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第6話:休憩、そして襲撃
PM16:15。

ケイ達は、あの後ゾンビの死体を隣の部屋へ移動させ、簡単に弔った後、ここでしばらく休憩をすることになった。
階段の様子は分からないが、窓から見える範囲には何体ものゾンビがうろついていた。そのため、脱出するにも体力を回復させるべきとの意見が上がったのだ。
今、野辺・一文字・今田の4人は椅子に座って大人しくしており、ケイは座りながら野辺のM92FSと自分のM4の点検をしていた。点検といっても、残弾を確認したり、装甲車から回収しておいたM4とM92FSの予備の弾をマガジンに詰めてたりするぐらいだが。
この場に居ない黄泉と松村、夕日は死体が入れられた部屋の反対側にある給湯室でお茶を入れていた。

「・・・今更だけど、この部屋って随分用意がいいわね。」
「給湯室まであるしな。」

野辺と一文字が疑問を口にすると、今田が説明する。

「ここはたまに泊り込みをする部活が寝床として使うからな。向こうの部屋のガラクタも、部活の奴らが置いていったものばかりだ。」
「へえ・・・。」

今田の話に感心した様子の野辺。ケイと一文字は退屈凌ぎで聞いているため、あまり興味は無いらしい。
そこへ、黄泉と松村が人数分のお茶を持って給湯室から戻ってきた。

「どうぞ。」
「お、サンキュー。」

松村が一文字にお茶を渡すと、一文字は礼を言って受け取る。

「野辺さんもどうぞ。」
「ありがと。」

松村は野辺にも渡していく。
ケイと今田には、黄泉がお茶を渡していた。

「ほら、これでも飲んでくれ。」
「すまない会長。」
「おお、サンキュ。」

ケイと今田はそれぞれ礼を言ってから受け取った。
一旦銃を置くと、ケイは湯のみに入れられたお茶をすすった。お茶は程よい温度になっており、ついつい爺臭いため息をつくケイ。

「あ〜。やっぱこうやってのんびりすんのって落ち着くな〜〜。」
「・・・年寄りみてえだな。」
「同感だ。」

珍しく一文字と今田の意見が合っていたが、言われた本人はどこ吹く風でまったりとしていた。
と、そこでケイは夕日がまだ給湯室にいることに気づく。

「夕日さんは?」
「彼女ならお粥を作っているぞ。何でもここにあった食材ではお粥が一番いいそうだ。」
「お、夕日さんの手作りか。」
「あの人、料理上手いからね。」
「へえそうなんですか。」

松村は一文字と気が合うらしく、野辺を含んだ3人で話を始めた。
それから5分はど経つと、夕日がお椀に入れて人数分に分けたお粥を持ってきた。

「出来た・・・・。食べて・・・。」

それぞれの分を配り終えると、全員席についてお粥を食べ始めた。

「うめえー!」
「五月蝿いわよ。」
「これは文句なしだな。」
「うわあ、本当に美味しい・・・。」
「ふむ、旨いな。」

それぞれが大絶賛している中、夕日は黙々と食べているケイに感想を聞く。

「・・・どう・・?」
「ん、旨いよ。野菜も入ってるし、最高だよ。」
「・・・良かった。」

ケイからも褒められ、夕日は少しだけ顔を綻ばせた。
普段の彼女を知る者からすれば、満面の笑顔に思えるほどの笑顔だった。
その後、食事中は終始穏やかな空気に包まれ、自分達の状況を忘れることが出来た。
やがて、食事が終わると夕日と野辺が片付けで給湯室に行き、残りは個人個人で休憩していた。そのとき、不意に松村が部屋のテレビがついていないことに気づく。

「テレビでも見ますか?」
「そうだな。まっちゃんつけてくれ。」
「僕ですか・・・。」

適当なあだ名をつけられてへこみつつ、松村はテレビの電源をつける。すると、予想外のものが写っていた。

「おいおい・・・。」
「これはまさか・・・・。」

一文字と今田が呆然と呟く。
テレビには、たくさんの報道陣が映っており、その後ろには全長10メートルはあろうかという巨大な壁が、ずらりと並んでいた。
ケイはテレビに近寄ると音量を上げた。テレビでは、どこかのアナウンサーが現場から中継しているところだった。

