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先生は17歳!?
作:takuto



第53話先生達の暇つぶし


夏休み最後の日
みなさんはどのようなイメージを持っているのだろうか?
漫画的、アニメ的な感じで行けば、夏休み中遊び続けて最後の一日で涙ながらに
宿題を片付けていくようなシーンをよく目にする。
しかし現実は異なり、そのようなシーンはあまり遭遇するものではない。
そこまでやってない奴はかなりの確率で元々から宿題などやる気のない奴で
提出しようとすら思っていない。
逆に宿題をやろうと思っている奴は夏休みの前半に集中して終わらせたり
優等生らしく計画的にプランを立てたりと
夏休み最後に大騒ぎする奴など、天然記念物並みのレアな映像である。

………まぁ、長々と語ってしまったが、俺が何を言いたかったと言うと
夏休みの最後の日くらい静かに過ごせると、自分なりに淡い希望を抱いていたのだが……


「伝馬先生、先生の番ですよ。早くしてくださいよ」
「ゲーム進行を遅らせるのは、ゲームのマナー上良くないわよ。伝馬くん」
「……かーくん。往生際が……悪い」


現在俺は、ものすごいピンチに見舞われている。
久しぶりの危ない、危機的状況である。
なぜこんなことになってしまったんだ……
俺はトランプを両手に持ちながら、考える。
やっぱりあの時、気づくべきだったのだ
あの伊織先生の一言から、この出来事は始まったのだから……


「……熱くて、暇ですね〜」


伊織先生は自分の机にベッタリとくっ付きながら、俺に視線を向けて言う。
まだ夏の暑さを感じさせる、夏休み最後の日
俺、伝馬和弥は伊織先生と一緒に日直のため、教務室で何をするわけでもなく
ボーッと自分達の席に座り、佇んでいた。
視線を伊織先生に向けると少々だらしない格好をしている姿が俺の目に映る。
この姿……伊織先生のファンの人が見たら、どう思うやら
そう思いながら、コホンと一つ咳払いをして、注意を促す。


「伊織せん……伊織お姉ちゃん。いくら暇だとは言えその格好はどうかと思うんですが……」


すると、机と同化しそうになっていた伊織先生は勢いよく立ち上がり、俺に視線を向ける。


「そんな事言われても〜。だったら伝馬先生は暇じゃないんですか?」
「そっ、それは……」


次の言葉が出てこず詰まってしまい、何も言うことのできない俺
確かにそう言われてしまえば、正直な話……暇である。
いつもなら勉強の質問、補習、来期の勉強の準備などで
生徒ならず、先生までも多く行き来していた教務室も今日は夏休み最後あってか
ここに自分が来てから数時間、誰一人として教務室に入ってきた人はいない。
そのため、パソコンに入っているゲーム……
いわゆるピンボール、ソリティア、マインスイーパなどを軽く極めてしまうほど
時間を持て余しているのは認めなければならない事実であった。


「じゃあ、暇なのは認めるとして、何かこの状況を打破できるような案があるのですか?」
「えっ!?……えっと、えっと」


俺の質問に逆に今度は言葉が出てこない伊織先生
暇で仕方がなかったようだが、その先のことまでは考えていなかったらしい。
うん、うんと唸りながら一秒、十秒、一分…………


「………あっ!」


何か思いついたように手をポンとベタすぎる動きをする伊織先生
そして、何かを求めるように自分の机の中を探り始める。
またそれから一秒、十秒………
今度はさっきより早い時間帯で下に向けていた顔を上にあげて
俺に長方形状の箱を見せながら


「……大富豪をしよう!!」


と高らかに伊織先生は俺に向かって言った。


「………先生〜。質問があるのですが、一つよろしいでしょうか?」


数秒の沈黙の後、俺はゆっくりと手を挙げる。


「はい!伝馬先生。どうかしたんですか?」
「……なぜ、大富豪?」
「ただ単純に私がやりたかっただけです!!」

手を腰に当てて、偉そうにふんぞり返る伊織先生。
理由はそれほどないようだ。大富豪が一番最初に頭の中に思いついたのであろう。
だけれど、大富豪って……


「伊織せん……じゃなくて伊織お姉ちゃん。ルールがわかっている上で話をするけれど
大富豪は確かに二人でもできなくはないけど、それといって面白みは……」
「話は聞かせてもらったわ!!」
「………えっ?」


