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準決勝の相手はフライゴン達チーム竜星!果たして勝つのは?
第五十八話ポケモンリーグ準決勝!チームブラストVSチーム竜星!
「10万ボルト!」
ラティオスは試合開始と同時に水タイプに効果がある電気技の10万ボルトをスターミーに放った!だが、スターミーも10万ボルトを使ってラティオスの攻撃にぶつけた!そして大きな爆発が発生した。二人の技は相手にダメージを与える事が出来なかった。
「ならこれだ!シャドーボール!」
今度はラティオスがゴーストタイプの技シャドーボールを放った!スターミーは水タイプに加えてエスパータイプも持っている為、この攻撃も効果があるのだ。黒いエネルギーの塊がスターミーに向かって行く。しかしスターミーもシャドーボールを放って先ほどの10万ボルトのようにまた二つの技はぶつかり合い爆発した。
「・・・」
スターミーはやはり無言のままだ。
「冷凍ビーム!」
ラティオスは冷凍ビームを放った!だが、やはりスターミーもラティオスと同じ技で反撃してきた。冷凍ビームがぶつかり合うとバトルフィールドの中心に大きな氷の柱が出来た。
「サイコキネシス!」
ラティオスはその大きな氷の柱をサイコキネシスで浮かばせてスターミーに向かって放った!
スターミーもサイコキネシスを使って向かって来た大きな氷の柱をバトルフィールドの外に吹き飛ばした!
「このスターミー・・・やるな・・・だが、この技だけはお前には使えまい!ラスターパージ!」ラティオスは眩い光の鎧を身に纏いスターミーに向かって突っ込んで行った!
「・・・!」
その時、突然スターミーの身体から光が発生した!そしてその光はまるでラティオスのラスターパージのように光の鎧みたいになった!光の鎧を身に纏ったスターミーはラティオスに向かって行き、お互いにぶつかり合った!
「こいつ!?まさかモノマネが使えたのか!?」
モノマネとは相手が使った技をしばらくの間コピーして自分の技として使う事が出来る技なのだ。ラスターパージとラスターパージがぶつかり合った事で二人には身体に衝撃が起こり二人は吹き飛ばされた。
「くっ!?」
ラティオスはなんとか踏ん張った。それはスターミーも同じく。

「いくらお前でもドラゴンタイプの技は使えないだろ!竜の波動!」
ラティオスは竜の波動を放った!スターミーはその特徴的な星型の身体を高速回転させはじめた。これは高速スピンと言う技だ。スターミーは高速スピンを使ってまるでフリスビーのように空を飛んで竜の波動を回避した。そして高速スピンしたままラティオスに向かって行った!
「守る!」
ラティオスは守るを発動した。ラティオスはバリアのような光の壁に包まれた。そしてスターミーの高速スピンはその光の壁に阻まれてラティオスに直撃させる事が出来なかった。

「今だ!10万ボルト!」守るに阻まれバランスを崩したスターミーにラティオスは10万ボルトを決めた!だが、スターミーはこの攻撃を耐えきった!そして次の瞬間、スターミーの身体が光輝き始めた。そしてみるみるうちにスターミーの身体の怪我が治っていった!
「自己再生か・・・ならばこの技だ!回復封じ!」ラティオスは回復封じを発動した。これでしばらくの間スターミーは自己再生での回復が出来なくなった。
「シャドーボール連弾!」ラティオスは一気に勝負を決めようとシャドーボールを連発した!それにたいしてスターミーは冷凍ビームを地面に放って目の前に巨大な氷の壁を作ってシャドーボールを防御した。シャドーボールを受けた事で氷の壁は崩壊した。それと同時にスターミーはラティオスに向かって冷凍ビームを放った!
「10万ボルト!!」

ラティオスは相撃ち覚悟で10万ボルトを放った!10万ボルトはスターミーに直撃したが、ラティオスも冷凍ビームを受けてしまった!
「・・・」
「・・・お前もな・・・くっ・・・」
ラティオスとスターミーは倒れた。
「両者戦闘不能!」
「ラティオス!?」
「スターミー!?」
ラティオスの所にバクフーン達が駆け寄った。
フライゴン達もスターミーの所に駆け寄った。
「兄さん!大丈夫?」
「あ、あぁ・・・」
バクフーン達はラティオスを連れてバトルフィールドから離れた。
「ゆっくり休んでてよラティオス。次は僕が行くから。」
次はラグラージがバトルに出るようだ。ラグラージはバトルフィールドへ向かった。
「ねぇ兄さん。さっき何をスターミーさんと話してたの?」
「あぁ・・・あいつが俺に強いなってテレパシーで言ったから俺もあいつにお前もなって言っただけさ・・・」
「スターミーさん喋ったんだ(汗)」






バトルフィールドにはラグラージ。そしてミミロップがいた。
「女だからって甘く見ないでよ!」
そう言ってミミロップは自前の黒い鉄球を軽く持ち上げた。
「・・・相変わらず怖いな(汗)」
「ラグラージ選手VSミミロップ選手!試合開始!」
「おらぁぁぁ!!」
試合開始と同時にミミロップが黒い鉄球を振り回しながらラグラージに向かって走りだした!
「うわっ!?鬼が来た!?」
「誰が鬼じゃこらぁぁぁ!!」
ミミロップは凄い形相で黒い鉄球をラグラージに振り落とした!
「アームハンマー!!」ラグラージはアームハンマーで黒い鉄球を打ち砕いた!
「もう一発アームハンマー!」
ラグラージは連続でアームハンマーで攻撃した。
「スカイアッパー!!」ラグラージのアームハンマーにたいしてミミロップはスカイアッパーで対抗した。二人の拳はぶつかり合った。パワーは互角だ!