「皆さん見てください! 先ほど伝染病が発生したと発表があった地域を、自衛隊と米軍があの巨大な隔壁で封鎖していっています!!」

アナウンサーの後ろでは車やヘリが何度も出入りしており、ときおりヘリやトラックで隔壁が運ばれていく。
丁度給湯室から戻ってきた2人が、テレビを見て驚愕の表情を浮かべる。その間もテレビは続々と情報を公開していく。

「今のところ封鎖された地域からの情報はありません。政府からの発表では通信局で事故が発生したため携帯などの通信機器が使用不能になっているとのことですが、何故事故が発生したかなどは分かっておりません。」
「嘘・・・。」

野辺が呆然と呟いた。他の者も似たような心境らしく、テレビを食い入るように見つめていた。

「また、ヘリなどによる上空からの撮影も止められており、一部ではこれは米軍が関係しているのではとの意見も出されているようです。それではスタジオにお返しします。」

そこで中継は終わった。やがてスタジオが写ると、松村が電源を消した。
その場に重苦しい空気が漂い、誰も口を開こうとはしなかったが、やがて野辺が疑問を口にした。

「伝染病ってどういうことよ。これがそんな生易しいこと!?」
「落ち着けって。ゾンビが歩き回ってるなんて言ったって信じてもらえねえよ。」

ケイが興奮しだした野辺を抑える。

「それに、恐らく政府か在日米軍のどちらかが圧力を掛けているのだろう。でなければヘリでの撮影を許可する筈だ。」

今田はテレビで言っていたことを聞いて考えた推測を述べる。松村は納得いかないような顔をしている。

「でも、一体なんでそんなことを・・・。」
「なんかやましいことでもあんじゃねえの?」

一文字の一言に、黄泉が大きく頷く。

「多分そうなのだろう。どれほどの規模かは謎だが、少なくとも米軍・日本政府双方に関係者が居る筈だ。そうでもなければあの装甲車の説明が出来ないからな。」
「でも・・・対応・・・早すぎる・・・。」
「向こうでは予想されていたのではないか?」

今田の言葉に全員が振り向く。全員が振り向いたのを確認すると、今田は話を続ける。

「まず自衛隊がこれだけ早く出ていること自体がおかしい。普通なら周辺の警察が当たっているはずだ。」
「あんな隔壁を、あれだけ早く用意するのは難しいはずだしね・・・。」
「確かに・・・。」
「・・・何かどんどん黒幕がでかくなってってねえか?」
「実際かなりの大物なんだろ。でなきゃ米軍まで動くわきゃねえ。」

この事件を起こした黒幕。その存在が考えるごとに大きくなっていき、次第に不安げな表情を見せ始める。
そこへ、ケイは手を叩いて注目させた。

「おいおい、俺らは別に黒幕を倒すために考え込んでるんじゃないぜ? ここから生きて脱出するためにこうやって集まったんだろ? そんなことは脱出した後にしようぜ。」

ケイの言葉にいち早く反応したのは、付き合いが一番長い一文字だった。

「確かにな。そんなこと、後で考えりゃいいか。」

一文字が同意したことにより、他の者も段々と生気を取り戻していく。

「・・・ケイの言う通りね。そんなこと、後で考えましょう。」
「まあ、確かに優先すべきことでは無いな。」
「そうですよね、今は自分達の生還が大事ですもんね。」
「・・君は本当に強いな・・・。」
「・・ケイくん・・・。」

