その人の生き写し
結構聞いた
はるかむかしに聞いた
ぼんやり凡庸な歌を繰り返し
潤んだ魚の目を繰り返し少し
シングルと被ったダブル
それからいつも
君は何度眠るのです
僕は何度起きるのです
そんな気はまるで無いのにね
独りで生きてるなんて
まるでハズレの歌みたいに
微かな偽装なんて
狂ってるよ
そうかいフォーレかい
狂ってるよ
そうかい平衡かい
狂ってるよ
電灯を離れて
古いヒッピーみたいに原始に戻ろう、そしたら
許すことなど出来ないだろうため息を
吐いたね。
定め、苦い?
死の海なら
泳いでいくのでしょう
ぷかぷかとゆくのでしょう
ぷかぷかとそこまで
ねえ
シングルと被ったダブル
それから洗い直してまっさらにして繰り返す
春夏秋冬の衣替えみたいに
そこそこ街灯の影ですか
煙草の紫煙は許せますか
それも
狂ってるねえ
かすれた懸想
狂ってるねえ
霧ががった苦悩
狂ってるよ
据え置くノーマルに
「忘れちゃおう」
今すぐはそれだけ
そういや聞いたな
「流行りならそっか
真っ直ぐ見るんだっけ
見つめるんだっけ、それからピース」
虚勢を張ると、僕は蠕動
個性が足ると、膨張
ちょうど真っ赤っか。
不遇の人
真っ赤っか。
頬は骨ばっか。
そっか明日で終わるんだなあ
すっからかんだ空も何もかも
なあ 合法的たって、合理的たって
それは受け身の犯罪者
ただの罪人ね
だって そこに映るんだもの
相づちだけで、振り返る?
姿
映るだけなんだから
生きたようにペットボトルに映るだけで
シングルと被ったダブル
いいえ、詰問しなきゃ満たされないならそれは
痙攣の対応なのでしょうが
喉の奥に押し込んでから
その場所に。
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