商売人A「安いよ安いよ!!そら買ったぁあ!!」
商売人B「ただいま新製品が入りました!興味があるお客様は是非当店へ!!」
スマッシュワールド最先端「すま村」。何時もどおりの朝が来て9時ぐらいになると、商店街通りは一般市民でいっぱいになる。そんな中一人の隻腕の少年が人ごみの中を歩き、ゆるりとした歩行である店頭にたどり着く。
…すま村 『英雄専門・武器強化店』
?「ヴァルおじさん、預けておいたアレは?」
ヴァル「おお坊主か。もちろんお前さんの愛用武器を修復しておいたぞ。」
目立つような緑色のブロッコリー髪と顎から髭が生えた中年の男…ヴァルは、誰かの剣を研いでいた時、店の入り口から赤い帽子を被っている少年「ネス」が来店してきた。
ヴァル「坊主の言うとおりに手入れをしておいたぞ。ホレ!」
ヴァルは作業を止めてカウンターの奥に入り、何処にでも見かける木製でできたバットを持ってきて、バットの柄を軽く何かを押した時テープで巻かれている上の部分から丸い割れ目が出て中心部分を取り外した時…
中から透き通った空色の剣が出てきた。
ヴァル「まさかお前さんみたいな坊主が、こんなド豪い武器を持っているなんてね。」
ネス「有り難うございます。コイツはちょっと他のみんなと違って異質なのでね…」
ウム…と、ヴァルは頷き、ネスが武器を取りに来るまでの出来事を真剣な表情で思い出す。
ヴァル「ワシは色々な武器を研いできたが、コイツを見た時は鳥肌が立った。コイツは他の奴らが使う意思の無い鉄の塊と違って、コイツ自身意思があり、そして…」
ネス「使い手の心の力…いえ、所持者の心・意思次第で、破壊…創造を生み出す剣…とでも言いたい…でしょう?」
ヴァルは瞳を一瞬だけ閉じ、空色の剣をバットで収めてもう一度柄を押した時、また再び何時もどおりの木製バットになりネスに投げ渡した。
ヴァル「お前さんは昔…この世界を乗っ取ろうとしたヤツ(マスターハンド)の右腕として召喚されたのじゃろう?元々お前さんは…」
脳裏に数秒のネスの過去が映し出されたが…
ネス「…そんなの遠い昔。今は違うでしょう?」
ネスはやや苦笑した後帽子を被り直して、バットを背中に背負っている黄色いリュックの中に仕舞い込んで、店の出口へと歩みだす。
ネス「それじゃぁ、ヴァルおじさん僕の武器を研いでくれて有り難う!!」
ヴァル「お…おい坊主!!」
ヴァルの話の続きを遮るかのように、ネスは元気よく手を振って商店街の奥にある「スマブラスタジアム」に向けて走り去って行った。ヴァルはハァ…とため息をつき、先ほどの作業の続きに取り掛かろうとした時…
ネスのとある体の部分が無いことを今更ながら思い出した。
ヴァル「あ…あの坊主…右腕はどうしたんだ?」
…スマブラ寮 三階 選手部屋306号室 ネスの部屋…
ネス「ふぅ…」
ボスッ!
