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水曜日の蛇山さん

作者: アルカ

 

 島高 柚音(しまたか  ゆずね) 二十四歳。ごく普通の会社員です。


 たとえ会社に掛かってきた化粧品セールスの電話に「私のお肌はぴかぴかなので、ノーメイクで何の問題もありません(にっこり)」と大嘘つきながら断わったら、「女性社員の方に替わってください」とか言われる程、低い声だとしても。

 社内の防犯・痴漢講習で訪れた講師に「君の身長なら、スカートさえ履かなければ後ろ姿で女性だなんて気付かれないから大丈夫!」などと要らぬ太鼓判を押されて、腹いせに教わった技をかけたら筋を痛めさせてしまった怪力だとしても。


 ちょっとだけ声が低くて、ちょっとだけ高身長で、ちょっとだけ――男に見えるが私は普通の女子社員です。

 だから、問題はそこじゃない。



 問題は、私の前で手を合わせて拝むようにしている我が兄である。



「……もう一度、言って?」


 正座で手を合わせながらも、私とは決して目を合わせようとしない兄の顔を、覗き込むようにしてみる。相手が正座なので四つん這いで覗きこんだら、何処かの井戸から出てくる、貞淑な女性のように髪がカーペットについた。

 せめてもの外見コンプレックスへの抵抗として、私は髪を伸ばしている。背中の中程まで届く、天使の輪のある黒髪は自慢です。それでも長髪の男に時々間違えられるのは、色々と納得がいかないが。


「だからな、俺は海外勤務で二年は帰って来れないわけだろ。そうすると蛇山(へびやま)と一緒には住めないから、お前に全てを託そうとだな……」


 そう言って兄が目線を送るのは、私達の間に置かれた筋肉と裸体を誇る男性の写真集。まだフィルムの掛かった新品だ。

 兄よ……貴方は嫁入り前の妹に何を託そうとしているのですか。




 蛇山さんは兄の無二の親友だ。

 同じ高校に蛇山さんが転校してきてから、ずっと友情を温め続け、社会人の今に至るまで二人暮らしをするくらい仲良しなのだ。


 蛇山さんと初めて出会った日、当時ランドセルを背負った私は、おやつ目当てで喜び勇んで帰宅をした。成長期の子供らしく常に小腹を空かせていた麗しき少女(・・・・・)の私は、ワクワクしながらおやつの戸棚を開けたのだ。確か前日母が買ってきてくれたドーナツが残っていたはず。もっちりふわふわ生地ときな粉との相性ばっちりのそれは、私の好物。このドーナツが好きなのは我が家では私だけなので、もちろん残っている筈だと疑いもせずに開けた。


 結論から言えば無かった。


 その日家に遊びに来ていた蛇山さんに、兄が振舞ってしまったのだ。

 私は子供特有の甲高い叫び声をあげ、兄の部屋に特攻をかけた。

 今思えば大人げなかったと少しは反省するけれど、よく考えたら小学生だから大人げなくて当たり前なのだから、やっぱり反省は撤回しよう。うん。

 兄の部屋に掛かっていた鍵を貧弱なパンチの連打で開けさせ、素早いキックを見境なく二人にお見舞いした。この頃には小学生の私は兄の急所というものを弁えていたので、その辺りを重点的に。

 兄はとっても焦っていて、(ばち)が……とか、蛇が……とか、意味不明な単語を発していたが、蛇山さんは私のキックをあえてボディで受け止めた。原因が、自らの指についたきな粉の本体物質だったと気づいたらしく、丁寧に謝ってくれた。


 その横で何故か兄も土下座していた。蛇山さんに対して。


 謝るなら私に対してだろう。あの頃から我が兄は変わらずそそっかしい。

 泣きすぎて過呼吸としゃっくりを併発していた私も、乙女としての体裁を思い出し、遅ればせながら蛇山さんとご挨拶を交わしたのだ。

 それから彼が我が家に来るときは、必ず私の好物を持参するようになった。

 懐かしい思い出である。


 ――そう、蛇山さんはお菓子をくれる、とても良い人です。


 その後蛇山さんと兄は同じ大学、同じ会社に就職し、あまつさえ同じアパートにシェアして住んでいる。

 とってもとっても仲良しなのだ。


 この話を会社の友人に披露した所、良い笑顔で居酒屋のアンケート用紙とペンを手に取り、容姿と数々のエピソード(特に蛇山さんの方)を事細かに聞いてきた。兄については遊びに来た時に顔を見て知っているから、どうでもいいのだろう。というか、兄と私は背格好がよく似ているので、私の顔を見れば良い。父の遺伝子は恐ろしく強力だったらしく、私達兄妹は父そっくりなのだ。私を若干骨っぽくすると兄になり、兄に胸を付けると私になる。

