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非幸福者同盟 作者:相羽裕司

第四話「サヨナラの色」(前)

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77/武装

 現行、使役された人間達を相手には陸奥は無双を誇っている。赤い上衣がなびき、スカートは廻る。彼女が使う何かしらの古流の技術は一対多数の戦闘も当初から想定している。押し寄せる複数の相手を、峰打ちによる刀撃と足技で次々とノックアウトしていく様は一つの舞のようでもある。

 となると、陸奥の表情を度々歪ませているのは、大きな纏まりになって飛来する蝶、(からす)、蜂といった生物の群れであった。こちらは数にしたら無数としか形容しようがない。刀をふるって何匹かの纏まりを叩き落としても、それは群体の一部。正直、らちが明かない。

 だが、歴史上の戦艦たる彼女も、状況に応じた複数の武装をその身に纏っている。

 陸奥はまた一人の使役された男を後ろ回し蹴りで地面に沈めると、上空を旋回する鴉の群れをキっと見上げ、日本刀の刀身を指でなぞると、低くつぶやいた。

「概念武装・副砲」
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