背中に背負ったリュックを部屋の片隅に置いて、窓のカーテンを完全に締め切った薄暗い部屋の窓際に、ルイージが干しておいただろう暖かい香りがした柔らかいベッドの上へ身を投げ出し、更に柔らかい毛布を握り締めながら一息を付く。
ネス「(あれは昔のことだ…何を今更……)」
かつてネスは敵側であった時、かつてこの世界を支配しようとしていた創造神『マスターハンド』の四天王の一人として召喚され、創造神と僕…いや、俺の同士と共に理想郷をつくり彼なりの世界を作ろうと企てていた時…
異世界から召喚された正義の英雄軍団『スマッシュブラザーズ』が現われ、創造神の企みを阻止しようとする愚かな者達を殲滅するべく、俺達四天王は『スマッシュブラザーズ』と戦い、全面戦争に陥った。
四天王の一人一人が奴らに倒され、さらに我が主に敵対心を持ち奴らの仲間になった裏切り行為…当時の俺は流石に主の城を壊してしまうぐらいに頭が切れた。
…最後の四天王の一人になった俺は、裏切り者の粛清・『スマッシュブラザーズ』の殲滅に向かおうとした時、創造神からあの空色の剣を授かって地上へと赴き、愛用のバットと同化した空色の剣と生まれつきのPSIの力で奴らに挑んだ…。
トントン♪
過去の思い出を振り返っていた時、部屋の扉からリズムよく音が聞こえ、ネスは扉を叩く主に言った。
ネス「(誰だろう??)…どうぞ。」
ガチャリ!
?「やっほぉぉー!ネスティー!!見舞いに来たよー!!!」
ネス「か…カービィか。」
入ってきたのは丸いピンク色をした生き物…自称『ピンクの悪魔』と呼ばれるポップスターの星の戦士の一人「カービィ」がニコニコ笑顔で入って来て手にはバスケットの中が溢れるぐらいの食べ物が入っていた。
カービィ「はい!これ差し入れ!!乱闘中にくす球から出てきた『たべもの』の残りを持ってきたんだー。」
カービィはニコニコ笑顔を出しつつ、色んな食べ物が入ったバスケットをネスに手渡しして、更にネスの頭部に乗っかった。
ネス「ら…乱闘中って。」
カービィ「気にしない!気にしない!!」
ネスはカービィの笑顔にやや圧倒されながらでも、折角仲間からもらった差し入れを優しく受け止めて、バスケットの中に入っているドーナツを口に入れようとした時…
ドドドドド…
遠くから地鳴りのような音が聞こえてくる。
ネス「な…何だろう?(汗)」
カービィ「こっちに近づいて来るよぉ?」
音が段々と大きくなり、ネスの部屋の扉が優しく開けたカービィと対象的にめちゃくちゃ慌しく開いた。
バタンッ!!!!
?「ハァハァ…せ…先輩何処に行っていたんですか!?急に先輩の姿が消えて!!…僕は血相を抱えて…さ…探していたんですよ!!…うぁ!!」
ブギュ!一番手に入って来たのは僕の…俺の後輩(新米)、弟のような可愛い存在『リュカ』が、息切れながら入って来たが、すぐ後ろに居た二番手に轢かれて体がペッチャンコになる。
?「ネス君!君はまだ右腕が完全に完治していない(繋がっていない)だろう!?もしも他の何処かの馬の骨に君の大事な部分が…ブぐ!!」
ゴガスッ!リュカを轢いて入って来た二番手は…数年前に出会い、一度は敵として戦って後に友情が芽生え、またこの世界を支配しようとしたクレイジーハンド軍団と共に戦った戦友であって王子でもある『マルス』が、こちらはやや興奮気味で入ってきたが、さらに後ろに居た三番手にマルスの頭部に剣の芯が当たり、鈍い音が鳴って倒れかかるように気絶する。
?「ネェェェェス!!!!何処に行っていたァァァアアアアア!!!!(大興奮中)」
「リ…リンク…(汗)」
ラスト三番手は、長年の付き合いでかつては俺が敵として戦った正義の軍…『スマッシュブラザーズ』の一員であり時の勇者とでも言われた『リンク』が、鼻と耳と口から変な息が蒸気機関車のように出ていて、目が充血になりながら部屋に入ってきた。
ネス「お…落ち着いてよ。みん?「エクスプロージョン!!」」
ドギャァァァァン!!