「やるじゃないの!だけどね・・・私がパワーだけでバトルすると思ったら大間違いよ!」
次の瞬間ミミロップの拳から冷気が発生した。これは冷凍パンチだ!ミミロップの拳から発生した冷気がラグラージの拳を凍らせ始めた!
「ハイドロポンプ!」
ラグラージは冷静にハイドロポンプを放ってミミロップを自分から遠ざける為に吹き飛ばした!
「ふぅ〜・・・危うく全身凍り漬けになるところだったよ・・・水鉄砲。」ラグラージは凍りついた拳に水鉄砲を放って氷を溶かそうとした。氷よりも水の方が温度が高いので氷はすぐに溶けた。
「もう!あんたのハイドロポンプのせいで私の綺麗な毛並がびしょ濡れじゃないの!」
ミミロップはラグラージのハイドロポンプのせいで確かにびしょ濡れになっていた。
「そんな事を言われても・・・バトルだからしょうがないと思うんだけど(汗)」
「うっさい!あんたは絶対ぶっ倒してやるんだから!高速移動!」
いつも綺麗に整えている毛並をびしょ濡れにされて怒ったミミロップは高速移動で素早くラグラージに向かって行った。
「冷凍ビーム!」
ラグラージは向かって来るミミロップに冷凍ビームを放った!
「私が使えるのは冷凍パンチだけじゃないのよ!炎のパンチ!」
ミミロップの拳から炎が出現した!炎のパンチでラグラージの冷凍ビームを打ち消しながら前に進むミミロップ。
「炎に氷じゃあ相性が悪いか!ならハイドロポンプで・・・」
「もう遅いわよ!スカイアッパー!!」
ラグラージが冷凍ビームからハイドロポンプに切り替えようとした時にはもうミミロップがラグラージの目の前まで来ていた!ミミロップのスカイアッパーがラグラージのあごに直撃!ラグラージは空中に吹き飛ばされた!
「まだまだぁ!飛び跳ねる!!」
ミミロップは空高くジャンプした。先程吹き飛ばしたラグラージをあっという間に追い抜いた!
「おらぁぁ!気合いパンチ!!」
ミミロップは渾身の一撃をラグラージに直撃させた!ラグラージは地面に叩きつけられた!
「ぐっ!?」
「トドメよ!ギガインパクト!!」
ミミロップは落下スピードを利用して最大パワーのギガインパクトでラグラージに向かって行く!
「ハイドロポンプじゃ間に合わない・・・なら!」次の瞬間ラグラージにミミロップの最大パワーのギガインパクトが直撃した!あまりに強い衝撃で地面に亀裂が発生した!
「くっ!?・・・カウ・・・ンター!!」
ラグラージは最後の力を振り絞り、受けたダメージを倍にして相手に返すカウンターでミミロップを攻撃!カウンターはミミロップに直撃し、ミミロップは空高く吹き飛ばされた!
「ハァ・・・ハァ・・・本当に・・・女の子・・・な・・・の・・・?」ラグラージは気絶した。その時、ミミロップが地面に落ちた。ミミロップも気絶していた。
「両者戦闘不能!」
またしても両者引き分けになった!
二人が倒れた所に仲間達が駆け寄って安全な場所まで運んで行った。
「ラグラージ、ゆっくり休んでな。さて、次は誰が行くか?」
バクフーンがラグラージを休ませた後に皆に聞いた。
「そろそろ流れを変えないといけないよな?次は俺が出るよ。」
ピカチュウがバトルすると言った。
「お兄ちゃん大丈夫?次の対戦相手はあの人みたいよ?」
ピチューが指差す先にはグレイシアがいた。どうやら次はグレイシアがバトルするようだ。そしてグレイシアを見るやいなやいきなりピカチュウがグレイシアの所へ突っ走った!
「久しぶりだねグレイシアちゃん♪どうだい?バトルが終わった後に俺と・・・いやいや、僕と食事にでも行かないかい?そして・・・二人の未来の話でも・・・」
やはりピカチュウは可愛い子を見つけるとこうなってしまうようだ。
「お兄ちゃん!!」
ピチューが必殺耳を引っ張るをピカチュウに炸裂させようとしてピカチュウに近づいて行こうとした時、ピカチュウが戻って来た。若干しょんぼりした感じだ。
「どうしたの?」
「うぅ〜あっさり断られた〜(泣)だが!俺は諦めんぞ!あのグレイシアちゃんのクールな心を俺がホットに変えて・・・」ピカチュウがまた暴走し始めた。そこですかさずピチューが必殺耳を引っ張るを決めた!
「はいはい。今は試合に集中しましょうねぇ。」
「イタタタ!?わ、解ったから耳は引っ張らないでぇ!?」
その時、観客から笑い声が聞こえて来た。
「・・・えぇ・・・そろそろバトルを開始しても宜しいでしょうか(汗)」審判のハッサムがどのタイミングでバトルを開始すれば良いのか迷っていた。
「あっ悪い悪いハッサム!いつでも始めて良いぜ!」
ピカチュウがハッサムに言った。
「では・・・ピカチュウ選手VSグレイシア選手!試合開始!」
ようやくピカチュウとグレイシアのバトルが始まった。
「先攻はグレイシアちゃんからどうぞ!レディーファーストだよ!」
やはり女の子にはかなり優しいピカチュウである。
「・・・随分と余裕なのね?だけど・・・いつまでその余裕が持つのかしら?」
その時、グレイシアの周りに小規模の吹雪が発生した。まるで吹雪の衣を纏ったようだ。吹雪の衣を纏った瞬間、グレイシアの周りのバトルフィールドが凍りついていく!「お言葉に甘えて私からやらせてもらうわよ!」次の瞬間グレイシアの強烈な吹雪がピカチュウに向かって来た!
「光の壁!」
ピカチュウは光の壁をジャンプ台にして空高くジャンプした!吹雪はなんとか回避したがピカチュウがバトルフィールドを見た時、バトルフィールド全体が完全に凍りついて氷のバトルフィールドと化していた!
「凄い威力の吹雪だな・・・こりゃ一発でもくらったら一瞬で凍りついちまうよ。」
「余所見しちゃダメよ?」突然ピカチュウの頭上の方から声が聞こえて来た!ピカチュウが上を見るとそこにはグレイシアが!
「なっ!?」
「冷凍ビーム!!」
グレイシアは冷凍ビームを放った!
「光の壁!!」
ピカチュウは光の壁を作り出した。そしてその壁をまたジャンプ台にした更に高く飛び上がり冷凍ビームを回避した。
「一体どうやってこんな高い所まで・・・ん?あれは?」
ピカチュウはグレイシアの足元に薄い氷の板のような物を確認した。
「バレちゃったみたいね。私は空気中の水分を凍らせる事が出来るの。その凍らせた水分を階段みたいにしてここまで昇って来たのよ。だけど、凍らせた水分はすぐに地上に落下しちゃうから長くはいられないんだけどね。」
そんな事を言いながらグレイシアは氷の階段を作ってどんどんピカチュウに迫って来る!
「10万ボルト!」
ピカチュウは迫って来るグレイシアに向かって10万ボルトを放った!だが、グレイシアは空気中の水分を凍らせて薄い板を作り、それをジャンプ台にして高くジャンプし10万ボルトを回避した。
「今度はこっちの番よ。シャドーボール!」
グレイシアはシャドーボールを放ちピカチュウに決めた!ピカチュウは地上の方へ吹き飛ばされた!
「くっ!?身代わり!!」ピカチュウは身代わりで分身を作り出し、地面に激突しそうになったところを分身をクッションの代わりにして衝撃を和らげた。
「ふ〜ん。身代わりで作った分身をクッションの代わりにするなんてね。」グレイシアは吹雪を使って着地する時の衝撃を和らげて着地した。
「空中戦は負けたけど、地上戦なら負けないからな!電光石火!」
ピカチュウは電光石火でグレイシアに向かって行こうとした。
「地上なら負けないか・・・それはどうかしらね?」
「うわっと!?」
ピカチュウは滑ってこけてしまった。最初にグレイシアが吹雪でバトルフィールドを凍らせていたのをピカチュウはすっかり忘れていたのだ。
「イテテ・・・すっかり忘れてたよ(汗)」
ピカチュウは立ち上がろうとしますが氷のせいでつるつる滑って上手く立てません。
「この氷のフィールドで私に勝てると思ったら大間違いよ。」
グレイシアはまるでスケートをするように氷のフィールドを滑りながらピカチュウに向かって行った!ピカチュウは回避しようとするがやはり不慣れな氷のフィールドのせいで上手く立てない!
「アイアンテール!」
グレイシアは優雅に氷のフィールドを滑りながらピカチュウにアイアンテールを決めた!ピカチュウは吹き飛ばされた!だが、ピカチュウに鋼タイプの技は効果は今ひとつなのでそれほどダメージは無かった。ピカチュウは反撃しようと踏ん張ってグレイシアに向かって行こうとするが氷のフィールドのせいで滑って踏ん張れずにバトルフィールドの外の壁まで吹っ飛ばされてしまった。
「くそ〜!氷で滑るから上手く走れねぇ!」
「悪いけど、次で決めさせてもらうわよ!」
グレイシアがピカチュウに向かって来た!
「まずいな・・・ん?待てよ・・・走れねぇんだったら!」
ピカチュウは何か思いついたようだ。ピカチュウの後ろにある壁を思いっきり蹴って勢いをつけてグレイシアに向かって行った。
「「アイアンテール!」」ピカチュウとグレイシアのアイアンテールがぶつかり合った!これは相殺に終わった。そして二人は技の衝撃で吹き飛ばされた。
「ここで光の壁!!」
ピカチュウは光の壁を作り出し、それを蹴ってグレイシアのところへ滑りながら向かって行った!
「走れねぇならグレイシアちゃんみたいに滑れば良いんだ!方向転換するには光の壁を利用すれば良い!」
その時、ピカチュウの身体から電気がバチバチと鳴りながら放出され始めた!そしてその電気はピカチュウを包んでいく。まるで電気の鎧だ!
「ボルテッカー!!」
ピカチュウはボルテッカーを発動した!電気の鎧を身に纏ったピカチュウがグレイシアに迫る!
「吹雪!」
グレイシアは吹雪を発動した!だが、この吹雪は攻撃するために発動したようでは無いようだ。フィールド全体が吹雪に覆われ観客やバクフーン達はピカチュウとグレイシアの姿を見失ってしまった。
「うわっ!?全然フィールドが見えなくなっちまった!?バトルはどうなってんだ?」