ようやくその場から暗い感じの雰囲気が消えると、ケイは不適な笑みを浮かべる。
その隣には、一文字が同じような笑みを浮かべて立っていた。

「さて、そんじゃ脱出プランでも考えようぜ。」







PM17:00。

ケイ達は、机にこの街一帯の地図を開いてどこから脱出するかを話し合った。
なお、あまりこういうことに向いていない一文字と松村はテレビを見て情報収集を行っていた。

「まず、川によって寸断されている所は行かない方がいいな。この街を完全に封鎖するために確実に橋が落とされている筈だ。」

そう言うと、隣街に繋がっている橋全てにバツを書いていく。

「となると、川が通っていない北西へ行くしかないか・・・。」
「そう簡単にはいかないと思うぜ。」

ケイの言葉に夕日があることを思い出す。

「外の・・・軍隊・・・。」

その一言で、周囲の者もケイが何を言いたかったかに気づく。

「まさか・・・、連中が妨害してくるとでも?」
「ありえなくは無いわよ。・・・しかも今この街は<伝染病が流行っている>ってことになってるし、街の人間を出ないようにする理由にはなる筈よ。」
「くそ・・・、どうする?」

黄泉から尋ねられたケイは、しばらく顎に手を当てて考え込むと、やがて警察署を指差した。

「脱出方法が見つからない以上、身の安全を重視した方がいいと思う。まずはここから徒歩で20分ぐらい歩いて警察署を目指そう。武器を手に入れたい。」
「それは構わないが、市街地を歩いて大丈夫なのか? 下手をすれば、この街の住民はほとんどゾンビになっている。警察署に行くには人通りの多いところを必ず通らなければならないぞ。」
「それは心配しなくてもいいと思うわ。ゾンビはそれほど知能があるわけじゃないみたいだから結構バラバラに動いてるし、大半は外の獲物を狙って隔壁のところまで行ってるんじゃないかしら。」
「ゾンビ達がどう行動しているにしろ、銃は必要だろう。」

ケイの意見に黄泉が指摘を入れたが、野辺と今田が肯定的な意見を述べた。黄泉もそれ以上言うことは無いのか、反対することは無かった。

「そっちはどうだ?」

ケイはテレビを見ている2人に尋ねる。すると、一文字はいいものを見つけたかのような顔をしていた。

「いいネタがあったぜ。どうやら一度ここに在日米軍の一個小隊が送られたらしい。けど、通信が途絶えているって話だ。」
「後は、街から無事に脱出できた人はいないそうです。」
「山田くん、まっつんの座布団一枚持っていきなさい。」

一文字が松村の学ランを剥ぎ取ろうとする。松村は驚きながらもしっかりと抵抗して学ランを取られないようにしていた。

「まっつん!? てちょっと一文字さんなんで学ラン取ろうとするんですか!!その前に何で取られるんですか!?」
「オチが酷かったから。」「座布団の代わり。」

松村は、学ランを取ろうとする一文字から逃げ回るが、途中でケイも捕まえる側に参加し始めた。
松村がそのぽってりした体とは裏腹な運動神経でしゃがんだり横っ飛びをしたりテンプシーロールなどをしてケイ・一文字と死闘を繰り広げている間、残りの4人はそれを無視して話を進めていた。

「目的地は決まったが、足はどうする?」
「そうだな・・・。夕日さん、車の免許は持ってますか?」

黄泉が聞くと、夕日は躊躇いがちに頷いた。そのとき、松村はケイに羽交い絞めにされていた。

「持ってる・・・。けど・・・いつも電車使ってるから・・・。」
「・・・あんまり運転したこと無いのね・・・。」

野辺が呆れながら言うと、夕日はこくりと頷いた。
松村を羽交い絞めしていたケイは、火事場の馬鹿力を引き出した松村によって一文字へと投げられ、2人は重なって床に倒れ込んだ。

「ぐおお・・・。」
「い、意外と強いなまっつん・・・。」

ダメージが大きかったのか、よろよろと起き上がる2人。松村はその隙に黄泉達の所へ避難していた。
松村は体を震わせながら、余程消耗したのか荒くなっている息を整えつつ黄泉達に助けを求める。