リュカ・マルス・リンク・カービィ「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」
突然僕の言葉…俺の言葉を遮るかのように入り口にいたリュカとマルスとリンクが爆炎で吹き飛んで(カービィも巻き添え)俺の部屋が何かが焼け焦げた臭いで充満する。少し部屋の中が煙で包まれる中、部屋の入り口にもう一人の乱入者が入って来た。
?「よっ!ネス♪見舞いに来てやったぜぇ〜★」
ネス「ロ…ロイ…。」
紅い髪と一般の人が着るラフの格好の姿をした男(いつもは鎧姿)が入ってきて、右手には紅い炎が宿った剣と、左手にはモンタ○ュでも買ってきたケーキが入っている箱を持ってきていた。ロイはマルスと同じ…(略)戦友であって、この時期は故郷に帰っているハズだったのだが…
ロイ「マスターさんからの連絡受けて、戻ってきたんだよ♪」
ネス「は…はぁ…」
シャリッ!ロイは締め切ったカーテンを開き、窓から零れる太陽の光を受けながら俺は目元に左手を覆って目をかばう体制になる。
ロイ「こんなに良い天気なのに、締めてどおするんだよ?」
ネス「太陽の光は街で十分に浴びたからいいじゃないか。」
ネスは頬を少し膨らませ、ニカニカの表情が出ているロイは楽しそうに言い返す。
ロイ「駄目駄〜目♪少しの時間で浴びたぐらいじゃ背…伸びなくなっちゃうぞ??」
ネス「ちょ…(怒)俺はもう15歳なんですけど(怒)」
ロイ「年齢は関係ないねーだ!俺より、や・や小さいネス君〜♪(笑)」
ネス「プチーン(怒)」
数分痴話喧嘩をしたが、一人は口では怒り・一人はからかいながらでも、二人の表情は再開を喜ぶかのように笑っていた。
ロイ「…それで、その右腕は治るのか?」
ロイとネスはベッドの上に腰掛て話し、先ほどの痴話喧嘩とは違いロイは真剣な眼差しで、包帯で巻かれた無い右腕の部分の話をネスから聞いた後…ネスに話しかける。
ネス「それはマリオの腕に任せるよ。医者は彼しかいないからね。」
ロイ「…痛く…ないのか?」
ネスは無い右腕部分を見て、ネスは両眼を閉じ脳裏に映る過去の出来事を振りかえながら、静かに言う。
ネス「もう…慣れているさ。」
…3年前 スマッシュワールド 死の山脈 …
3年前、「スマッシュブラザーズと裏切り者」と多一で戦い、手にする武器で俺を殺そうとする彼らに振り回し、心の力…心で支配する超能力「PSI」を全開で振るい、一度はこちらが優勢だったのだが、彼らの一つ一つの絆が一つになって俺の力を圧倒し始める。
ネス「Shit!! It becomes it very!?(くそ!!どうなってやがる!?)」
リンク「隙あり…です!!」
ネス「!!」
ザコッ!!バシャァァァ!!!!
リンクの持つ退魔の剣「マスターソード」がネスの左腕を切り落とされ、切り落とされた部分から大量の赤い血が吹き出る。痛みをこらえて瞬時に俺は無くなった左腕の斬り口にライフアップΩを掛けようとした時…
ヨッシー「ヨッシー!(させないよ!!)」
ネス「S…Shit!!(く…くそ!!)」
ヨッシーの卵が迫ってきてPSIの集中を邪魔をする。
ネス「PK Teleportβ!!(PKテレポートβ!!)」
ヒュィン!!
空中にテレポートし卵を避けたのはいいが、このような行動を分かっていたかのようにいつのまにか俺の背後にカービィとピカチュウが捕られていた。
カービィ「こっちに来ると思っていたよ!!」
ネス「F … Foolish !?(ば…馬鹿な!?)」
ピカチュウ「ピカッチュ!!(えーい!!!!)」
ザシュシュシュシュバチィィィィイイン!!!!
ネス「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!」
ドガンッ!!