「・・・どうなってんだよ・・・これは・・・」吹雪の中ではピカチュウとグレイシアのバトルは続いていた。ピカチュウは戸惑っている。何故なら、グレイシアが何人もいるからだ!
「どう?私のミラーコートを使ったこの戦法は?」ミラーコート。本来は相手の特殊技、例えば10万ボルトや火炎放射などの技でダメージを受けた時にそれを倍返しにして相手を攻撃する技だ。
グレイシアはこのミラーコートをまるで鏡のように自分を映して何人もいるように見せているのだ。普通ならすぐにバレてしまうが、吹雪で視界が悪くなっているので見分ける事が出来ないのだ。「くっ・・・これが本物か!?10万ボルト!」
何人もいるグレイシアのうちの一人に10万ボルトを放った!
「・・・残念。それはハズレよ。言い忘れてたけど、本物の私以外の私に攻撃すると・・・」
偽物のグレイシアに放った10万ボルトがピカチュウに倍返しになって跳ね返って来た!
「ぐわぁぁぁ!?」
「あなたがダメージを受ける事になるわよ。」
本物以外はミラーコートなのでそれに攻撃すると特殊技が全て倍返しで反射してくるのだ。
「イタタタ・・・そうか。本物以外はミラーコートなんだよな・・・何やってんだ俺は(汗)対処方法は簡単じゃないか!電光石火!」
ピカチュウは電光石火で向かって行った。
ミラーコートは特殊技を反射出来るが、物理技は反射出来ないのだ。
「まず一人目!」
ピカチュウの電光石火がグレイシアに直撃した。その瞬間そのグレイシアは鏡が割れたように砕けた。
「こうしてやって行けばいずれは本物に・・・」
「それはどうかしら?」グレイシアがそう言った時、砕いた筈のミラーコートが再び再生してまた元通りになってしまった!
「なっ!?」
「物理技での攻撃は正解だったけど・・・一人ずつやるって言うのは不正解よ。砕いたミラーコートはすぐに再生するの。私のこの戦法を攻略するんだったら本物の私を見つけるか・・・物理の全体技で攻撃するしか無いわよ。」
グレイシアは自信の現れなのか自ら攻略の方法を教えた。
「物理の全体・・・俺にはそんな技を使う事は出来ないけど・・・こういう事は出来る!高速移動から影分身!更に身代わり!」
ピカチュウは対ハガネール戦で使った高速移動と影分身、更に身代わりのコンビネーションでたくさんの実体を持った分身を作り出した!
「行くぜたくさんの俺!気合いパンチ!!」
無数にいるピカチュウ達がグレイシアめがけて気合いパンチで向かって行った!そして次々と気合いパンチが直撃し、ミラーコートを破壊していく。全てのミラーコートを破壊した時、ようやくピカチュウは本物のグレイシアを確認する事が出来た。
「そこかぁ!!」
無数のピカチュウ達が本物のグレイシアに向かって行く!
「・・・」
その時グレイシアはこの時を待っていたと言わんばかりにうっすらと笑みをこぼした。






