歩李の幽霊日記(5/11)縦書き表示RDF


歩李の幽霊日記
作:西秋 真衣夏



[第5話:ナゾだらけ]


幽霊・・・ねぇ・・・
千里は授業中ずっとそんなことを
考えていた。
普通ではありえない。



帰り道。
人が通らない細い道で
誰かが千里の肩に手を置いた。
「ゆ・・・雪・・・?」
雪がいる。
何で雪が・・?
「佐野千里・・・
 歩李は霊界に連れて行く。
 お前はその時レニア様が
 お望みになったようにする。
 覚悟しておけ。」
おいおい・・・いきなり何言うかと思ったら
霊界?意味分んねーよ。
レニア?誰だそれ?
「いきなり何言ってんだよ?
 霊界?何だよそれ。」
でもオレが会った幽霊のガキ・・・
もしかしてホントにそういうのって
あったりして・・・
「信じるかはお前しだいだ。」
そう言い残して雪は消えた。
消えた・・・?
何なんだ・・・もうワケ分かんねえよ・・・
幽霊・・・霊界・・・レニア・・・
くそっ・・・歩李はどうなるんだよ?
雪・・・


_中学校の帰り_
「歩李!帰るぞ!」
千里が久しぶりに声をかけてきた。
「え?なんで最近だまってたと思ったら
 また・・・ま、いいけど。」
もう気にしないことにした。
この前、助けてもらったし。
「ねえ・・・千里はいつあたしと
 知り合ったんだっけ?覚えてる?」
千里に聞いてみた。
「え・・・?幼稚園のころにお前が
 転んだ時にいっしょに先生のとこに
 行った時になんか仲良くなって・・・」
「うん。あの時はあたしのほうがちょっとだけ
 背が高くて・・・今じゃ追いこされちゃったけど・・・」
あれ?・・・千里はいつの間に背が高くなったの?
いつの間に声が低くなったの?
いつの間に・・・
千里があたしから離れてく気がした・・・
千里・・・
あたしはなんか、悲しくなった。
なんでだろう・・・?


書くのが、遅くなってしまいました・・・
すいません。











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう