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弁護士の話ですけどただのコメディ小説ですので気楽にお読みください
駄目駄目弁護士 駄目朗
作:川田たまお


 ここはごく普通の裁判所。そしてそこでごく普通の裁判が行われていた。

 しかし、一つだけ普通ではないところがある。

 あの男がいることだ!!



 「それではこれより裁判を開始する」

 裁判官によって開始の合図が告げられた。

 「ではまず田中検事、お願いします」

 「はい、被告人はI東氏43歳、殺人の罪です。目撃者が15人いることからも容疑は確定です」

 「意義ありーっっっ!!!」

 「弁護人、駄目朗。意義をどうぞ」

 遂に我らが弁護士駄目朗が動きだす。



 「私が聞き込みしたところ、目撃者は15人ではなく20人でした」

 「それ君が不利になる発言だよね?何でわざわざ言うの?」

 「さらに現場にはダイビングメッセージが残されていました」

 「君ホントに弁護士?弁護する気全く感じられないんだけど。後、ダイイングメッセージだから。前回と同じネタ使うなよ」

 「検事側のツッコミを認める。弁護人、何か意見は?」

 「ありません」

 「お前やる気あんの?」

 「ふっ、仕方、ない、本気、で、い、く、ぜ。。。」

 「何だよこの『、』と『。』の乱発は。読みにくいから」

 「まず被害者…… じゃなかった、被告人には加害者…… じゃなくて被害者に殺される…… あれ?被告人が殺されちゃったぞ?」

 「あれ?じゃねーよ、間違いすぎだよ。何が言いたいのかさっぱりだよ」

 「弁護人は被告人は被害者を殺せない理由があるというのですね」

 「はい、その通りです。その理由は…… 続きはWebで」

 「何でだよ、Webてどこだよ?」

 「すみません裁判官、やっぱありませんでした」

 「ないのかよ」

 「では被告人は有罪で間違いないですね?」

 「待ってください裁判官!」

 「何ですか弁護士?」

 「こうなったら最後の切り札を使います」

 「ほう、では意見をどうぞ」


 果たして駄目朗の最後の切り札とは!?



 「裁判官、いくらで判定が覆りますか?」

 「意義あり!弁護人は賄賂を企んでいます」

 「検事側の意見を却下する。百万円でどうですか?」

 「意義あり!裁判官の交代を要求します」

 「意義あり!!検事側の意見は本題と全く関連がありません!!」

 「意義あり!お前らもだよ」

 「弁護人の意義を認める。弁護人、百万円の用意はできましたか?」

 「できました。どうぞ」

 「意義あり!あなた方を逮捕します」

 「意義あり!!……ってあれ?意義あり!って言ってんじゃん。ちょっと何で手錠かけるんですか?弁護士が検事に逮捕されるなんて聞いたことがありませんよ検事さ〜ん!」



 午後13:00 駄目朗+裁判官 逮捕


          完


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