それからしばらくするとバトルフィールドを覆っていた吹雪が徐々に晴れていく。そして吹雪が晴れ、見えてきたのは凍り漬けになっているピカチュウを余裕の表情で眺めているグレイシアだった!グレイシアは向かってきたピカチュウに最大パワーの吹雪を放っていたのだ。
「残念だったわね。ちゃんとミラーコート戦法を攻略された時の事も考えてるのよ。」
「そりゃそうだよな。だけど最後まで油断しちゃダメだぜグレイシアちゃん!ボルテッカー!!」突然地面からピカチュウが現れてグレイシアにボルテッカーを決めた!
グレイシアは空高く吹き飛ばされた!
「まだまだ!」
ピカチュウは尻尾をバネのように使い空高くジャンプ!そしてグレイシアの上を取るとクルクルと回転し始めた。
「トドメのアイアンテール!!」
遠心力を利用したアイアンテールがグレイシアに直撃!グレイシアは地上に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
「ど・・・どうして・・・あなたは確かに・・・吹雪を受けた筈なのに・・・」
「ハァ・・・ハァ・・・あれは俺の分身体さ・・・本体の俺は分身に隠れて穴を掘るを使っていたのさ・・・」
「・・・そうだった・・・の・・・」
グレイシアは気絶した。
「グレイシア選手戦闘不能!」
ピカチュウが勝利した!これでチームブラストが一歩リードした。だが、ピカチュウは今のバトルで体力を大分消費したようでかなり苦しそうだ。「グレイシア。ゆっくり休んでね。ライボルト、頼むよ!」
「任せとけ。」
チーム竜星からはライボルトが出で来た。
「ハァ・・・ハァ・・・後の奴らの為にも・・・少しでも奴の体力を削らないとな・・・」
「ピカチュウ選手VSライボルト選手!試合開始!」試合開始と同時にピカチュウは電光石火でライボルトに向かって行った!だが、最初に比べるとスピードが落ちている。やはり体力の限界が近いようだ。ライボルトはピカチュウの電光石火をあっさりと回避してしまった!
「へとへとのあんたに俺を倒す事は出来ないぜ!炎の牙!」
ライボルトの牙から炎が出現した。炎を纏った牙でピカチュウに噛みつこうとした!
「くっ・・・電光石火!」ピカチュウは炎の牙をなんとか電光石火で回避した。
「逃がすか!」
ライボルトは炎の牙を維持したまま電光石火でピカチュウを追った!
「ハァ・・・ハァ・・・ただじゃやられねぇぞ・・・せめて一発決めてやる!気合いパンチ!」
ピカチュウは真後ろに迫っているライボルトの方へ振り向いて今持てる全力の気合いパンチを叩きこもうとした。だが、先に炎の牙がピカチュウに直撃してしまった!
「ぐっ!?ま・・・まだだぁ!!」
ピカチュウは痛みを堪えて気合いパンチをライボルトに直撃させた!気合いパンチを受けたライボルトは吹き飛ばされた!「くっ!?まだそんな力が残ってたのか!?」
「へ・・・へへ・・・決めてやった・・・ぜ・・・」
ピカチュウはついに限界に達したのか倒れてしまった。
「ピカチュウ選手戦闘不能!」
「ピカチュウ!」
バクフーン達がピカチュウの所に駆け寄った。
「お兄ちゃん大丈夫?」ピチューが声をかけるがピカチュウからの返事は無い。どうやら気絶しているようだ。だが、ピカチュウの表情は何処か達成感を感じさせるような表情をしていた。
「ピカチュウのアニキ・・・アニキの思い、無駄にしないっすよ!バクフーンのアニキ!次は俺にやらせて下さいっす!」「解った!頼むぜグラエナ!」
「了解っす!」
次はグラエナがバトルするようだ。グラエナがバトルフィールドに入った。
「グラエナ選手VSライボルト選手!試合開始!」「シャドーボールっす!」試合開始と同時にグラエナはシャドーボールを放った!
「電撃波!」
シャドーボールに対してライボルトは電撃波で対抗した。二つの技はぶつかり合い爆発した。爆発が起きた事で爆煙も発生。お互いに相手の姿が見えなくなった。
「迂濶に動くと相手にチャンスを与え兼ねないな・・・ここは充電を使って次の攻撃に・・・」
ライボルトは爆煙が晴れるまでグラエナは行動しないと予想して充電を開始した。充電は次に使う電気技の威力が倍になる技だ。
「甘いっすよ!穴を掘るから氷の牙!」
突然地面からグラエナが現れた!グラエナはさっきの爆発の時に穴を掘るを使って地面に潜っていたのだ。ライボルトは充電を発動している為に動く事が出来ずグラエナの氷の牙を受けた!
「くっ!?なめるなぁぁぁ!!雷!!」
氷の牙に耐えながらライボルトは充電を完了!
最大パワーで雷を放った!充電を使ってからの雷は凄まじい威力だ!直撃すればグラエナはひとたまりもない!