母がこの件について「私の要素どこよ!?」と小さく悪態を吐いていたのを、私は知っている。


 兄とほぼ同じ身長、体型、髪型を持つ蛇山さんは、顔の造りだけはかけ離れていた。とても整っているのだ。モデル等をしていると言われても頷いてしまう。実際は兄と同じ会社で、胃をキリキリさせながら設計をしているが。

 紳士で優しく、他者に好物を惜しみなく振舞ってくれる蛇山さんは、きっと物凄くモテるのだろう。妹に十円チョコ一つ恵んでくれない兄とは大違いだ。


 ここまで話を聞いた友人が、満足げに彼女の知識(主に薄い本での情報収集)による結論を導き出した。



 蛇山さんと兄は付き合っているのではないか。



 これは私も薄々思っていた。いくら鈍い私でもわかる。二人は仲が良すぎるのだ。

 バイトに行くのも二人なら、温泉旅行も二人で行く。某夢の国……は流石に二人ではハードルが高かったのか、当時中学生の私を加えて三人で行った。でも見た目は男の三人連れ。がっつり遊ぶつもりの私は、ジーンズにスニーカーだったのだ。人生初のナンパは、この時初めて経験した。相手はもちろん女性三人組だった。


 そして兄が就職と共に家を出てからは、毎週水曜日の実家での夕食には蛇山さんを連れてくるようになった。

 この時も手ぶらの兄とは違って、有名(あくまで我が地元において)ケーキ店のケーキを用意してくれたりと、蛇山さんは家族サービスに余念がない。


 本当に好青年なのだ。

 もしかしたら、兄の家族に認められたいという下心はあったのかもしれないが。

 私は蛇山さんによる好物攻撃に、すっかり懐柔されていたので、こっそりと二人を応援していた。たとえ二人の進む道が茨の道でも、私だけは祝福をしようと。



「だと言うのに何てこと。嫁として連れて行かずに、蛇山さんを置いてくなんてっ!」


「何言ってんの!? (ゆず)の妄想は知らんけど、いや、なんか想像ついて恐ろしいから触れないけど! 蛇山とはそういうんじゃないからっ」


「確かにまだまだ世間的には認められないかもしれないっ! でも私は、心の中で蛇山さんをお義姉さんと呼んで慕っていたのに。兄よ、海外転勤くらいで長年連れ添った()を簡単に捨てるなんて何たることっ」


「だから嫁じゃねーよ! お義姉さんて呼ぶなっ」


 ずばっと人差し指で兄の眉間を陥没させる勢いで突いたら、あちらもツキ指させる勢いで押し戻してきた。


 そして私は、兄の『そういうんじゃない』の意味を知る事となった。



 ・・・・・・・・・・



 私の目の前には、大好きなケーキ屋さんの一日限定10個のクレームブリュレが置かれている。パリパリほろ苦に仕上げたキャラメリゼと、バニラビーンズが上品に香るカスタード部分。上には甘さ控えめの生クリームと季節のフルーツが添えられている。今は苺が乗っている。苺を甘いカスタードと一緒に食べた時のハーモニーもまた素晴らしい。

 ……食通でもないのに、下手なレポートで現実逃避はこの辺でやめておこう。


 食卓に鎮座したクレームブリュレと、卓を挟み、目の前に座る蛇山さんを交互に見る。

 にこにこと微笑みながら、真っ黒な瞳がこちらをじっと見ている。


 蛇山さんは待っている。

 なにか、契約的なアレが成立するのを。

 ――詳しくは良く分からないが、きっとそんな感じ。


 今までも兄のスペアとして、私はきっと壮大な餌付けを行われていたのだろう。

 毎週水曜日に、自分ではこの頻度では買わない様な美味しい食べ物が届けられる意味を、今更ながら痛感している。

 甘味一個で安い女だなあと思いながらも、腹を決めてスプーンをキャラメリゼ目がけて下ろした。


 こんな時でもクレームブリュレは変わらず美味しかった。




 私の兄はお調子者で、厄介事を引き寄せてしまうトラブル体質だ。

 もっと平たく言えば残念な男である。


 兄が高校生のあの日も、自転車に乗りながら、買って貰ったばかりの自分の携帯電話の音に驚いてハンドル操作を誤り、山中さん家の秋田犬(逃走中)を轢きそうになった。そして持てる全ての運動神経を駆使して、何とか秋田犬(逃走中)を避ける事に成功したものの、かなりの速度で縁石に乗り上げた。

