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フレイムシティに向け旅を続けるバクフーン達、今は広い草原を歩いていた。
第十一話ピカチュウ登場!
「なぁ、ラグラージ〜!」
「まだだよ!」
「まだ何も言ってないだろ!?」
「どうせ、まだ着かないのか〜って聞こうとしたんだろ?」
「違うよ!あそこで何かやってるみたいなんだよ!」
「ん?」バクフーンが指差す先には確かに何かやっていた。にぎやかな感じからどうやら祭のようだ。
「ラグラージ!行ってみようぜ!」
「え?でも・・・」バクフーンはラグラージの答えを聞かずすでに向かっていた。
「人の話は最後まで聞け〜!」「アイツは昔から祭とか、そうゆうイベントが大好きだからな!しょうがない、行こうぜ皆!」
「そうですね、気分転換にもなるし!行こう兄さん!」
「お前も祭とか好きだからな、良いよ、行こう!」
「もう、しょうがないなぁ」四人はバクフーンの後を追って行きました。そこには、いろんな店が並んでいてまるで祭のようでした。
「へぇ、結構いろんな物があるなあ」
「あっ!兄さん、これかわいい!」ラティアスはポケモンの人形を指差した。
「本当だな、欲しいのか?」
「えっ、買ってくれるの?」
「欲しいんだろ?兄ちゃんが買ってやるよ!」
「ありがとう!」ラティオスはラティアスに人形を買ってあげた。
「兄さん、これ大事にするね!」ラティアスは喜んだ。「お〜い!皆こっちに来てみろよ!」その時バクフーンが皆を呼んだ。
「どうした?」
「これ見てみろよ!」バクフーンが指差す先には張り紙があった。
「なになに、今回の祭のメインイベント、ポケモンバトル大会!優勝者には賞金3000ポケを差し上げます、腕に自信がある方は是非とも参加して下さい!・・・バクフーン、もしかして出たいの?」ラグラージがバクフーンに質問した時、バクフーンは目をキラキラさせていた。(・・・出る気満々だ(汗))
「でもバクフーンさん、この大会の受付時間、5分前に終わってるみたいですよ?」
「えっ!?」張り紙の端には受付時間が書いてあり、確かに5分前に終了していた。
「あら〜残念だなバクフーン?」
「・・・」バクフーンは物凄い落ち込んでいた。
「そこまで落ち込まなくても(汗)」
「大会の見学は出来るみたいですから、見学して行きましょうよ?」
「そうだね!ほら、行くよバクフーン!」
「・・・解ったよ・・・」五人は会場の観客席に向かおうとした、その時ラティアスはラティオスに買ってもらった人形をなくしてしまっていることに気付いた。
「あっ!」
「どうしたラティアス?」
「お人形さんが・・・」
「どうしたのラティオス?」
「あぁどうやらラティアスが人形落としたらしいんだ、探してから行くから先に行っててくれ!」
「解った」その後二人は落とし人形を探した。
「どこら辺に落としたんだ?」
「入る前には持ってたはずなんだけど・・・」二人は入り口に向かって戻って行った。そこに人形があった。
「良かった〜、見つかった!」
「もう無くすなよ?さあ、早く行こう、皆が待ってるぞ!」
「あっうん!」二人が戻ろうとしたその時
「きゃ!」ラティアスに何かぶつかった。
「あっすみません!急いでいたもので・・・」そこにはピカチュウがいた。どうやらラティアスにぶつかったのはピカチュウみたいだ。
「あぁ、大丈夫ですよ!」
「・・・」ピカチュウはずっとラティアスを見ている。
「あっあの・・・何か?」
「綺麗だ・・・」
「えっ?」ピカチュウはいきなりラティアスの前でひざまずいた。
「僕と付き合って下さい!」
「えぇ!?」「お、お前!人の妹にいきなり何を言うんだ!?」ピカチュウの言葉にラティオスは怒った。
「あっいた〜!お兄ちゃん、こんな所で何してるの!」反対側の通路から別のポケモンがやって来た。