「た、助けてください!! あの2人、変なんです!!」

野辺は静かに松村の背後に回ると、肩をがっしりと掴み、逃げられないようにし、2人に命令を下した。

「・・・山田くん、2枚持ってきなさい。」
『イエッサー!!』
「えーーーーーーー!?」
「お前らいい加減にしろぉ!!!!」

その後、被害者である松村を含めた4人は、堪忍袋の緒が切れた今田にこってりと説教をされた。

「何で僕まで・・・。」

松村がぶつぶつと文句を言っていたが、その内元通りになるだろうと、誰も相手にしなかった。
今田は大声で説教をしたため、しばらく休憩していた。
一方説教された当人達は平然としていた。

「んで、結局どうなったんだ?」
「聞いていなかったのか・・・・。」

おもいっきり肩を落とす黄泉だが、すぐに気を取り直すと、夕日とともに決めておいたことを教えていく。

「取りあえず移動は徒歩になった。車を運転できる人がいないからな。」
「あれ? 夕日さん免許持ってたろ確か。」
「夕日さんいつもは運転しねえからな・・・。」
「アレ? そういえば2人って車運転してなかった?」
『シーーーーーー!!!?』

ケイと一文字は慌てて野辺の口を塞いでそれ以上は言わせなかったが、黄泉は聞き逃さなかった。

「・・・どういうことだ?」
「いやいやいやいや、何でも無いって。」
「そうそう。空耳だって。」
「私・・・乗ったことある・・・。」
『ノーーーーー!!!??』

今度は夕日の口を塞ぐ。が、もはや言い訳は不可能だった。

「・・・話してもらおうか・・・。」

無表情で木刀を突きつけてくる黄泉に、2人が逆らえる筈も無かった。
ケイは何故か正座しながら話し始めた。

「えっと・・・、前にこいつの所為で筋モンに追いかけられたときに仕方なく・・・。」
「あのときはお前の運転で死にそうになったな〜〜。」

懐かしむように遠い目をしている一文字。

「あと、夕日さんを助けるときも使いました。」
「え、何で?」
「いや〜、夕日さんを助けたのは良かったんだけど、その後追っ手がきやがったんだよ。んで、それがエー○ェント○ミスみてーにわらわらと増えてったんだ。」
「・・・30人ぐらい居た・・・。」

夕日がぼそりとそのときの人数を教える。

「それで、それから逃げるために使ったと?」
「ああ。」

黄泉はそれを聞くと、諦めたように息を吐いた。

「仕方ない・・・。もう時効ということにしておこう。」
「・・・あんがとな。」
「・・・話は済んだか?」

そこでようやく今田が復活した。黄泉はまだ全部伝えきっていないのを思い出し、慌てて話を再開しようとする。
そのとき、階段の方から大きな音がした。室内に緊張が走り、ケイは置いておいたM4を肩に掛け、黄泉は木刀を構えた。野辺と一文字はベレッタM92FSをホルスターに入れ、今田と松村は隣の部屋から見つけてきた金属バットを構える。

「まさか・・・!!」

それぞれが臨戦態勢に入ると、一文字は急いで部屋の外に出る。すると、階段前の防火扉が無理やりこじ開けられ、ゾンビがこちらに侵入してきていた。
一文字はそれを確認すると、舌打ちをしながら中に戻り、防火扉が破られたことを報告する。

「くそ!! 突破されちまってるぞ!!」
「ドアを封鎖するんだ! 急げ!」

今田の指示により、男性陣は室内にあった机や椅子を入り口に積んでいく。

「私達は脱出の準備だ!!」
「了解!!」
「イエス、サー・・・。」

女性陣は部屋の窓際に設置されている、災害時に階段から下りられなくなったときに使われる救助袋の準備を始めた。
段々と入り口の前に物が積み重なっていくが、固定が充分にされていなかった。しかも、遂にゾンビどもが扉までたどり着き扉を叩き始めたのだ。
ゾンビどもはかなりの腕力があるらしく、叩かれる度に積み重なったバリケードが揺れ動いた。