カービィの連続ファイナルカッターの刃が両足と、背中をズタズタに引き裂かれ更にピカチュウの渾身の電撃をまともに浴びて、全身に血が吹き出し電撃で肉が焼け焦げた臭いを放ちながら地面へと落下し、受け身無しで硬い地面に叩きつけられた。
マリオ「や…やべぇ!ヤツの四天王と言っても…子供相手だ!!…やり過ぎたか!?」
マリオは受け身なしで叩きつけられたボロボロのネスを見て、やや無駄なオーバーリアクションを取る。その隣に居た弟である「ルイージ」がその言葉を打ち消すように言った。
ルイージ「兄さん…同情するのは後!!彼は外見子供だけど…」
更にルイージの言葉に続いて、違う位置に居たプリンとファルコンが言う。
プリン「あたち達がアイツの手元に居た時…四天王の中で一番強いでしゅ!!」
ファルコン「そうだ!彼はマスターの右腕として召喚されて…」
ガラッ!…ネスは散らばった瓦礫の音を立てながら、残った右腕に力を入れて立ち上がろうとする。
ネス「T…The brute … In the position of such justice … I!!(ち…畜生…こんな正義ぶったやつらの分際で…俺は!!)」
ファルコン「Ness!! Do not do unreasonableness!!(ネス!!無茶をするな!!)」
ぐぐ…
ネスは悔しがりながらでも無くなった左腕の傷口を庇いながら立ち上がり、落ちていた創造神から授かった剣をPSIの力で浮遊させ右手に収めて再び鋭い眼光を囲っているマリオたちに放ち、戦闘体制を構えたのだが…
痛々しい姿にやや悲哀の表情を出すかつての同僚の一人…「ファルコン」がネスと同じ異国語で話しかけてきた。
ファルコン「Already stop it! Your body doesn't have it when fighting any more!!(もうやめろ!それ以上戦うとお前の体が持たなくなる!!) 」
ネス「So of can a silence reverse-person! What you say doesn't have will hear it!!(黙れ反逆者!お前の言うことなど聞くつもりはない!!)」
ブシュッ…ネスが怒りを込め上げて言う内に切り裂かれた部分から血が噴出する。
ネス「I fight for that! Even if the arm is chopped off, and do the stream of a large amount of blood!!(俺はあの方のために戦う!たとえ腕が切り落とされ、大量の血が流れても!!)」
♪〜♪♪〜〜
ネスは裏切り者の一人であるファルコンの心臓部分に剣先を構えた時、優しい音色が響き渡った。
ネス「It is ・・・, what?(な…何だ?)」
ネスは剣の構えを解き音がする方向に顔を向けると、リンクが硝子のように透き通った蒼いオカリナを奏でながら、少し哀れみな表情で見つめていた。
ファルコン「Recall it! My original appearance …. (思い出せ!自分の本来の姿を!!そして…)」
脳裏に響く…祈るような声…
そこに映ったのは桃色のワンピースを着た金髪の少女…
彼女だけでなく、メガネを掛けた少年…白い胴着を着た少年…黒いゴージャスの服を着た男…色んな人達が、手を合わせて祈っていた。
…戻って。「 」
ネス「!?」
体が覆われるように包まれる白い手。だが、暖かく…闇に覆われた心が段々と白く透き通っていく。
…この暖かい感覚はなんだ??
…貴方は私達の世界にとって大切な人…かつては闇に覆われたこの星を、元の光が溢れた星へ戻してくれた心の救世主…
…何だよそれ?
ネス「The saviour?(救世主?)」
…馬鹿馬鹿しい、けれど……
遥か下に映る蒼い星…そして彼自身の闇が住み着いた存在が、砂が零れ落ちていくように消えていく感覚…そして……
美しい蒼い星…お前は…何者だ?
…思い出して!最初は気が弱かった自分という存在から、貴方は決して人を見捨てない救いたい…正義の心があった…勇気ある少年「 」のことを!!
…正義?…勇気??うっ!?