突然、大きな音で扉を開く音が聞こえ、視線を教務室の扉へと向けてみる。
するとそこには、仁王立ち姿の橘先生が……


「私もその大富豪に参加させてもらうわ!!」


格好良く登場し、大富豪参加を表明する橘先生。
つうかどうやってこの話を聞きつけたんだ?
俺はこのいきなりの状況変化に戸惑いつつも、何とか冷静さを保ち続ける。
だけれど、橘先生が登場したということはあの人も
出てくる可能性は高いわけで……


「……かーくん。誰のことかな?……あの人って」


あまりにも予想通りすぎるくらい展開
気配を消して俺の背後に立っている人物……葉月先生がそこにいた。


「いっ、いつの間に……」
「かーくん。縮地しゅくちという技はね……一瞬にして間合いを詰めることができるの。
だから、かーくんの背後を取るなんて……容易なこと」
「えっ!?葉月先生、何漫画的な技を身に着けてるんですか!!」


頭の中にるろうに○心の宗○郎やテニ○リの比○中学が浮かんでは消えていく。
この人には逆らっちゃいけない……それを身を持って俺は感じていた。


「えっと……橘先生と葉月先生が加わったからちょうど4人ですね!これだったら
大富豪するのにも丁度良い人数ですし、大富豪始めましょうか!」


突然の乱入の二人のことにも驚くことなく、テーブルを準備し
箱からトランプを出し始め、大富豪やる気満々な感じの伊織先生。
それ以外の二人の先生も自分の椅子を用意し始め、俺一人だけがポツンと
つった立ったまま、その様子を眺めている。
………………あれ?これはもう大富豪する雰囲気?
こうして俺は状況に流されながらも俺含む3人の先生による
大富豪がひっそりと始まった。


大富豪
一応のため軽くルール説明すると、均等に配られたカードの中から先に出されたカードより
前に出されたカードより強いものをプレイヤーが順番に出していくゲームであり
一番早く手持ちの札がなくなった人が1位となる。
カードの強さは弱い順に3、4〜10、J、Q、K、A、2とされ、ジョーカーは最強のカードとして
位置づけられている(ジョーカーを含まない場合もあるが)
それ以外にも階段、革命、8切りなどいわゆる地方ルールというものがあるが
一個、一個説明する暇はないので省略させていただく。
大方はこのようなルールで行うゲームで自分の持っているカードの良し悪しが
かなり左右するゲームといわれているが、戦略……カードの使いようによっては
弱いカードが強いカードを上回ることもできるので、俺の中では中々頭を使う
ゲームであると思っている。


「かーくん。トランプシャッフルしてると悪いんだけれど一つ提案が……」
「……えっ、何ですか?」


俺はシャッフルしたトランプをテーブルに置き、視線を葉月先生のほうに向ける。


「普通に大富豪やるだけじゃつまらないでしょ……だから、リスクをつけて
やるのは……どうかな?」
「りっ、リスク……ですか」


葉月先生の言葉に難所で培ってきた、俺の脳内危険レーダーが激しく反応する。


「そう……リスク。詳しい内容を言うのならば、このゲームは大富豪……
それを乗っ取って、一位……いわゆる大富豪になった人は、最下位……いわゆる大貧民
に命令できるってのはどう?」