「うおお!? どんだけの力で叩いてんだよ!?」

一文字が慌てて抑えにかかる。

「僕も手伝います!」

松村も続いて押さえるが、扉の耐久性がどれだけ持つかは疑わしいものだった。
そのとき、救助袋の順部が終わり、救助袋の出口が下に下りた。

「こっちは準備オーケーよ!!」
「おし!!」

ケイは救助袋の横の窓まで来ると、出口の周辺に居るゾンビを狙撃していく。距離は数十メートル離れていたが、発射された弾丸は標的を外すことなく捕らえていく。次第に地面に倒れているゾンビの数が増えていく。

「凄いわね・・・・一発も外してないわよ。」
「もはや神業だな・・・。」
「無駄話はいいから早く降りろ! 黄泉、先に降りて安全を確保しろ!!」
「分かった!」

黄泉は素早く救助袋に入り込むと、下へと滑っていく。
構造上地上に着くころには結構なスピードで落下しているが、黄泉は足を使って速度を抑えた。救助袋から出ると、丁度救助袋の裏に居たゾンビが襲い掛かってきた。
黄泉は木刀を振り上げてゾンビの顎を打ち、顔を上に向かせるとそのまま突きを叩き込んだ。木刀は顎を貫通して頭部まで届き、ゾンビの脳を破壊した。
そのまま倒れようとする勢いを利用して木刀を抜くと、周囲を警戒する。

「次だ!」

ケイが銃撃を行いながら催促すると、野辺が体を滑り込ませた。
野辺は無事に救助袋から出ると、M92を抜いて黄泉と背中合わせに立つ。
周囲には段々とゾンビが集結しつつあった。

「やれやれ・・・、随分と集まってきたな・・・。」
「しっかりと歓迎してあげようじゃない。」

2人は互いに笑みを浮かべると、ゾンビへ向かっていった。

「次は夕日さん行ってください!」
「・・・分かった。」

夕日は頷くとすぐに降りていった。
ケイは弾切れになったM4のマガジンを変えながら、ドアの前に居る3人に怒鳴る。

「おい、次はお前らだ!!」
「分かった!!・・・・松村、先に行け!!」
「え、でも・・・。」
「俺が代わりに押さえる。だから早く行け!!」
「・・・分かりました!」

松村は急いで救助袋まで行くと、素早く中に入っていった。

「ハイ次!!」
「今度はお前が行け!!」
「・・・頼んだ!」

次に今田が救助袋に入り込み、地上へと降りていく。

「く、もうもたねえ・・・。」

既に扉の金具は破壊されており、一文字の怪力とバリケードで何とか保っていたのだ。
ケイはM4を担ぐと、一文字に向かって大声で叫んだ。

「イチ! 今から合図したらこっちに突っ走れ!!」
「OK!! 急いでくれよ!!」

一文字が急かすと、ケイはカウントダウンを始めた。

「行くぞ! 3・・・・・。」

扉がミシミシと限界を告げる音を出し始める。

「2・・・・・。」

ケイが救助袋の入り口に乗っかり、降りる用意をする。

「1・・・・!」

一文字が体をケイの方に向ける。

「0!!」
「GOGOGO!!!!」

ケイは0を告げた瞬間に降り、一文字は叫びながら扉から離れて救助袋へと走る。一文字が離れると同時に扉は完全に破壊され、大量のゾンビ達が侵入してきた。
一文字はすぐに救助袋にたどり着くと、素早い身のこなしで降りていった。
ケイは地面に着いてすぐに救助袋から離れる。その数瞬後に一文字が降りてきた。
黄泉は近寄ってきたゾンビの頭に木刀を叩き込んでからケイと一文字を確認した。

「よし、全員揃ったな!!」
「それじゃ急ぐわよ!! 皆走って!!!」

野辺の言葉に全員が頷くと、学校から脱出するために全力で走り出した。














めまぐるしく変わっていく状況。一切落ち着けない状態は、果たしてどこまで続くのか。










































































































































































































ミスりました・・・。
書きすぎていつの間にか展開が早くなってしまった・・・。


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