ヨノワールを何とか追い返す事がバクフーン達は山越えを再開しましたが・・・
第八話バクフーンの過去
バクフーン達はヨノワールの襲撃で今日中に山越えが出来ず近くにあった洞穴で野宿する事にしました。
「すっかり暗くなったな!」
「そうだね、夜道は危険だから今日はここで野宿だね!」
「ハァ・・・ジム戦が〜!」
「しょうがないだろバクフーン!それにジムは逃げたりしないよ!焦らない焦らない!」
「ちぇ〜、解ったよ!んじゃお休み♪」そう言うとバクフーンはあっという間に眠ってしまった。
「寝るの早!?」
「コイツは何処でも寝れるやつだからな!それに疲れたんだろ?そっとしといてやろうぜ!」
「そうだね!」
「あの・・・」
「ん?どうしたラティアス?」
「ヨノワールとバトルする前に私に何か言おうとしてましたよね?バクフーンさんのお母さんがどうとか」
「・・・そうだったな」リザードンはバクフーンが完全に寝てるか確認してからラティアスに話した。
「コイツの母親は殺されたんだ・・・しかも目の前で・・・」「えっ!?」
「まだ俺がヒトカゲでコイツがヒノアラシの時だ、あの頃はいつも二人で遊んでいた。その日もいつもと変わらなかったんだ。遊び疲れた俺達は家に帰る途中だった、その時そいつは現れた!全身が真っ黒で不気味に光る目、俺達は見た瞬間普通じゃないとすぐに思った。逃げようと思ったその時いきなり攻撃をして来たんだ!俺達はその一発で大怪我をしてしまった!動けない俺達にそいつは更に攻撃をしようとしていた、正直もうダメだと思ったその時にコイツの母親が助けに来てくれたんだ!そして謎のポケモンとバトルした。
コイツの母親はかなり強かったんだ、ジムリーダーになれる位!あと少しで勝てる所まで来た時にそいつはヒノアラシに向かって攻撃をした!母親はヒノアラシを守る為にその攻撃を受けてしまった!当たり所が悪かったせいで母親は死んでしまった・・・謎のポケモンはそれを確認すると何処かに消えていった。」「そんな過去が・・・バクフーンさんに・・・とても信じられません・・・」「まぁ今までのバクフーンを見ていたお前には想像できないよな・・・でもこれは本当にあった事なんだ。」
「・・・そんな事があったのに何でバクフーンさんは明るく振る舞えるんですか・・・?」
「俺も解らない・・・本当は辛いはずなのにな・・・この話はもう止めよう!そろそろ寝ないと明日起きれないぞ!」
「えっ・・・はい・・・」リザードンはそう言うと眠ってしまいました。しかしラティアスはバクフーンの事が気になりなかなか眠れないでいた。 「・・・ダメだ・・・全然眠れない・・・」ラティアスは洞穴から出て外の景色を見て気持ちを落ち着かせようとした。
「キレイな星・・・」その時
「寝れないのか?」ラティアスがその声がする方を見るとバクフーンがいた。
「バクフーンさん!?起きたんですか?」
「ちょっと早く寝過ぎて目が覚めちゃった♪それでラティアスがいないのに気づいて外に出たらここに君がいたって事!」「そう・・・ですか」
「うわぁ!キレイな星だなぁ!」
「えっ・・・あっそうですね。」
「ん?どうしたんだラティアス?何か元気ないけど?」バクフーンに言われラティアスは思いきってリザードンに聞いた事を話した。
「・・・リザードンのヤツ話したのか・・・」
「ごめんなさい!本当はこんな事聞いちゃいけないって思ったんですけど・・・」
「・・・別に謝る事はないよ」
「えっ?」バクフーンの意外な返事にラティアスは少し驚いた。
「確かに目の前で母さんが殺されたのはかなりショックだった!敵討ちをしようと思ってバトルの特訓も毎日した!でも、ある時浜辺で休んでる時に母さんの言葉を思い出したんだ・・・」
「どんな言葉ですか?」「自分の力は何か人の役立つ事や自分の夢の為に使いなさい、決して復讐のためや悪事に使ってはいけないって。」
「良い言葉ですね・・・」
「あぁ!だから俺は復讐は辞めようと思った!今は君の力になりたいんだ!」バクフーンの言葉にラティアスは少し顔を赤くした。
「それに俺には夢も出来たし!」
「夢?」
「うん!ポケモンリーグで優勝したいって夢が!」
「きっと叶いますよ!バクフーンさんなら!」「ありがとう!そろそろ戻ろうか?」
「ハイ!」バクフーンとラティアスは洞穴に戻っていった。翌朝、
「おはようございます!」
「おはようラティアス!」
「あれ?珍しくバクフーンが早く起きてる!」
「何だよラグラージ!早く起きちゃいけないのか?」
「いや別に・・・」
「おはよう!ん、何だ?バクフーンが早く起きてる!」
「リザードンまで何だよ!」「こりゃ今日は嵐でもくるな!」
「いや嵐どころか大津波が来るかもよ!」
「何で早く起きただけでそんなに言われないといけないんだよ!?」三人は他愛のない話で盛り上がった。その時ラティアスは何かを感じとった。
「この感じ・・・」
「どうしたのラティアス?」
「兄さん・・・?」
「え?」その時ラティアスは意識を集中し始めた。するとラティアスの目が光った瞬間バクフーン達の目の前に別の景色が見えた。
「な、何だ!?」「これは・・・ライトニングシティ?」その景色は今向かっているライトニングシティでした。ラティアスが集中するのを止めると見えていたライトニングシティの景色は元の洞穴の景色に戻った。
「今のは、いったい?」
「今のは夢写しです。」
「夢写し?」
「夢写しは私や兄さんが見ている景色を相手に伝える特別な技なんです。」
「その夢写しが発動したって事は!」
「えぇ!兄さんはライトニングシティにいます!」
「でも、何で今まで夢写しが発動しなかったんだろ?」
「それは多分私が記憶を無くして技の使い方を忘れていたせいだと思います。」
「そんな事より!ラティアスの兄さんがライトニングシティにいるんだろ?だったら早く行こうぜ!」
「ハイ!」四人はラティアスの兄がいるライトニングシティに急いで向かいました。果たしてそこには本当に兄はいるのでしょうか?
第八話が出来ました!今回はバトルが無くて何かバクフーンの過去話とかになっちゃいました!ちゃんと書けたか少し不安です(汗)
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