こうして、字に書くたびにいろんな経験をしたのだなと理解する・・・。
ほら、数学の教科書とかってさ。
分からない問題の公式を教科書とかで見たりするでしょ?
あれと同じ。
私もそうしている。
今までの思い出・ケジメ・・・。
最後の後半のページは・・・個人的には開きたくなかった・・・。
でも、頑張って開いてみよう。
私が一世一代頑張った・・・物語なのだから・・・。
ぱらぱら開いて日記を見てると・・・。
一ページだけ・・・何故かまぶしかった・・・。
そう、そのページは・・・
悟史君との思い出が書かれたページだった・・・。
ひぐらしの鳴き声が安らぎを与えてくれている夕方・・・。
不良に絡まれた私を・・・
悟史君が救ってくれた・・・。
頭を・・・なでてくれた・・・。
恋なんてするはずなかった。
いや、するなんて思わなかった。
でも、彼が撫でてくれた思い出が・・・
今でも蘇る・・・。
そして、また何ページかぱらぱらとめくる。
そこには・・・
私の妄想の夢の出来事が書かれていた・・・
叶うはずのない・・・夢だった・・・。
馬っ鹿みたい・・・私。
でも、そういうことにしてもいいよね?
ねぇ。悟史君。
あなたは、今どこにいますか?
この空の続く場所にいますか・・・?
また出会えたら・・・頭を・・・
撫でてくれますか?
笑顔でいてくれますか・・・・・・?
悟史君・・・・・・
大好き・・・。
ひぐらしのなく頃に〜詩音の日記〜
END
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