不敵な笑みを浮かべて、葉月先生は周りにいる皆に視線を向けながら、言う。
確かに葉月先生の提案は大富豪らしい、面白みとスリルのある設定だとは思うのだが


「いいですね、それ。私は賛成です!」
「ゲームやるんだったら、多少のリスクがないと面白くないものね。私も賛成」


俺がこの提案に頭を悩ませている間に伊織先生と橘先生は早くも賛成の声を上げている。
そうなると三人の視線はおのずと俺の方向へ……


「……で、かーくんは……どうなの?」


3人を代表して、葉月先生が俺に向けて聞いてくる。
いつもの俺であったらこの時点で賛成の声を上げているであろうが、なにぶんこのメンバー
なので疑心暗鬼になり、簡単にはYESとはいえない。つうか頑固反対である。
間違いなくこのままでは定番すぎる不幸ルートまっしぐらなのは俺にでもわかる。
なんとか逃げ切る方法は……
そんなことを考えながら、ジッと黙ったままでいると


「……あれぇ?かーくん……もしかして怖いのかな?まあ、かーくんの
実力じゃあ……仕方がないか」
「………っ!いっ、今なんて言いました?」


さすがに葉月先生のその一言にはこう来るものが俺の中にものあった。
俺は下に向いていた視線を上に上げて、葉月先生の方向に視線を向ける。


「そこまで言うんならやってやろうじゃないですかっ!!その提案俺も賛成ですよ!!」


こうしてただの暇つぶし大富豪は俺のプライドを掛けた大富豪へと様変わりし
教務室中が灼熱のような雰囲気に身をまといながら、ゲームは開始された。

この時3人の女性教師が不適な笑みを浮かべていたなど、俺は知る由もなかったが……


こうして現在に至り、俺は今、トランプのカードを両手に持ちながら
悪戦苦闘している最中である。
今のところの結果は5戦中葉月先生大富豪3回、伊織先生1回、橘先生1回
そして俺は……0回。それでいて大貧民4回……
現在俺は惨敗状況な訳で、俺の状態はというと


「それしても伝馬先生、メイド服がお似合いですね〜」
「そっ、それに伝馬くん……フッフッ、頭に猫耳まで付けちゃって」
「極めつけは……アクセサリーでしっぽ、肉球付きモコモコの猫の手、足……
かーくん。これほどまでの完成度になるなんて」


そう3人の先生の言葉通り、俺は今現在、猫耳メイド服の姿でトランプを持って座っている。
恥ずかしいかつ屈辱的すぎる姿である。
どんな姿か想像できないお方はデ・ジ・キャ○ットのでじ○を想像していただきたい
ほぼ変わらない服とアクセサリーを俺は装着しているのだ。
俺の何処にぶつけていいのか分からないこの気持ち少しは分かっていただけただろうか?
今頃になって感情的に動いてしまった自分に後悔の思いが滝のように流れて出てくるも
もう自分は賛成してしまっており、引き返すことはできない。
おかしいとは思っていたのだ。
唐突すぎる伊織先生の大富豪の誘い、タイミングよすぎる橘先生、葉月先生の登場
ゲームが始まれば、あからさますぎる3人の協力プレイによる
イジメといってもいい俺一人集中攻撃のゲーム展開。
遅すぎる感もあるが、俺はこの3人の教師の策にまんまとはまっていたようだ。


「次、伝馬先生が大貧民になったら何してもらいましょうか?」
「もう伝馬くんの格好は完璧だから……今度は言葉遣いとか?」
「それなら……メイド言葉とか、いや語尾ににゃあとか付けてもらうとかもいいかも」


こっ、これ以上俺を追い詰める気ですか!?
にやりと笑いながら、今行われている5戦目もあからさますぎる反則プレイで
着実に手元の枚数を減らしていく3人。
このままでは間違いなく今回も俺の負け決定である。
………こうなったら死に物狂いでやって、あの三人に目に物見せてやる!!
そんな感情が俺の中で生まれ、頭の中が通常モードから本気モードへとスイッチを入れ替える
そして自分のカード、山になっている捨て札を交互に眺め
高速かつ綿密に作戦を組み立てていく。
………………検索完了、あらゆるパターンの中から確率の高いものをピックアップ
………その中から作戦24を起用。高速シミュレーション開始
……模擬実験完了シミュレーションコンプリート

よし……反撃開始だ!!