バチッ!…脳裏に電流が走った感覚が過ぎり、その電流が段々と強くなっていき、彼は頭を抱える体制になる。
…「 !」
ああ…
「 ! !!」
振り向くと、あの少年二人と少女が居て、彼は頭の中の何かが弾けたように思い出した。…あの時の自分の記憶と、彼らと供に辛くて長い蒼い星を救う長い冒険の日々を…
…ポーラ…ジェフ…プー……それと…
ポーラ「自分の名前…わかるよね? ??」
…分かるよ…僕の…俺の名前は…ネス!
ジェフ「ネス君、たまにはこっちに帰って来いよ。みんなが待っているからさ!!」
プー「そうだ!俺達はネスの無事を毎日祈っているんだ。お前はもう一人じゃない!!」
…みんな…
更に後ろから別の女性が彼に近づいてくる。彼はその姿を見たとき、数ヶ月ぶりの涙を流した。
ネス「マ…ママ…」
ネスのママ「ネスちゃん。貴方が帰ってきたら、大好物のハンバーグを沢山作ってあげる。トレーシーもチビも待っているから…」
トレーシー「お兄ちゃん!待っているよ!!」
ママ…トレーシー…
親しい仲間と家族達が目の前に居る中、視界がまばゆい光にホワイトアウトになり、ネスの精神体は元の世界へと戻っていった。
ネス「思い出した…よ。By ridiculous …(馬鹿馬鹿しいぐらいに)……」
シュゥゥゥゥ……
気が付けばネスは両目から涙を流していた。体の至る所から紫の霧が逃げていくように上昇していき、ネスは自分自身の意思が無くなる前のかつての姿を思い出す。
ネス「M … Mother(母さん…。)」
ネスはそっと呟いた後リンクの奏でるオカリナの響きで身体が崩れ落ち…周りにいた彼らの仲間達が駆け寄って来て、ネスは眠るように己の意識を閉ざした…。
…みんな…ありがとう……
…スマブラ寮 三階 選手部屋306号室 ネスの部屋…
ネス「過去に一回…経験済みだよ。」
ロイ「そうか…だがな!」
ネス「?」
あれからこの寮に引き取ってもらい、切り落とされた左腕はマリオのオペでなんとか繋いでもらって一命をとりとめた。リンクは先ほどの左腕を切り落とした謝罪と、カービィとピカチュウ…周りのみんなが俺の身体を傷つけたことで反省しに来た。
俺は彼らの謝罪をする顔を見て、俺は優しく彼らを宥めた。「ありがとう」と。
彼らのお陰で自分自身の自我を取り戻してくれたのだ。かつての同僚もこんな風にしていたかもしれない…そして俺は「スマッシュブラザーズ」の一員となって、数日後元凶であるマスターハンドを彼らと共に倒し、マスター自身も謝罪して彼もこの世界を守るように監視役として彼らと共に生きていく…というのはこれはまた…別の話である。
ロイ「辛気臭い話はおしまいとして、…楽しい話に変えようぜ!!」
ネス「あ…う…うん、そうだね!」
ロイは真顔からニパッと少年のように笑い、ネスも穏やかな笑顔へと変わる。
ロイ「俺が先ほど買ってきたふんわりショートケーキでも食べようぜ!利き腕使えないだろ?」
ロイは箱から白いホイップがたっぷりと付いたケーキとプラスチックでできたフォークを取り出し、ネスの口に入るぐらいに分けて切ってケーキの一部をフォークで刺した。
ロイ「口あけてネス〜♪こいつはとてもお・い・し・い・ぞ★」
ネス「何だか恥ずかしいけど、いいや!!頂きまーす!!」
ネスは口元まで寄せたケーキの欠片を銜えて、口の中が甘いホイップの味覚と柔らかいスポンジを少しずつ噛みながら奥へと流し込む。
ネス「美味しい!流石モン○ニュのケーキ。…甘味リストに追加しておくかな?」
ロイ「だろぉ〜?色々種類があったけれど、ネスの右腕が完治したら一緒にモンタ○ュ行こ?「俺達を無視するな赤毛ヤロウ!!!!」」
ロイ「#@$%&*^!!??!」
ガスガスゴスゴス!!!!
