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非幸福者同盟 作者:相羽裕司

第八話「夢星」(後編)

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176/戦闘機

 一方、ジョーは理華の側近のスーツの男が運転するジープにて移動を開始していた。助手席には理華。ジョーは後部座席にて、窓を開けて上空を見つめているという状況である。

 敵の位置の想定は、ジョーが貸したスマートフォンで、理華が行っている。震災の時に身につけた知恵の一つ。緊急時は公開SNSにローカルな地名を打ちこんで検索した方が、単純な情報という意味では大手メディア経由よりも速く状況が把握できるのだ。

「ミリオタらしき人の目撃談。戦闘機は米国の機体に似てるらしいが、公にされてるものとは姿が違うとのこと。秘密裡に開発された最新機では? 何て書きこんでいる」
「現在はどっちに?」
「目撃談はS市海岸部から西へ移動している。追うとしたら、国道沿いを行くしかないね」

 最高速度でジープが疾駆すると、やがてジョーは上空高くに三つの黒点を認識する。一つが先行し、二つが追っている。先行する一機が真実大王の最新機で、追う二機が自衛隊のものか?

(何だ?)

 先行する一機から一際大きな存在変動律が発せられると、最新機はおよそ航空機における飛行という物理法則を無視して、一瞬でその場で急速旋回すると、追う二機と正面から向かい合った。

 やがて、最新機は青い稲妻を発火した。
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