「ピチューか、邪魔するな!お兄ちゃんは今恋のアタックをしているんだ!」ピカチュウがそう言うとピチューはピカチュウの耳を引っ張った。
「ハイハイ、女の子を見てすぐにデートに誘うのはやめましょうねぇ!」
「イタタタ!」
「すみません!うちの兄がご迷惑おかけしまして!」
「い、いえ・・・」
「お兄ちゃん、後でお説教だからね!」ピチューはピカチュウの耳を引っ張りながら連れて行った。「イタタタ、わ、解ったから耳は引っ張るなぁ!」
「何だったんだ、今の?」
「さ、さあ?」その時ラグラージがやって来た。
「あっいたいた!二人とも席は取っておいたから早く行こうよ!」
「あ、あぁ!」
「今行きます」二人は急ぎ観客席に向かった。
「遅かったな?」
「ちょっといろいろありまして・・・」
「ん?」
「あっ始まるみたいですよ!」バトルフィールドには大会主催者のエレキブルがいた。
「これより、本日の祭のメインイベントのポケモンバトル大会を開始する!皆楽しんでくれ!がっはっはっは!」
「あれ?ジムリーダーのエレキブルじゃん!?」
「この大会の主催者ってジムリーダーだったんだ・・・」「では、ハッサム!後はよろしくの!がっはっはっは!」
「解りました!ではこれより、バトル大会を開始します!ルールはトーナメント方式のシングル戦になります!それでは、第一回戦を始めます!選手はバトルフィールドへ!」ハッサムの呼び出しに出場選手が出で来た。赤コーナーからはゴローニャが、そして青コーナーからは・・・
「あっアイツ!?」ラティオスは思わず驚いて声を出してしまった。
「ど、どうしたのラティオス?」
「あの人さっき会った人なんです!」そう青コーナーからはピカチュウが出で来たのだ。するとピカチュウはラティアスを見つけすかさず声を掛ける。
「あ、お〜い!僕の活躍見ててね〜!そして僕が優勝したら付き合って下さ〜い!」ラティアスはその言葉を聞いて赤くなってしまった。
「あ、アイツ〜!絶対ラティアスはやらん!!」
「に、兄さん・・・」
「ラ、ラティオス、キャラ変わってるよ(汗)」「え、えぇそれでは、試合開始!」大会が始まった。「試合前にふざけた奴だ!一発で終らせてやる、丸くなるから転がる!」ゴローニャは体を丸めてピカチュウめがけ転がってきた。
「一発で・・・ねぇ・・・」次の瞬間ピカチュウはゴローニャに向かって行き、そしてすれ違った。ゴローニャは転がるを止めたまま全く動かない。
「どうしたんだ?」次の瞬間ゴローニャは倒れた。
「悪いけど、俺は男には手加減しないから」
「ゴ、ゴローニャ戦闘不能!」何と開始わずか10秒でピカチュウは勝ってしまった。
「い、いったい何があったんですか?」
「解らない、いったい何をしたんだ?」
「・・・アイツすれ違い際にアイアンテールで攻撃をしたんだ・・・」バクフーンが答えた。
「そう何ですか?」
「てか、バクフーン今の攻撃見えたの!?」
「少しだけな!アイツスゲー!バトルしてみてぇ♪」その後も順調にピカチュウは勝ち進み、遂に決勝戦まで勝ち残った。
「あのピカチュウ、マジで強いな!」
「えぇ!」
「確かにヤツは強い、だが!ラティアスはやらん!」「いや、だからラティオス?キャラ変わってるから(汗)」
「おっ!決勝戦始まるみたいだぞ!」バトル大会決勝を始めるため、ハッサムがバトルフィールドにやって来た。
「それでは、バトル大会決勝戦を始めます!選手はバトルフィールドへ!」青コーナーからはピカチュウが、そして赤コーナーからはオニゴーリが出で来た。
「それでは、試合開始!!」
「くらえ、冷凍ビーム!」オニゴーリは速攻で攻撃して来た。
「高速移動!」だが、ピカチュウは高速移動で冷凍ビームを難無く回避した。
「ならこれでどうだ!」オニゴーリは冷凍ビームを地面に撃った。すると地面は凍りついて滑りやすくなった。