ロイの頭部に色々な鈍器がぶち当たり、ロイは言葉に出来ない悲鳴をあげた後、無様にうつぶせに倒れた。(蓄積ダメージ100%ぐらい)
「テメェ…いいとこ撮りは止めろと言ったハズだがなぁ!?それにネス君は僕の癒し&抱きたい&○○したい相手なんだよ??」←※マルス
「ちょ!マルス!!いきなり放送禁止用語を使わないで!!(汗)…とにかく、ネスティーは僕の物!!赤毛ヤロウの物じゃねぇんだよボケェ!!」←※カービィ
ガスガスガスガス!!!!
ネスは顔を上げると、先ほどのロイのエクスプロージョンで黒こげになってそのまま放置プレイされたあの四人が、般若の形相でそのうちの二人であるマルスとカービィがドス黒いオーラを全体に出しつつ、無様に倒れているロイを容赦なく踏みつけていた。(蓄積ダメージ毎回12%)
リュカ「セ・ン・パ・イvV」
ダキッ!!
ネス「おわっ!!リュ…リュカ!?」
いきなりリュカに抱きつかれて、ネスは一瞬頬が赤色になる。
リュカ「先ー輩。あの赤いヤロウから受けた傷…先輩のライフアップで治・し・てvVV」
ネス「リュ…リュカ……ぅ……(リュカの性格変わっていない!?つーかあいつら(マルス・カービィ)から移っているし!!(汗))」
…お前もライフアップぐらい使えるだろうと言いたかったが…リュカの目はウルウルで見つめていたため、ネスはそんな表情を出す人間に耐え切れず、やや一息ついた後残っている左手に緑色の光を集中させたが…
「ヘーイ、そこの金髪ボーイ。何勝手に一人で抱きついているの?つーか離れろや、新米ハエムシ、ウザウザアメリカンガキンチョ。(黒)」←※リンク
突然口が穏やかながら、腹黒いオーラが丸出しになっているリンクが現れて、リュカはネスに抱きついたまま歪んだ笑みで言い返す。
リュカ「あ、リンクさんごめんなさい。体が勝手に動いちゃってvvVV…てめぇも金髪だろうが、うぜぇ、先輩から消えろ、失せろ、存在するな、腹黒緑虫先輩(黒)」
ネスはリュカの豹変ぶりに驚愕し、ネスは思わず集中が途切れて身震いをする。
リュカ「僕は先輩の○○○を戴きたいんだ。それから先輩の右腕が完治した後、僕の部屋で僕の○○○を先輩にあげる予定だものvVVV」
…ちょっと待てぇぇぇい!!何でリュカはそんなことを知っているんだ!?つーか知るなよ!!!!(汗)
心の中でリュカに突っ込んでいた時、散々踏みつけていたマルスがリュカの方向へ向き、二人は笑顔ながらでも、ドス黒いオーラが出ている。
マルス「何を言っているのかなリュカ君?僕は○○○して、○○○を揉んで、○○の痕を大事な所に付けたんだよ?それをどっかの馬の骨が新しく付け直す愚民には、容赦なくバラバラに解体して殺してあげる…たとえお豆君でもね(ド黒)」
ちょ!!何いっちゃってんのマルスゥ!!!!