「ラティオスのアニキに教えてもらったこの技を使うっす!守るっす!」グラエナは守るを発動してライボルトの雷を防御した!
「くっ!なら電光・・・」
「不意打ちっす!」
ライボルトが電光石火で攻撃しようとした時、グラエナが不意打ちで先制攻撃した!不意打ちを受けたライボルトは吹き飛ばされた!
「トドメのアイアンテールっす!!」
吹き飛ばされたライボルトを素早い身のこなしでグラエナが追い、アイアンテールを決めた!
ライボルトはフィールドの外の壁まで吹き飛ばされ激突した。ライボルトはなんとか立ち上がろうとするがピカチュウ戦で受けた気合いパンチのダメージが残っていたみたいでなかなか立ち上がれない。
「くそ・・・」
ライボルトは力尽きて倒れてしまった。
「ライボルト選手戦闘不能!」
「やった勝ったっす〜♪」グラエナは今回のバトルでポケモンリーグ初勝利だったので凄く喜んでいる。
「やったなグラエナ!その調子で次も頼むぜ!」
「了解っすバクフーンのアニキ!」
「そう簡単に勝たせる訳にはいかないな・・・」グラエナが声がする方を振り向くとバシャーモがいた。凄い気合いが入っている。バシャーモの手首からは燃え盛る炎が溢れ出ている。
「グラエナ選手VSバシャーモ選手!試合開始!」グラエナとバシャーモのバトルが始まった!
グラエナはすぐに飛びかかろうとしたが、バシャーモからのプレッシャーが強力でグラエナは動きを停めてしまった。
「どうした?何処からでもかかってこいよ。」
バシャーモはグラエナを挑発している。だが、グラエナは動かない。いや、動けないと言った方が正しいだろう。今仕掛ければ確実にやられるとグラエナは直感的に感じていたからだ。だからグラエナはバシャーモが動くのを待っている。バシャーモが攻撃する時の一瞬の隙を突くために。
「来ないなら・・・こっちから行くぞ!」
バシャーモが攻撃する体制に入った。
「今っす!不意打ち!」グラエナは先制技の不意打ちでバシャーモを攻撃しようとした!
「かかったな!」
バシャーモが攻撃しようとしたのはフェイクだった!バシャーモは自慢の脚力で空高くジャンプした。グラエナは勢いが付いているためすぐには停まれなかった!
「くらえ!ブレイズキック!!」
バシャーモの足から炎が出現した!全体重をかけたブレイズキックがグラエナに直撃した!
「がはっ!?」
「もう一発ブレイズキック!!」
バシャーモは更にブレイズキックをグラエナに決めた!グラエナはバトルフィールドの外まで吹き飛ばされた!
「くっ・・・つ、強いっす・・・がくっ・・・」グラエナは倒れた。
「グラエナ選手戦闘不能!」
「あのバシャーモ・・・強いな。バクフーンじゃないが・・・なんだかワクワクして来たぜ!」
同じ炎タイプのリザードンはバシャーモとバトルしたくてしょうがないみたいだ。それはバクフーンも同じである。
「アイツともバトルしてぇけど・・・その前に決着つけないとならない相手がいるからな・・・」そう言ってバクフーンは相手チームのフライゴンを見た。
「リザードン。バシャーモの相手はお前に任せたぜ!」
「おう!」
リザードンがバトルフィールドに入った。
「あんたが俺の相手か・・・前からあんたとは一度バトルしたいと思ってたんだ。」