「うわ!?」ピカチュウは足を滑らせ転んでしまった。
「もらった〜!冷凍ビーム!」オニゴーリはすかさず冷凍ビームで攻撃した。ピカチュウは凍り漬けにされた。
「良し!」
「何が良し何だ?」何と凍り漬けにしたはずのピカチュウが後ろにいた。
「なっ!?」
「アイアンテール!」ピカチュウは尻尾を鋼のように硬くして攻撃した。鋼タイプの技は氷タイプのポケモンには効果は抜群だ。
「なっ何故、凍り漬けにしたはずなのに・・・」
「お前が凍り漬けにしたのは、俺が身代わりで作り出した分身だ」
「そうだったのか・・・がはっ」オニゴーリは倒れた。
「オニゴーリ戦闘不能!よって勝者ピカチュウ!!」ピカチュウは見事に優勝した。大会主催者のエレキブルからピカチュウにトロフィーと優勝賞金の3000ポケが授与された。
「良いバトルだった!これからも楽しいバトルをするんじゃぞ?がっはっはっは!」
「ありがとうございます」大会が終わりバクフーン達は会場の外に出た。
「大会終わっちゃいましたね!この後はどうしますか?」
「そうだなあ・・・」
「十分楽しんだからそろそろ行かない?」
「え〜!」バクフーンとラティアスは一緒に言った。
「え、何?」
「何じゃねぇよ!もっと店とか見て行こうぜ!まだ全部見て無いんだからさ!」
「そうですよ!せっかくのお祭り何ですから!」
「ラ、ラティアスまで(汗)」その時ピカチュウが何処からともなく現れた。
「娘さん、ご一緒にお茶でも飲みに行きませんか?」
「えぇ!?」
「って何処から出で来た!?」さらにその時ピチューもやって来た。
「・・・お兄ちゃん!」ピチューはピカチュウの耳を引っ張った。
「イタタタ!」
「何回言えば解るのかな?」
「わ、解ったから離して〜!」ピチューは離してあげた。
「もう!すみませんまた兄がご迷惑をおかけしまして!」
「い、いいえ、あっ大会優勝おめでとうございます!」
「ありがとうございます、そういえば自己紹介がまだでしたね!僕はピカチュウ、そしてこっちは妹のピチュー」
「私はラティアス!こっちは兄さんのラティオス、そしてバクフーンさんとリザードンさんにラグラージさん!私達はポケモンリーグに挑戦する為に今ジム巡りをしてるんです!」「へぇ!お姉ちゃん達はポケモンリーグに挑戦しようとしてるんだあ!お姉ちゃん達は今バッジ何個持ってるの?」
「まだ2個だけなの!これから3個目のバッジがあるジムに向かうとこよ!」
「あのさ〜・・・」その時バクフーンがピカチュウに聞いてきた。
「何だ?」
「俺とバトルしてくれない?」
「お前と?」バクフーンはピカチュウにバトルを申し込んだ。
「バクフーン急にどうしたの?」
「大会優勝者が目の前にいるんだぜ?バトルしたくなるだろ!」バクフーンは目をキラキラさせながら言った。
「本当にバトル好きなんだから(汗)ピカチュウ、悪いけどバトルしてくれない?」
「俺は別に構わないぜ!確か会場の近くに練習用のバトルフィールドがあるからそこに行こう!」
「お兄ちゃんやるの?」
「申し込まれたら、断るのは相手に失礼だろ?」バクフーン達はバトルフィールドにやって来た。
「じゃあ審判は僕がやるよ、ルールはシングルバトルで時間無制限、どっちかが戦闘不能になった時点でバトル終了で良いよね?」
「OK!」
「それで良い」
「それじゃ、バトルスタート!」
「先攻はどうぞ!」
「んじゃ、遠慮なく行くぜ!火炎放射!」バクフーンはまず火炎放射による炎攻撃をした。
「高速移動!」ピカチュウは高速移動でスピードをあげて回避した。
「なら、電光石火!」バクフーンは素早い動きでピカチュウに体当たりをした。
「スピード勝負で負ける訳にはいかないな!電光石火!」ピカチュウも電光石火で応戦した。二人とも物凄いスピードでぶつかり合った。その度に閃光が発せられた。