俺は心の中でそう呟き、行動を開始した。


第8戦目
夏の暑さのためか顔から吹き出る汗をタオルで拭きながら、目の前に対峙する
最大の敵、葉月先生に目を向ける。
葉月先生は俺に視線に気づき、ニコリと余裕の笑みを浮かべ
視線を再びカードの方へと戻す。
第6、7戦脳内で作戦を立てて挑んだ俺は自分の持ち札、捨てたカードを見て
相手の持っているであろうカードを予測し、自分は大富豪になり
伊織先生、橘先生を大貧民にすることに成功した。
しかし、予想通りと言うべきなのか葉月先生は一筋縄とはいかず
二戦とも二番……いわゆる富豪でゲーム終了しており、簡単には大貧民することができない。
今も上手い具合に葉月先生にペースを握られて、着実にカードを減らしている。
それに……


「えっと私は10のダブルで。次は橘先生ですよ」
「私か……じゃあ私はJのダブルで!ほらっ、次は伝馬くんよ」
「おっ、俺はパスで」
「あれぇ……かーくん温存?それとも……本当に出せないのかな?」


そう今回に限ってなぜか仕組まれたように俺のカードは悪かった。
なにしろJ以上は2の一枚のみであり、基本は6以下のカードで固められた
最弱といってもいい布陣であった。いくら相手のカードを予測できたとしても
自分の持ち札が弱すぎてはどうしようもできない。
なんとか自分が親になって自分から始めることが出来れば、対処の仕様もあるのだが……


「じゃあ私ね……みんなにはすまないとは思うけど1のダブルで……
これ以上上を出せる人……いる?」


葉月先生に視線を向けられ、俺を含む3人が首を横に振る。


「これでまた葉月先生からですか。さっきから親は葉月先生ばかりですね」
「本当にね。強いカード全部自分で持っちゃってるみたいだし」


伊織先生と橘先生が愚痴を溢すかのようにボソリと言葉を述べる。
確かに二人の言うとおり、今回のゲーム葉月先生が一人異様なほど
強いカードを大量に持っていた。
俺が予想するにJ以上のカードでほとんど固められた隙のない
布陣になっていることが容易に想像がつく。
今回のゲームまさしく葉月先生は無敵……俺たちは葉月先生に操られた糸人形のごとく
操られるようにゲームが進んでいく。
勝てない……その思いだけが、その感情だけが俺の心の中を独占していき
さっきまで燃え盛るように蠢いていた勝つという感情は線香花火のように儚く、小さくなり
消え去ろうとしていた。
俺はあの人に、葉月先生に勝つことは出来ない……のか?
まさしく今、俺の勝つという感情が風前の灯火となっていく。
…………いや、まだだ!!まだ勝負を決めてはいけない!昨日読んだスラム○ンクの
安○先生だって言ってたじゃないか!!


『あきらめたら、そこで試合終了ですよ』


あの人の、あの名言が俺の耳にスッと入り込んでくる。
そうだ……あきらめたらそこで終わりなんだ!!
俺の勝つという意思が安○先生の言葉により、再び活気を取り戻す。
俺は再び自分の手札、捨て札を眺めて自分の頭で思いつく限りの可能性の導き出していく。
己は最弱、相手は最強……それでも俺は少しの可能性の信じて探し続けた。
そして………


「伝馬くん?次は伝馬くんの番よ」


橘先生が俺の肩を叩き、呼びかける。
目線をカードに向けると、一番上にはスペードの10が一枚


「俺の番ですか。それじゃあ勝負を掛けてハートの2で行きます!!」


掛け声と共に勢いよくカードを出す。


「うわぁ!思い切りましたね伝馬先生!!」
「さて、これで相手はどう動くのか……」


三人の視線は自然と葉月先生へと集中していく。
カードの2……それは1〜12の中で最強を誇るカード
こればっかりは葉月先生も……周りの人たちがそう思っている中
葉月先生は期待を裏切るかのように、不適に笑みを浮かべている。


