうか。
そう言えば、カレンちゃんが、なんか変だって言ってたな。
少々、話してみようか。
「そうか。上がってもらってよ。」
「はーい。」
いったい今日はどうしたのだろう。
階段を降りて、リビングの扉を開ける。そこにいたのはーーー
ユキノちゃんと、カレンちゃんだった。
「で、君達は何をしているんだい?」
「こんにちは。先輩。」
「アンタの家の温泉に入りに来たのよ。」
「・・・なんでわざわざ?」
「入りたかったからよ!」
もはや惚れ惚れするまでのお嬢様っぷりだね。
「はぁ・・・まぁ、好きなだけ入って行くといいよ。」
僕はまた電子空間に入りこみますか。
「何いってんの?アンタも入んのよ!」
「・・・は?」
「ほら!行くわよ!」
「なっ!何を考えているんだい君は!?僕はたしかに女顔だけど、一応男だよ!?って、まて!やめるんだ!うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ!」
無理矢理温泉に入れられた僕。
「うぅ・・・もうお婿にいけない・・・」
僕の後ろには布一枚しかつけていない彼女達が。
・・・水着だよ?僕も水着だよ?
やましい妄想をした貴方!気を付けて!末期症状ですよ!
「て、なんで僕まで温泉に入ってるんだい?」
「・・・何となくよ!何となく!」
何となくで僕に恥ずかしい思いをさせないでもらいたいんだけど・・・
「先輩。」
「なんだい?」
「マッサージします!」
・・・は?ナンテイッタンデスカ?
「いや、だからマッサージしますって」
「ナニヲイッテイルンダイ?キミハ?ソンナコトデキルワケナイダロウ」
「なんでカタコトですか?ま、いーからいーから!」
「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
「先輩そんなにはぁはぁ言ってると変態さんみたいですよ?」
「誰のせいだよぅ・・・」
無理矢理マッサージされた僕。
なんか逆に疲れたよ・・・
やっと温泉から上がれた僕。頑張ったよ・・・これは称賛に値するね・・・
「ぷはぁ・・・」
やっぱり温泉から上がったらこれだね。
『カルシウム全開生搾り』
これがあれば、こんな僕でも背が伸びる筈・・・え?もう成長期過ぎてるって?・・・えぇい!そんな事知らんわ!
「ふぅ。おいしかった。」
後ろを向くと、彼女達がこちらを見ている。・・・そんな目で僕を見ないでくれよ。
温泉から上がって、しばらくした後、彼女達は帰って行った。
満足そうな笑みを浮かべて・・・
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