バシャーモがリザードンに言った。
「へぇ〜。実は俺もバトルしたいと思ってたんだ。最初から全力でやるからバシャーモも全力で頼むぜ?」
「それはこっちのセリフだ。」
そう言った時、バシャーモの手首から炎が勢い良く燃え盛った!リザードンも尻尾の炎がいつもより大きな炎となって燃え盛っている。二人とも気合いが入っている。
「リザードン選手VSバシャーモ選手!試合開始!」
「「火炎放射!!」」
試合開始と同時に二人は火炎放射を放った!二つの火炎放射はバトルフィールドの中央でぶつかり合い、大きな火柱となって燃え盛った!
「互角か・・・なら別の技で!」
リザードンは空高く飛び上がった!
「エアスラッシュ!!」リザードンはエアスラッシュを放った!空気の刃がバシャーモに向かって行く!
「炎のパンチ!!」
バシャーモは炎のパンチでエアスラッシュを打ち消した!
「今度はこっちの番だ!」バシャーモはリザードンがいる所に向かってジャンプした。30階建てのビルも楽に飛び超える事が出来る脚力を持つバシャーモはリザードンがいる所まで簡単にたどり着いてしまった!
「ブレイズキック!!」バシャーモの右足から炎が出現!リザードンの顔に向けてブレイズキックで攻撃した!
「させるか!」
リザードンはブレイズキックを左手で受け止めた!
「ドラゴンクロー!!」リザードンは右手でドラゴンクローを使いバシャーモを攻撃!
「なんの!」
リザードンのドラゴンクローをバシャーモは両手を使って防いだ!
「「火炎放射!!」」
再び二人は火炎放射を放った!二つの火炎放射はぶつかり合い巨大な火柱となった!この巨大な火柱の発生で二人は吹き飛ばされた!リザードンは空を飛べるのですぐにバランスを立て直す事が出来た。だがバシャーモはそうはいかない。地上に向かってまっ逆さまだ!
「エアスラッシュ乱れ撃ち!!」
リザードンはチャンスとばかりにエアスラッシュを5発放った!
「ブレイズキック5連脚!!」
バシャーモは落下しながらもブレイズキックを使ってエアスラッシュを打ち消した!
「火炎放射!」
バシャーモは地面に向かって火炎放射を放ち衝撃を和らげて安全に着地した。

「俺のエアスラッシュはバシャーモに通用しないか・・・並の攻撃じゃダメならこれだ!オーバーヒート!!」
リザードンは火炎放射より強力なオーバーヒートを放った!
「ならこっちもオーバーヒートだ!!」
バシャーモもオーバーヒートを放った!二つのオーバーヒートはぶつかり合い凄まじい爆発が発生した!
「今だ!」
リザードンは爆発でバシャーモがこちらの事を見失っている間に急降下して一気にバシャーモに近づきドラゴンクローを決めようとした。
「くらえドラゴンクロー!!」
「むっ!」
ドラゴンクローが当たりそうになった時、バシャーモは紙一重で避けた!
「ちっ!」
「ブレイズキック!」
バシャーモの反撃のブレイズキックがリザードンの顔に直撃した!リザードンは負けじと自分の尻尾をバシャーモの顔に叩きつけて反撃した!痛み分けに終わった二人はバトルフィールドの外まで吹き飛ばされた!
「くっ!?にゃろ!!」
「まだまだ!!」
二人はすぐに体制を立て直して向かって行った!
「ドラゴンクロー!!」
「ブレイズキック!!」リザードンのドラゴンクローとバシャーモのブレイズキックがぶつかり合った!パワーは互角!
「押してダメなら・・・引いてみなってな!」
バシャーモはブレイズキックを解除して後ろに後退した。いきなりの事でリザードンはバランスを崩してしまった!
「スカイアッパー!!」バランスを崩したリザードンにバシャーモはスカイアッパーで攻撃!バシャーモのスカイアッパーはリザードンのあごに直撃した!だが、それと同時にリザードンもバシャーモにドラゴンクローを決めていた!スカイアッパーを受けたリザードンは空に。ドラゴンクローを受けたバシャーモはフィールドの外にそれぞれ吹き飛ばされた!だが、すぐに二人は体制を立て直した。
「ハァ・・・ハァ・・・俺がこんなにバトルが楽しいって思ったのはバクフーンとやって以来だぜ・・・もっとやりたいところだが・・・そろそろ体力の限界が近い・・・次で決めてやる!」
リザードンの身体が炎の鎧に包まれた!
「あれは・・・なるほど。てっきりブラストバーンでくると思ったが・・・真っ向勝負で決着をつけようって訳か・・・だったらその勝負、受けてたってやる!」
バシャーモの身体も炎の鎧に包まれた!そして次の瞬間、リザードンが急降下して一気にバシャーモに向かって来た!
バシャーモもジャンプしてリザードンに向かって行った!
「「フレアドライブ!!」」
二人の最大パワーのフレアドライブがぶつかり合った!そして凄まじい爆発が発生!二人はフィールドの外まで吹き飛ばされ、壁に激突した!そして二人は倒れた。
「ハァ・・・ハァ・・・くっ・・・動け・・・俺の身体・・・」
リザードンは必死に立ち上がろうとしている。
バシャーモも同じく立ち上がろうとしている。二人の必死な姿を見て観客から頑張れと応援する声がスタジアムに響き渡った。
「頑張れリザードン!」バクフーンもリザードンを応援している。
「くっ・・・うおぉぉぉ!!」
リザードンは気合いで立ち上がった!
「ま・・・負けるかぁぁぁ!!」
バシャーモも気合いで立ち上がった!
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・くっ・・・」だが、バシャーモはまた倒れてしまった!バシャーモは再び立ち上がろうとするが身体がもう言うことをきかなかった。
「バシャーモ選手戦闘不能!」

