先生は17歳!?(1/100)縦書き表示RDF


初めて書いたものなので漢字の変換間違えや文章のおかしいところがあるかもしれませんが
少しずつ上手く書けるようにがんばります
先生は17歳!?
作:takuto



プロローグ


 
「困った……」

そう今、俺はものすごく大きな悩みを抱えている。
これでもか!ってくらい頭を抱えている状況だ。
なにをそこまで悩んでいるかだって?
俺、伝馬和弥てんまかずやは明日から先生という
職業を全うしなければならなくなったのだから……

17歳という年齢で……

いきなり何馬鹿なこと言ってるかだって?
俺だってそう思うさ。
17歳という年齢で先生という職業に就くなんて漫画の世界みたいな話
俺自身、今だにドッキリか何かじゃないかと思っているくらいだ。
しかし、現実は俺の意見を無視するかのように物事は進み
いつのまにか勤める学校、住む場所などすべての必要事項が迅速かつていねいに行われ
気づけばもう明日が初出勤の日になってしまっていたのだから……
もうわかった。これは現実として受け止めなければならないな。
そう俺、伝馬和弥は明日から先生という職を全うしていかなければ
ならなくなってしまったらしい。
不本意ながらも……
俺はこの事態の発端を考えてみた。
やっぱり、俺があの時発した不注意な一言がこの事態を引き起こしてしまったのだろうな。
それはさかのぼること2ヶ月前のことだ……

 
俺は2ヶ月前までアメリカの某有名大学に通う大学生であった。
このことを説明するためには少し俺の生い立ちを説明しなければならない。
伝馬和弥は日本のT県の平凡な家庭に生まれ
平穏な暮らしをする、ただの一般的な少年であった。
顔も月並みだし、金があるわけでもなくスポーツが出来るほうでもない。
しかし、一つだけ他の人たちと違う部分があった。
それは頭脳……いわゆる俺は天才だった。
勉強という部分だけは誰にも負けたことがなかったし、それが俺にとっての普通だったので
自分が他の人と違うと気づき始めたのは、小学校4年生になってからだった。
それからすぐに俺は親の言われるままにアメリカに転校し
俺は自分の才能に目を掛けてくれた教授の下で勉強を始めた。
そして、一般的には高校1年を全うしている頃に
俺は大学の4年生を迎えていた。
そのころ俺は大学院に進むか教授に頼んで研究機関に入れてもらうかを悩んでいる頃で
そんな時、教授は俺に向かって


「昔、なりたかった職業はあったか?」


と唐突に聞いてきた。
教授はよく唐突に脈略のない質問を飛ばしてくることが多かったので
俺はいつものことかと思い、少し考えた後……俺はこう言った。


「そうですね……昔は学校の先生になるのが夢でしたね」


と軽く昔の思い出語るように言う。
そうこの一言が今、俺がおかれている状況を作り出した最大の原因になったのだろう。
その言葉を聞いた教授は「わかった」の一言だけいい
この場は何事もなく、ひと時の会話として流れていった。
それから2ヵ月後、まさか俺が再び、生まれ故郷日本T県に帰ってくることになろうとは……
不満はたくさんあった。頭にくる気持ちもあった。
しかし、故郷にまた戻ることができたのは正直言ってうれしかった。
もう帰ることの出来ないと思っていた場所
この地を踏んだ瞬間によみがえる記憶、思い出の数々。

「まあこんなこともありかもしれないなぁ」

と心に刻みつつ
明日の初出勤のため準備を始める。
しかしある一つの問題点が……
俺の行く学校は高校である。
俺の年齢は17歳……必然的に俺は近い年齢の生徒の先生をしなければならないだろう。

……絶対に問題になる!!

正直明日から大きな苦労を背負うような予感を感じつつ
止まっている手を動かし明日の準備を再開した。







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