月さえ眠る夜に ZERO
「息が出来ない━」
「皆、死んじまえ━」
孤独な「少女」と、孤独を求める「少年」。
『七瀬 良佳』
親に殺されかけたという哀しい過去を持つ女子高校生。
「女」である自分を嫌い、生まれてきた事を呪い、それでも「他人」を信じたいと願う。
ネグレクト、イジメ、体罰・・・彼女はいつも「独り」だった。
『崎本 深澄』
恵まれた環境に育ちながらも「他人」を信じない男子高校生。
自分以外は信じない、この世界も、将来にも期待はしない。心は・・・満たされない。
人間嫌いな彼は、いつも「独り」を望んでいた。
━キミニデアウマデハ━
「気持ち」は届くと信じたかった。
「他人」を信じたかった。
「誰か」に『必要』とされたかった。
『愛』して欲しかった・・・・。
「月さえ眠る夜に」出会った、二人の物語。
━この世界に、救いはありますか━
え~・・・短編と言うよりは「モノローグ」的な感じにとって頂けると助かります(^_^;)
興味が湧いた方は、是非本編も覗いてみて下さい☆