「二人とも、凄い!」
「全く攻撃が見えねぇ!どっちが今有利なんだ?」その時バクフーンとピカチュウは動きを止めた。
「あんた、結構やるね!」
「へへ、まだまだこれからだぜ!火炎車!」バクフーンは体に炎の鎧を身にまとい突っ込んで行った。ピカチュウにヒットしたが、そのピカチュウは消えた。
「え!?」
「それは俺の分身だ!」ピカチュウは身代わりで作り出した分身に攻撃を受けさせ、自分は攻撃するために力を溜めていた。
「くらえ、気合いパンチ!」ピカチュウは渾身のパンチをバクフーンに決めた。
「ぐっ!この、火炎放射!」バクフーンは吹き飛ばされながらも火炎放射をピカチュウにヒットさせた。
「うわぁ!」互いに吹き飛んだ。すぐに二人は立ち上がるがかなりダメージがあるようだ。「なあピカチュウ!次は互いが持ってる最高の技で勝負を決めようぜ!」
「良いぜ、これで決めてやるよ!」バクフーンは炎の鎧を身にまとった。が、さっきのとは違い炎の力がかなり強い。ピカチュウの方は電気を溜めているためか、バチバチと体中から電気が出ていた。
「フレアドライブ!!」バクフーンは得意技で勝負した。ピカチュウもバクフーンめがけダッシュした。すると、ピカチュウの体は電気の鎧のようなものに包まれた。
「ボルテッカー!!」二つの技はぶつかり合い大きな爆発が起きた。
「どっちが勝ったんだ!?」フィールドには爆発で起きた煙で状況が解らなかった。少したって煙がはれてきた。フィールドの中央に二人はいた。
「・・・やっぱ強いな・・・」
「・・・お前も強かったぞ・・・」バクフーンとピカチュウは同時に倒れた。
「両者戦闘不能!よってこの勝負引き分け!」バトルが終わり、皆バクフーンとピカチュウに駆け寄った。
「大丈夫ですか、バクフーンさん?」
「あ、あぁ!何とか・・・」
「お兄ちゃん大丈夫?」
「だ、大丈夫だ・・・」二人は何とか立ち上がった。
「こんなバトルは久しぶりだ!バクフーンだっけ?最高のバトルだったぜ!」
「あぁ!俺も最高に楽しかったぜ!」二人はがっちり握手した。「二人とも凄かったです!」
「ありがとう、ラティアスちゃん!では、この後疲れた体を癒す為に一緒に・・・」その時、ピカチュウは何か殺気のようなものを感じた。殺気がする方を振り向くとそこにはピチューがいた。
「お兄ちゃん、ラティアスお姉ちゃんと何処に行くつもり?」ピチューは顔は笑っているが、目が凄く怒っていた。
「いや、その、あのなだな・・・すみません・・・」
「解ればよろしい!・・・そういえばラティアスお姉ちゃん達は、3つ目のジムは何処に行くの?」
「フレイムシティよ!」
「そうなの?アタシとお兄ちゃんもフレイムシティに行くとこなの!ねぇ、一緒に行かない?」
「私は良いけど、バクフーンさん、どうします?」
「良いんじゃない?旅の仲間はたくさんいたら楽しいし♪」
「ありがとう、バクフーンお兄ちゃん!」
「ラティアスちゃんと旅・・・ムフフ♪」
「・・・お兄ちゃん!」
「・・・すみません・・・」「一緒に行くのが決まった所で、そろそろ出発しようよ!」
「そうだな!バクフーン、行こうぜ!」
「OK!そんじゃフレイムシティに出発!」こうしてバクフーン達は、ピチューとピカチュウと一緒にフレイムシティに向けて再出発した。彼等の旅はまだまだ続く!
第十一話完成です!最近気付いた事が、何故か自分が書いてる小説で登場するポケモンは最終進化系ばかりでその前の段階のポケモンが全然登場してなかった( ̄□ ̄;)!! そこで今回ピチューとか大人気のピカチュウを出してみました!でも、書いてる内にピカチュウらしくない感じになった気が(^_^;)


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