 頭の中で走馬灯が廻ったそうだ。流石にマウンテンバイクでは無かったので、景色は九十度までしか回らなかったらしい。前カゴの中に詰められていた体操服と、背中のチャックの開いたバッグから飛び出した筆記用具がバラバラと空に舞い、わりと幻想的だったと残念な兄は語った。チャックは閉めとけとツッコミを入れたいが、ここは我慢しておいた。


 自転車ごと中空を舞った兄は、車道側に向かって傾いだ。

 運の悪い事に、たまにしか車の通らない田舎道に、絶妙なタイミングでダンプカーが。



 次に気がついた時に兄が居たのは自分の部屋。

 目の前には一匹の蛇。

 何の変哲もない――いや、綺麗で巨大な白蛇が一匹。


 それが蛇山さんと兄の運命の邂逅だった。


 噂の異世界トリップじゃ無かったと、少しだけ残念そうに語る兄への抗議を、空手チョップひとつで済ませて、話の先を促した。


 白蛇の蛇山さんは、縄張りの見回りという名のお散歩の最中だった。たまたまピンチの兄を見かけて、勢いで助けてしまったらしい。兄は白昼夢で自分を納得させようとしたが、ダンプカーに踏まれてぺしゃんこの自転車は、現実に存在する。

 事態を把握した兄は、命の恩人の蛇山さんに泣いて感謝の意を表した。そして自分に出来る事なら何でも、お礼をさせて欲しいと申し出たのである。


 私の兄は残念な男だが、恩を仇で返したりはしない男だ。

 それに対する蛇山さんの返答が――――。



 ・・・・・・・・・・



「人間になりたいって、一昔前の妖怪漫画ですか……」

「そうかな。楽しそうでしょ人間って。実際なってみて面白いよ」


 蛇山さんは花の(かんばせ)を綻ばせる。

 私はげんなりしながらも、当然の疑問をぶつける。


「もう十分楽しまれたみたいですし、そろそろ神社? 山? に戻った方がいいのでは」

「眷族に守りは任せてあるし、月一で顔出しはしてるんだよ。……やっぱり迷惑?」


 迷惑じゃない人間がいるなら、ぜひとも会ってみたい。

 でも。

 蛇山さんは本当にいい人(蛇?)なのだっ!


 人間の姿を今続けたい理由が、海外勤務となった兄の穴を埋める為に頑張りたいって、微笑みながら語られた日にはもう……。

 兄よ、今からでも遅くはない。やはり蛇山さんほど出来た嫁はいないぞ。



 蛇山さんが人間に化ける為に必要なのは、見本になる人間の身体。

 元が蛇なので、どうしても彼の身体は蛇に戻ろうとする。鱗とかうねうね骨格とか。

 特に確認できない背面部分が怪しい。気を付けて確認しないと、毎朝鱗が何枚か浮いていたりする。


 そして最も大変なのは、月に一度やってくる脱皮の時だ。


 脱皮するにはどうしても、一度蛇に戻らなければならないので(人間の姿で脱皮されたら気絶する自信がある)、リカバリーがとても大変らしい。

 だから顔以外のパーツや髪型は、ほぼ兄の真似をして仕上げていた。二人が見つけ出した一番確実な方法らしい。

 ちなみに顔は蛇山さんの自前です。そこは人型を取れないと、構造上人間と会話が出来ないそうで。顔までコピーされては、我が家が三兄弟と誤解されそうなので良かったけれど、何故蛇が美形なのかは少しの理不尽さも感じる所だ。


「あ、駄目です蛇山さん! 背中の筋肉の付き方と腕のバランスおかしいです」

「え? でもこの写真だとこんな感じで……」


 今日は折しも月に一度の脱皮の日。

 この日までのひと月余り、二人で何とか騙し騙し人型キープを続けてきた。


 兄の置いていった写真集を片手に、指示を出してみるものの、実物と写真では違い過ぎる。


 しかも脱皮後の、蛇からのリスタートだ。初挑戦の私にはハードルが高すぎるっ。

 ああ! 蛇山さんっ。そんな悲しそうな顔で見ないでください。顔は相変わらず眉目秀麗ですが、身体はほぼ蛇。今の貴方は立派な未確認生物です!


