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初恋
作:MIYABI



夜這い


今日子が下を向いて考えている・・・
私のキスと告白に戸惑っているようだ。
わずか1、2分の沈黙がとてつもなく長く感じる。


彼女が口を開いた・・・

「今、11時だから、12時まで待っててくれないかしら?」

「ん?どういうこと?」

「うちの家族、寝るのが早いから12時ならみんな寝てるの」

「・・・」

「みんな寝てから、もう一度、話しがしたいから・・・」


彼女を降ろし、1時間待つことになった・・・
彼女を待たせた8年間に比べると、本当に僅かな時間だが・・・
何度も時間を確認する。
何度も、何度も・・・


12時を回ったが彼女からの連絡はない・・・
いろんな考えが思い巡った。
悪い方向へしか考えられない。
どんどん落ち込んで来たときに、彼女が車の窓を叩いた。


窓を開ける。

「しげる君、早く来て」

「え?どこへ行くの?」

「私の部屋よ」

彼女に手を引かれるようにして、そっと家へ忍び込む。


この時、私の脳裏に言葉が浮かぶ。
『夜這い』
レトロな表現だが、親の目を盗んで忍び込むことに興奮する。


靴を持って2階の彼女の部屋へ。
大胆な彼女の行動に驚きながらも付いていく。

綺麗に片付けられた部屋。
24歳の女性の部屋という感じがした。
部屋の隅にはベッドがあった。
小さなテーブルに向かい合わせて腰を下ろす。


「今日は弟が出張で、2階には私しかいないから」

この時は彼女の真意が分からなかった。
なぜ自分の部屋へ呼んだのか・・・


彼女が話しを始める。
中学時代からの私への想い。
高校を卒業して、歯科衛生士になるまでの事。
勤める歯医者を最近変えたこと。
彼女の恋愛経験のこと。
そして私の告白に対して、突然だったから戸惑ったこと。

私は彼女の話を聞くだけだった。
彼女も私に感想を求めたり、問いかけたりしなかった。


彼女の恋愛経験・・・
初めて勤めた歯医者の先生との不倫。
この時にバージンを捧げた。
そしていろいろ問題があって別れることになり、最近勤め先が変わった。
今でも、その先生に対しての想いが残っている。

空白の8年の間に、彼女もいろいろと経験していた。


彼女が私の隣に来た。

「先生が忘れられないかもしれないけど構わないの?」

「忘れることが出来るようにしてあげるよ」

「本気にしてもいいの?」

わたしは黙って彼女にキスをした。
しっかりと抱きしめて・・・


彼女が照明を落とし、私をベッドに誘う。

「しげる君、私を抱いて・・・」


彼女の服を脱がせる。
部屋着だったので簡単に脱がせることが出来た。
私も素早く裸になり、ベッドに潜り込む。

肌と肌が直接触れ合う・・・
手を握ったことなんて比べ物にならないくらい、ドキドキしていた。


彼女が私に抱きつく。

「見られるのは恥ずかしい・・・」


胸に顔を埋めている彼女に上を向かせる。
そしてディープキス。
舌と舌が絡まり音を立てる。
段々と感情が高まり激しさを増す。
今日子に対して愛しさがこみ上げてきた。

唇が離れる・・・
彼女の目を見つめ、顔中にキスを繰り返す。
ウットリとした表情を見せる彼女。

首筋へキスをしながら、彼女の胸に右手を沿わせる。
弾力のある胸。
手の平からこぼれるほどの大きさがあった。


優しく揉みながら、乳首に刺激を与える。

「あぁ、しげる君・・・」

小さな喘ぎ声が漏れた。
首筋に触れていた唇が、胸に下りていく。
空いている左胸にキスをする。
乳首には触れないようにゆっくりと優しいキス。
両方の胸を愛撫されて彼女の身体が反応する。


身体が刺激を欲しがっているのか、クネクネと動く。
左の乳首を舌で舐め上げる。
乳首に絡みつくような舌の動き、ザラツキが感じたようだ。

「ああ〜〜、感じるの・・・」

今日子の喘ぎが快感を訴える。


舌が乳首から離れ、どんどん下へおりていく。
お臍のあたりにキスをして吸い付く。
ほんのり赤くなる肌。
そのまま更に下へ・・・


彼女が私の頭を押さえて動きを止めようとする。
私はその手を振り払い、彼女の股間へ。
足を広げさせ、恥毛を撫で分ける。
そして秘唇に触れない辺りを舌で舐める。
秘唇の両サイドを何度も舌先で刺激する。


彼女の声が段々と抑えられなくなる。

「ああ・・・、ねえ、しげる君・・・、ねえ」

肝心なところを刺激しないもどかしさが今日子を支配する。
今まで私の動きを止めようとしていた彼女の手が、私の髪をまさぐり攻撃の位置を合わさせようとする。
それでも微妙にポイントをずらす。


「お願い・・・、ねえ、お願いだから・・・」

舌先がふいにクリトリスを舐め上げた。

「ヒッ・・・、あ、あ、そこ〜〜」

舌先が離れる。
腰を揺すり、私の舌を追いかけるような動きをする。

「いや、ねえ、しげる君いじめないで」

今日子の哀願。
私の舌が再びクリトリスへ・・・
しっかりと私の頭を両手で抱え込む今日子。

「ああ〜〜〜、そこが気持ちいいの」

指を割れ目の中へ潜り込ませる。


中には蜜が溢れそうに溜まっていた。
指を潜り込ませる時に、淫唇を広げたために中からトロトロとこぼれ出てくる。
股間が全体的にヌルヌルする。
私の唾液か、今日子の蜜か分からないようになっている。


1本だった指が2本に増える。
今日子の身体はすんなりと2本の指を受け入れ、そして腰を揺すりたてる。

「もっと奥へ、もっと奥まで入れて〜〜」

今日子の喘ぎ声が大きくなってくる。
指の動きを止め、今日子に目で合図する。
声が大きいと。

今日子は自分の部屋着を口に咥えた。
指が再び動き出す。

腰が厭らしく動く。
クリトリスを舌が弾く。
急激に高まったのか、今日子の腰が2、3度バウンドする。

「ングッ・・・ンンング〜〜〜〜」


のけ反りながら今日子がエクスタシーを迎えた。







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