リンク「それじゃぁ、数ヶ月前…俺が洗面所に行ってネスを見た時、ネスの首元に○○の痕が付いていたのは…テメェなんだな?腹黒鬼畜策士サディスト王子。」
カービィ「ふぅーん。なんだか気に入らないね。」
リュカ「僕もだよ。」
リンクが黒いオーラを出しながら不適な笑い声を吐いた後、背中から「マスターソード」を引き抜く。マルスも腰に掛けられていた神剣「ファルシオン」を出し、カービィもファイナルカッターを出して、リュカは抱きつく動作を止めて、指先から白い閃光が飛び散る。
マルス「表に出たまえ、ここじゃ狭すぎる。…まっ、僕が当然勝つけどね。…(こんどはネス君のアソコに付けてみるか。)」
リンク「聞・こ・え・て・い・る・ぞ ドSナルシスト野郎。場所は『終点』でいいよなぁ?」
カービィ「それじゃぁ、退院後の『ネスを○○したい世界一●※〇決勝戦』でもやろうか??」
リュカ「同意しますよカービィさん。それじゃぁ先輩、ここで待っててくださいねvVVV…(ボコボコにしてやんよテメェら。)」
四人は不気味なオーラと歪んだ笑顔を出しつつ、四人同時ネスに振り返り手を振って、ネスはそのオーラに身震いしつつ振り返し、ネスの部屋を後にする四人を見送った。
この後の乱闘がとてつもなくやばそうだ…。(色んな意味で。)
ネス「あ!!ロ…ロイ大丈夫か!?」
ネスはボロ雑巾に伸びているロイに寄って、左手に集中した緑の光をロイの全身にライフアップΩを掛ける。ロイはやや痛恨を吐きながら少しずつ起き上がる。
ロイ「わ…わりぃな。お前は怪我人なのに……」
ネス「気にしないで。さっきの言葉を聞いていたでしょ?」
ロイ「そういえば…そうだな……」
ロイは笑顔でネスの黒い髪を掻き回し、先ほどのネスを元のベッドの所へと戻していく。
ネス「先ほどの約束…忘れないでよ。」
ロイ「大丈夫だ。俺は忘れない…嘘はつかない。それとケーキを食べないと腐っちまう。」
ネス「あっ!そういえば…」
ネスはまだケーキを一切れしか食べていないことを思い出し、ロイは先ほど残ってるケーキを持ってきて、一切れづつフォークを刺してネスに食べさせていく。
ロイ「コイツでラストだな。」
ネス「うん。」
ゴキュ…ネスは最後の一切れを口の中に銜えて時間を掛けて奥へと飲み込んでいった。
ロイ「何だか飲みたくなってきたなぁ〜ネス?何か飲みたい物ある??」
ネス「え!?いいよ。あんまりロイの…」
ロイ「そこまで遠慮する必要はねぇぜ??」
ロイは窓に映る黄昏時を迎え、オレンジ色に染まった上空に現れた飛行機雲を見ながら言い、ネスはロイの熱い思いを心の中で囁くように聞いていた。
ロイ「俺は怪我した仲間の一人を頬っておけないんでね。今…出来る限りのことをしたいんだ。あの危ない四人組みも心の底でそう思っている。」
ネス「ロイ…」
ネスは顔は少年のように笑っていながらでも、言葉は真剣で、仲間を思いやる心…がそのままの言葉の形として吐き出され、ネスの中の心の中に縛っていた鎖もほどけていく。
ロイ「言っちゃいなよネス!この時だけ幼い子のように俺達に強請ればいい。おっさんは断るけど(爆)」
ネス「お…おっさん(ガノン・ファルコン等)はね(汗)…それじゃぁ、こ…ココアをお願いします。砂糖はやや多めで。」
ロイ「了解〜★そんじゃココア持ってくるからなぁ〜♪待ってろよぉ〜!」
ロイはウキウキ笑顔でネスの部屋から出て、一階の食堂へと向かっていった。ネスはロイの姿が見えなくなるまで見送った後、窓に映る夕焼けを眺めながら言った。
ネス「仲間…俺にとってはとても…」
…暖かく…多くの思い出が作れ…家族のように過ごせれる…
…嬉しくて、心が温まる一番大切な物だから。
ネスは心の中でそうつぶやいた後、少しばかりの眠りへと付いた。
END |