「勝負かけて来たね、かーくん。でも……こっちもそれは予想済みだよ。
だからこのカードで私の……勝ち」


そう言って出されたカードはジョーカー
無条件で最強とする無敵のカード……そのカードまで葉月先生は所有し
切り札として、この時まで残していたようだ。


「フッフッ……こればっかりはかーくんも―――」
「何勘違いしてるんですか?俺のターンは終わってはいませんよ」
「………えっ?」


この瞬間、初めて微笑を絶やさなかった葉月先生の顔が……崩れた。


「葉月先生。このカードを見落としていませんか?」


俺はゆっくりと自分の手札からスペードの3を出し、ジョーカーの上に置く。


「………あっ!?」


いままでに聞いた事のない、驚きと後悔が入り混じった
葉月先生の声が教務室中に響き渡る。


「そう、スペードの3は最強であるジョーカーが出た時のみ、最弱であるスペードの3が
ジョーカより強くなるルール」


通称スペ3、スペ3返しといわれるルールである。


「そして、俺からの親で始まり、俺は6を4枚だし革命を起す!!」


葉月先生はわかっていたのか、驚くこともなく
ただ視線を下に向けたまま、悔しそうに自分のカードに目を向けている。
革命
それは同じ数字のカードを4枚同時に出すことにより、カードの強さが
逆になるというルール
これにより2は一番弱く、3が一番強い状況へと変わる。
それは俺の最弱カードたちが最強へと生まれ変わり、葉月先生のカードは最弱へとなり
形成は完全に逆転する。
この後は呆気ないほどスムーズに進み、結果は俺が大富豪、葉月先生は大貧民という
夢にまで見た勝利を俺は手にしたのであった。


「やった。やったぞ俺!!」


俺は椅子から立ち上がり、両手を突き出し体全体で喜びを表現する。
未だに信じられない。あの、あの葉月先生に勝てたのだから!!
だが、頬を引っ張っても……痛い。マジで痛い。
古典的ではあるが、現実であると証明することができた。
嬉しくて、嬉しすぎて頬の緩みが止まらず
いつもの冷静である(?)自分が上手く保てない。
とは言え、勝ったのだから大富豪らしく願い事を早速使うことにしようと思う。


「伊織先生!」
「はっ、はい!」
「橘先生!」
「どっ、どうしたの?」
「葉月先生!!」
「………はい」
「さっそくですが、願い事を使わせてもらいます!!」


三人呼び、願い事を聞いてもらうため、視線を俺のほうへと向けさせる。
願い事は後に残して、来るときまで残しておくのは?
そういう人もいるかもしれないが、今使わないとあの3人はしらばっくれて
願い事をないものにする可能性があるからだ。
願い事。食い物、物いろいろと考えたが俺は……


「俺の、俺の願い事は――――」
「失礼します」


教室の扉がゆっくりと丁寧に開かれる。
視線を向けるとそこには……呆然とした水城奏の姿が
冷静に考えてみよう。
今、俺の服装は猫耳メイド服。それも着ているのは男
奏は俺のことをよく知っている知り合い……ということは


「………変態」


その一言だけ言い放って、奏は勢いよく扉を閉めて出て行ってしまった。
固まる俺。そして、見てみぬふりをして片付けを始める先生3人。
その中で葉月先生が一人、俺の下に近づいてきて


「かーくん……ドンマイだよ。まあ……変態には変わりないけど」


と追い討ちを掛けてきて、俺はその場で崩れるように倒れた。

こうして、先生としての初めての夏休みは終わりを迎えたのであった


中々忙しいtakutoです。今回の大富豪はルールが分からない人は意味が分からなかったり、地方によってルールが違ってるなど読む上で少し難しい話になってしまったかもしれません。その場合は本当すいません。
作者の思いつきで書いた話なので……自分もルールが曖昧だったり。感想、評価お待ちしています!!ちょっとしたことでもいいのでよろしくお願いします!!






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