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バクフーン
「エピローグかぁ……」

リザードン
「来たか、この時が……」

始まりがあれば終わりもあるという事で。
あっ、今更なんですがユーザー登録してない人でも感想を書き込めるように設定してあるんで、よろしかったら感想お願いしますね~。

バクフーン
「いや本当今更だなおい!?(汗)」
エピローグ
「……平和だなぁ」

 フレイムシティから少し離れた場所にある浜辺に座り、ゆっくりと沈んでいく夕日を眺めているバクフーンが思わずそう呟く。ダークネスを倒して世界に平和を取り戻し、そしてレナと結婚してから1年の月日が流れていた。
 チームブラストの仲間達は皆別れ、それぞれ自分がやりたい事を一生懸命やっている。
 チームブラストとして旅立つきっかけになった仲間であるラティアスは、兄であるラティオスと共に困っているポケモン達を助けるポケモンレンジャーとして活動している。
 ピカチュウは現在もライトニングジムのジムリーダーとして、毎日やってくるチャレンジャー達とバトルしている。
 ピカチュウの妹であるピチューはそんな兄をサポートしている……ピカチュウが仕事放棄してナンパしに行くのを止める事が大半だが。
 グラエナやジラーチはバクフーンの両親であるグレンやリリと共に探検家として活動している。
 最初はやりたい事がなくてお手伝いとしてグレン達と一緒に探検活動をしていたグラエナ達だったが、やっていくうちに探検家に魅力を感じたようで今では本格的な探検活動を行っている。
 ドダイトスとポリゴン2はもっと強くなる為に様々な地方を転々と旅している。
 ラグラージはまだ自分がやりたい事を見つけられずにいる為、現在は1人で自分探しの旅をしている。
 そしてリザードンは今でも孤児院を経営しており、苦しい思いをしている子供達を保護して大切に育てている。

「……はぁ……」

 1つ大きく溜め息を吐き、背中から地面に倒れ込んで大の字になり、夕焼け空を見つめるバクフーン。

(なんだろ、この感じ……レナと結婚出来て俺すっげー幸せな筈なのに……)

 大好きなレナと結婚して幸せな生活を送ってきたバクフーンだが、何か物足りなさを感じていた。決してレナとの生活に不満がある訳じゃない、しかし何か……心が何かを求めている、バクフーンはそのように思えてならなかった。

(俺は……何をやりたいんだ?)

 一体自分は何をやりたいのか、バクフーンは夕焼け空を見つめながらひたすら考える。

「ま、待ってよ~……」

「なんだもうバテたのか?」

 考え事をしていた時、近所に住む子供達がフレイムシティ目指して走っていく姿をバクフーンは見つける。

「こんな事でバテてるんじゃ、ポケモンリーグになんか出れないぞ? お前いつか出たいんだろ?」

「も、もちろんだよ!」

「ならもっと頑張ろうぜ。ほら、行くぞ!」

 子供達はまるで競い合うようにしてフレイムシティに向かって走っていった。

「そうか……はは、なんかわかった気がする、俺がやりたい事……」

 子供達を見て自分が何をやりたいのかがわかり、バクフーンは笑みを浮かべる。

「あっ、やっぱりここにいたわねバク君」

 そこへ帰りが遅いバクフーンを捜していたレナがやってきた。

「帰りが遅いから心配しちゃったわよ」

「悪ぃレナ、ちょい考え事しててさ」

 右手を後頭部に当て、苦笑いしながらレナに謝るバクフーン。

「バク君が考え事なんて珍しいわね? どんな事考えてたの?」

 バクフーンの隣に座り、どんな事を考えていたのかと尋ねるレナ。

「俺が1番やりたい事はなんなのかって考えてたんだよ……俺、やっぱりバトルをやりたい。世界には強い奴がまだたくさんいる筈だから、俺はそんな奴らとバトルしたい」

「そっか……実は私もね、コンテストに復帰したいなぁって思ってたんだ」

 バクフーンの考えていた事を聞いた後、レナも自分が考えていた事を話す。コンテストに復帰したい……それを聞いたバクフーンは少し驚きの表情を浮かべる。

「あっ、別にバク君との生活に不満がある訳じゃないのよ? 私は――」

「わかってるよレナ。俺もレナも同じ事を考えていたみたいだからさ。俺はバトルを、そしてレナはコンテストに……だけど、何処に行けば良いかなぁ? ここの地方でコンテストやってるって聞いた事ないし、俺は全部のジムを制覇しちゃったし……」

 バクフーンは腕組みをして、何処に旅をすれば良いか考える。

「西にある地方に行ってみない? あっちなら確か今コンテストが開かれている筈だし、あっちにしかいないジムリーダー達だっているわよ?」

「西か……よし、じゃあ決まりだな!」

 レナの提案で、西の地方へ旅に出る事を決めたバクフーン。









 旅に出ると決めてから翌日、行動を起こすのが早いバクフーンとレナは西の地方へと向かう船に乗り込んでいた。

「……あ~、気持ち悪ぃ~……」

「ちょっとバク君大丈夫?」

 実は船に弱いバクフーンは船酔いでかなり気持ち悪そうにしている。
 そんなバクフーンを心配してレナは優しく彼の背中をさすっている。

「う~……船が苦手だった事忘れてたぜ……ん?」

 船酔いと戦っているバクフーンの視界にある光景が飛び込んでくる。
 この船のデッキには小さなバトルフィールドがあり、暇な時はここにポケモン達が集まってバトル出来るようになっている。そして今そこでまさにポケモンバトルが行われていた。

「へぇ~、この船にはバトルフィールドもあるのねぇ……バク君、ちょっと近く……」

 バトルしているポケモン達の近くまで行こうとレナが誘おうとした時、いつの間にかそこにもうバクフーンはいなくなっていた。

「あ、あれ? バク君?」

 バクフーンを捜す為、レナは辺りを見回す。

「あっ、いた」

「俺はバクフーンって言うんだ。あんた、俺とバトルしようぜ♪」

 バクフーンはすでにバトルフィールドに入っていて、偶然そこにいたボスゴドラにバトルを申し込んでいた。
 さっきまで船酔いに苦しんでいた筈なのに今はピンピンしている。
 そんなバクフーンを見てレナは思わず苦笑いする。

「その勝負、受けてやる!」

「そうこなくっちゃ♪ んじゃ最初から全力全開で行くぜ!」
バクフーン
「……短くね?」

まあエピローグだし。
それにセカンドシーズンもあるからこんな感じで良いかなぁと。

リザードン
「とにかく、これでファーストシーズンであるこの“バクフーン達の冒険”は完結だな」

だね。読者の皆様、今までこんな小説をご愛読していただきありがとうございます。
これからはこの小説をちょくちょく修正していったりとかしてちゃんとした物になるようにしますが、これが最後の更新となります。

バクフーン
「本当ありがとうな」
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