審判のハッサムはバシャーモを戦闘不能と判定した。
「やったなリザードン!」バクフーンがリザードンの所に駆け寄った。
「・・・」
リザードンの様子がおかしい。
「リザードン?」
「・・・」
バクフーンが語りかけても返事が無い。どうやらリザードンは立ったまま気絶しているようだ。
「リザードン・・・ご苦労様。後は俺に任せな。ハッサム、リザードンの次のバトルは棄権にしてくれ!もうリザードンはバトル出来る状態じゃないからさ。」
「解りました。」
バクフーンはリザードンを仲間がいる所まで運んであげた。そしてバクフーンはすぐにバトルフィールドへ戻って行った。すでにバトルフィールドにはフライゴンがいた。「待たせたなフライゴン!さぁ、楽しいバトルをしようぜ!」
「もちろんですよ!」
二人はすぐにバトルがしたくてしょうがないみたいだ。
「バクフーン選手VSフライゴン選手!試合開始!」遂にバクフーンとフライゴンのバトルが始まった!試合開始と同時にバクフーンが電光石火でフライゴンに向かって行った!フライゴンはそれを見て即座に空へ上昇した!
「火炎放射!」
バクフーンは空に飛んだフライゴンに向かって火炎放射を放った!
「砂嵐!」
フライゴンは自分の周囲に砂嵐を発生させて火炎放射から身を守った。
「竜星群!更に火炎放射!」
フライゴンは竜星群と火炎放射のコンビネーションで反撃した!炎を纏った無数のエネルギー弾がバクフーンに降りかかる!
「うおっ!?」
バクフーンは電光石火で降りかかる炎の竜星群をなんとか回避した。
「そっちがコンビネーションならこっちだって!スピードスター!そして火炎放射!」
バクフーンはスピードスターと火炎放射のコンビネーション攻撃で反撃した。無数の星型のエネルギーが火炎放射の炎に包まれ炎のスピードスターとなってフライゴンに向かって行く!
「ドラゴンクロー!!」フライゴンは炎のスピードスターにドラゴンクローで攻撃して全て打ち消した!
「あらま(汗)俺のコンビネーション攻撃が全部打ち消されちまったよ。」「油断しちゃダメですよバクフーンさん!地割れ!!」
フライゴンが地面を思いっきり殴ると、地面に亀裂が生じた!その亀裂はどんどんバクフーンの方へ向かって行った。それと同時に地面が割れた!
「おわっ!?」

バクフーンは地割れの中に落ちそうになったが、なんとか崖と崖の間で自分の両手両足を思いっきり伸ばして踏ん張り、落ちずにすんだ。
「あ、危ねぇ(汗)」
「ソニックブーム!」
フライゴンは容赦なくバクフーンをソニックブームで攻撃した。衝撃波がバクフーンに襲いかかる!
「いやちょっと待って!?この状況で攻撃くらったら落ちるって!?火炎放射!!」
バクフーンは下に向かって火炎放射を放った!火炎放射の勢いを利用してバクフーンは空へ飛び、ソニックブームを回避した。
「逃がしませんよ!」
フライゴンはバクフーンのあとを追った。そしてドラゴンクローで攻撃する構えに入った。
「ドラゴン・・・」
「させるか!オーバーヒート!!」
目の前まで来たフライゴンにバクフーンはオーバーヒートを直撃させた!フライゴンは吹き飛ばされ地面に叩きつけられた!
「よっしゃ♪・・・って、あぁぁぁ!?」
バクフーンは空中にいるのを忘れていたようだ。そのまま地面へ落下してしまい地面に叩きつけられた。
「い・・・痛い(汗)」
腰を強く打ったみたいで、バクフーンは腰を押さえている。
「砂嵐!!」
その時フライゴンが砂嵐を発動した!砂嵐がバクフーンに向かって行く!「って休む暇無しですか!?うわっ!?」
バクフーンは砂嵐に包まれた!砂嵐のせいで周辺の状況が解らなくなってしまった!
「くそ!砂で周りが見えねぇ!」
「ドラゴンクロー!」
フライゴンのドラゴンクローがバクフーンに直撃した!
「痛っ!?くっそっちか!火炎放射!」
バクフーンは火炎放射で反撃するが、フライゴンには命中しなかった。