「無理しないで柚音ちゃん、ゆっくりやっていけばいいよ。明日はマスクと眼鏡と手袋で何とか乗り切ってみるし」


「ゆっくりで良いわけ無いでしょうがっ。そもそも形状が安定してない! 腕があらぬ所からぐねぐねしてますよ。そもそも、それって腕のつもりですよね? どこのホラーですか。怪談は夏だけで十分です。真冬にそんな事やって、部長さんあたりが心臓発作でぽっくり逝ったら洒落じゃすみませんよ!?」


 ――ええい何を迷う事がある。我々は同じ宇宙船地球号の乗組員ではないか。どうせここまで踏み込んでしまったのだ。女は度胸だっ!


「蛇山さん、これは最終手段です。これを実行すると蛇山さんは社会的な何かと、私は乙女としての何かを失います。しかし、人であることに違いはありません!」


「柚音ちゃん。君たち兄妹は本当になんておもっ……ごほん、親切なんだ!」


 おも……の後が気になるが、今は置いておこう。

 私は蛇山さんの為に一肌脱ぐことに決めた。精神的にも物理的にも。


 そして新生蛇山さんが誕生した。


 兄の用意した写真集をベッドに投げ置く。兄だってきっとこれを狙って、私に頼んだのだ。正直泣けてくるが、今は父の頑迷なまでに主張するDNAに感謝をしよう。





 この日より、蛇山さんは突然女装に目覚めた猛者という事になった!


 背中の中程までの髪に、胸に二つある若干の膨らみ。中性的な顔立ちも手伝って、完璧な出来栄えである。私よりもずっと女らしい。ーーいや、私だって女ですよ!?


 彼の社内では驚愕の嵐が吹き荒れ、多くの女子社員が悲鳴を上げた。

 というのは、実際は目撃していないので私の想像による補正だが。


 蛇山さんは髪の長さまでトレースする。

 当初私が髪を切れば、あとはサラシでも巻いて、万事解決だったのだが、十年近くかけて今の長さまで揃えてきた髪を切る決断は、私には出来なかった。髪を切るとナンパされる(同性から)ので、勘弁してください。そして胸の膨らみに気付いて勝手に落胆するの、本当にもう、止めてください。

 結果、蛇山さんが私に姿を寄せる形となり、女装男子の完成となった。


 私は兄より一.五センチ背が低い。つまりトレースした蛇山さんも、その分低くなった。しかし蛇山さんに確認した所、誰も身長の件で()疑問をぶつけて来なかったらしいので一安心だ。

 もう突っ込みどころが多すぎて、身長の一、二センチくらいは問題にならなかったようだ。


 兄の転勤と時を同じくして大変身を遂げた蛇山さんに、皆そこまで深くは突っ込めないのだろう。


 例え水曜日と木曜日の短い空白で、完全な女装状態で現れようとも!






 毎週水曜日、蛇山さんはせっせと美味しい甘味を買って来てくれる。

 人間に化ける為に必要な、標本である私への餌付けに余念がない。

 最近は週末毎に、蛇山さんの『人間になったら一度は行ってみたい場所リスト』を一緒に消化する日々だ。勿論蛇山さんによる餌付け込みで。

 毎月下着姿をさらすのは嫁入り前の身で如何なものかとは思うが、減る物でもないし、慣れた。


 気兼ねなく好きな場所に一緒に行ってくれる、見た目女友達(?)を得て、私はちょっと毎日が楽しい。

 二年後、兄が戻ってくるのが少しだけ疎ましいくらいには。



 ――パーツが私なのは気分的に微妙だが、これで本当に、蛇山さんをお義姉さんと呼べる日が来るのかもしれない。



 そっと心の中で想像したら、隣の蛇山さんが「鳥肌が止まらない」と震え出し、兄から「急に寒気がしてインフルエンザで死ぬかもっ!」というSOSが届いた。



 二人とも医者に行ってください。




最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。


3RTされたら、換羽期(換毛期)な蛇の人外が給餌する話を書きます。#獣人小説書くったー 

ツイッターより頂いたお題です。

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[一言] 主人公との絡みも好きですが、悪寒を感じた兄との絡みはもっと好きです!( ´∀`) もうそのまま結婚しちゃえ☆
[良い点] わかりやすいネーミング。 おいしそうなクレームブリュレ。 [一言] いつ正体が出てくるのかとワクワクしながら読みすすめ。 にーちゃんチャックは閉めろよと思いました。 そしてパリパリキャラメ…
[一言] これだけ恋愛になだれ込みそうな色っぽい要素がてんこ盛りなのにどんどん残念な方向に流れていくのが素敵です。 蛇山さんはいつまで人のふりを続けるんでしょう。 それまでずっと蛇山さんの面倒見るの…
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