「そんな闇雲に攻撃しても俺には当たりませんよ!ドラゴンクロー!」
再びフライゴンのドラゴンクローがバクフーンに直撃した!
「ぐっ!?」
砂嵐のせいでフライゴンの位置が解らない為バクフーンは回避する事が出来ない。更に砂嵐の砂がじわじわとバクフーンにダメージを与えていく!
「このままじゃヤバいな・・・こうなったらこれだ!噴火!!」
バクフーンはフィールド全体に噴火を放った!
噴火の凄まじい力でバクフーンを包んでいた砂嵐が消し飛んでしまった!だが、フライゴンには直撃しなかった。フライゴンはバクフーンが噴火を使うと予想して、噴火が届かない高さまで上昇していたのだ。
「あそこか!」
バクフーンはフライゴンを見つけた!そして火炎放射を放とうと構えた。
「くらえ!火炎・・・ってうわっ!?」
突然バクフーンは尻餅をついてしまった!理由は・・・
「良し!砂地獄成功!」フライゴンが砂嵐で姿を隠している間にバクフーンの足下に砂地獄を仕掛けていたのだ!
バクフーンの身体がどんどん砂の中に埋もれていく!
「お前と初めてバトルした時に受けた砂地獄は脱出するのに苦労したけど・・・今の俺ならすぐに脱出出来るぜ!オーバーヒート!!」
バクフーンはオーバーヒートを地面に撃った。
そしてオーバーヒートの勢いで空高く上昇した!先程の火炎放射で上昇した時よりも高く飛んだ!
「行くぜフライゴン!」バクフーンは炎の鎧を身に纏った!そしてフライゴンに向かって行った!いや、正確にはフライゴン目指して落下して行った!
「フレアドライブ!!」
「ドラゴンクロー!!」バクフーンのフレアドライブに対してフライゴンはドラゴンクローで対抗したが、落下スピードを利用しているフレアドライブの方がパワーが上だった!ドラゴンクローは弾かれ、フレアドライブがフライゴンに直撃した!
「くっ!?ま、負けません!!破壊光線!!」
フライゴンはフレアドライブを耐えた!そしてフライゴンはバクフーンに最大パワーの破壊光線で反撃した!バクフーンは回避しようとしたが間に合わず、破壊光線をまともに受けてしまった!破壊光線を受けたバクフーンはバトルフィールドの外の壁まで吹き飛ばされた!
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・やった・・・のかな?」
「・・・ブラスト・・・バーン!!!」
バクフーンは破壊光線を耐えていた!そしてフライゴンに最大パワーのブラストバーンで反撃!
破壊光線を使ってしまったのでフライゴンはその反動で動く事が出来ず、ブラストバーンをまともに受けた!フライゴンはフィールドの外の壁まで吹き飛ばされた!
「くっ!?・・・さ、さすがです・・・バクフーン・・・さ・・・ん・・・」フライゴンは倒れた。「フライゴン選手戦闘不能!よって勝者、チームブラスト!!」
遂にバクフーン達はフライゴン達に勝利!決勝進出を決めた!
「ハァ・・・ハァ・・・か、勝った〜・・・フライゴン、大丈夫か?」
バクフーンはフラフラになりながらもフライゴンの所に来て、手をさしのべた。
「な、なんとか・・・」フライゴンはバクフーンの手を掴み、立ち上がった。
「負けちゃいましたか・・・やっぱりバクフーンさんは強いですね。」
「お前だって強かったぜフライゴン!楽しいバトルだったぜ!またやろうな?」
「もちろん!」
二人はがっちり握手した。その時観客から拍手が鳴り響いた。皆バクフーン達とフライゴン達のバトルを見て感動したようだ。






バトルを終えた後、疲れきった身体を癒す為にバクフーン達はフライゴン達と共にポケモンセンターに来ていた。
「ようバクフーン!フライゴン!」
皆が休んでいる時、チーム業火のリーダーのゴウカザルがやって来た。
「ゴウカザル!てっきり帰ったんだと思ってたけど?」
「お前らの試合を応援しないで帰れるかって!あっそうだ!バクフーン、決勝進出おめでとう!」
「サンキューゴウカザル♪」
ゴウカザルがバクフーン達の決勝進出を祝った時、急に周りにいる他のポケモン達が騒ぎ始めた。確認すると皆テレビに注目している。テレビにはカイリュー達が映っていた。どうやらカイリュー達も決勝進出を決めたようだ。
「やっぱカイリュー達が勝ち上がったか・・・って事は、バクフーン達の決勝の相手はカイリュー達って事だな。」
「ですね・・・バクフーンさん。俺達に勝ったんですから、絶対優勝して下さいよ!」
「任せとけ♪お前達の分も頑張るぜ!」
バクフーン達の相手はカイリュー達に決まった!果たしてバクフーン達はカイリュー達に勝利し、見事優勝する事が出来るのか?
第五十八話完成です。
いやぁ・・・どういうバトル展開にすれば良いかずっと考えてたら更新するのがかなり遅くなってしまいました(^_^;)


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