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これでも悩み多き年頃です。
作:零・ZA・音


 綺麗な女性は大好きである、可愛い女性も大好きである。
 特殊な趣味もないので俺はまっとうな人生の道を進んで、ごく当たり前に好きになった女性と結婚すると思っている。なのに、最近ではそれでいいのかと思ってしまう自分がいる。それは何故なのか分からないが……いや、分かっているのに俺は押し込めようとしているのだろうな、この気持ちを――。

「ほらほら、起きてよー」
 甘ったるい耳に残る声が頭上から降り注ぎ、俺の顔はドロドロになっていた。いや、別に声だけならドロドロになる必要はないのだが、本当にドロドロになっているあたりが”この人”のすごいところだろうな。
「むー……起きる気配がゼロなのだ。こうなれば、さいしゅーおうぎはつどー!」
 完全に当初の目的を忘れている感がある少し気合の入った割に抜けた声が、トコトコと離れていったかと思えば――
「とおー!」
「ふぐっ」
 見事に俺の腹に、ぽんっと着地していた。
「あ、起きた。はよー、じゅんちゃん」
「……おはよう」
 すでに目が覚めていたので気合で我慢したが、軽いとは言っても、やっぱり痛いものは痛い。
「もう、いつもお寝坊さんなんだから」
「いや、まあ、その、ね」
 くりっとした瞳を俺に向けてにっこりと微笑み、「うんしょ」っと俺の上から下りていく。
 その姿(ついでに声も)が妙に可愛くて、思わず抱きしめて撫でてあげたい衝動に駆られてしまうがここは我慢。そんな事をすれば、相手の思うツボであり、俺の色んな意味で敗北を認める結果となるからだ。
「二度寝しちゃだめだぞー、じゅんちゃん――んっ」
「……はいはい」
 ゆっくりと近付いてきて”んちゅ”っと音をたてて頬に柔かい感触がして、パタパタとスリッパの音を響かせて部屋を出て行く後姿を見送りながら、盛大にため息をついて腹を擦る。
 まったく、”あの人”の機嫌をとるのも楽ではない。
 朝起こしに来て俺が起きていると、目に涙を溜めて俺を睨んでもう一度寝るようにと促す。いや起きてるんだし、そこはそれでいいんじゃないと思うが、本人は”俺を起こす”事にある種命がけであるので、俺が起きている事が不満らしい。なので大人しく俺は布団に潜ると(このときパジャマ着用が必須)、何事もなかったかのように俺を起こしてそれで大満足して出て行くのだ。
「はあ、回想は終了して……起きますか」
 気だるい身体を無理やり起こしてベットから下りて身体を伸ばすと、軽快な木管楽器のような音が鳴った。
 未だに顔がベトベトするがこれはキスされまくったからであるが、俺の了解などまったくなし。まあ、唇ではなく頬と額とその他諸々。唇以外ならどこでもしようとするので、朝から考えると色々と大変なのでこれくらいにしておくが……と言うか、朝からやっぱり元気だな。これは若さのせいだとしておこうか、俺の愚息よ。
 

 着替えを済ませて顔を念入りに洗い、リビングへ。
 キッチンからは食欲を刺激する香りが部屋一面に漂っており、腹が催促するように大合唱。
「早く席に着いてね、じゅんちゃん」
 満面の笑みでエプロンをひるがえしてお皿を持っている女の子。ふんわりと風に舞うスカートから覗く白い足にその先に見える布地。今日はピンクですか……まあ、似合っているので何も言わないが、なんだか複雑だ。
「どうしたの? じゅんちゃん」
「……なあ」
 頭を振って深呼吸をしてもう一度見るが、やっぱり幻ではないようだ。
「なんで高校の制服を着ているのかな?」
「ん? やっぱり朝は制服でしょ」
 意味が分かりません。
「……いくつですか? あなたは」
「もうっ、女の子に歳を聞くものじゃないよ」
 女の子って歳じゃないでしょ。
「いい加減にしろよ……母さん」
「もうっ、『母さん』じゃなくて『まーちゃん』なのー!」
 頭が痛いです、とても頭が痛くて眩暈がしてきました……マイマザー。
 ――桜井真美子さくらいまみこ
 高校在学中に担任と電撃結婚したとてもナイスな人で俺の母親。さっき起こしに来たのもこの人だ。くりっとした瞳とちょっと小ぶりな鼻、ぷっくりした唇、齢三〇にして高校の制服が似合うほどの童顔(下手すればお遊戯服も似合うかも)で、身長も一五〇ちょいとかなり低い。だが、その身体とは対照的にナイスプロポーションで巨乳(自己申告でEカップ)で安産型(これも自己申告)である。
 まあ、俺の母親である前に一人の友達といった感覚での付き合いが子供の頃から続いているのだが、俺と母さんには血の繋がりがない。元々は父さんが離婚して引き取った子供が俺(当時三歳)で、母さんはそれを快く受け入れたらしい(一目惚れらしい:本人談)。なのにその父さんは母さんと結婚して一ヶ月もしないうちに交通事故でこの世をあっという間に去ってしまい、それ以来母さんの両親(俺にとっては祖父母)の力を借りながら俺をここまで育ててくれた、とても頑張っているすごい人なのだ。
「はいはい……それより、母さん」
「母さんじゃないのー!」
 怒り方が丸っきり子供なのだが、わめく前に色々と気付いて欲しい。
「何か焦げてるけど、大丈夫?」
「うきゅ? ……あ、ああー! パンダさんがー」
 パタパタとキッチンへと駆けていく制服姿の母親を見ても、悲しくなってくるだけだ。なんで俺が通う学校の制服を持っているのかが疑問だが、まさか通うつもりじゃないよな? 嫌だぞ、母親と一緒に仲良く高校に通うなんて。
「じゅんちゃーん、パンダさんが、パンダさんが……」
「はいはい、パンダさんが真っ黒でクマさんになったね」
 パタパタとスリッパの音を響かせてキッチンから出てきた母さんは、俺に抱きついてきてえぐえぐと可愛らしい泣き方をしていた。この人が本当に親かと疑いたくなる瞬間でもあるが、母さんの頭をぽんぽんと叩いて慰める。涙目で見上げるその姿は可愛さ一二〇%増で破壊力抜群で俺の理性も決壊寸前。
 その手には真っ黒に焦げたトーストを一枚持っているが、それが見るも無残に真っ黒でパンダには見えない前衛アートのようになっていた。今更この行為(抱きつき)には驚きもしないが色々と間違っているのだろうな……親子関係とか、家族のあり方とか。
 ちなみにパンダさんとは、ちょっと前に雑誌の懸賞で当たったパンダ柄に焼けるトースターの事である。
 
 それから朝食を食べて俺は学校へと向かう。
 春の日差しはほんのりと温かく、睡魔を連れて俺の隣で甘い囁きをしている。五月も終わりに近付いているので今度はジメジメとした湿気を帯びた季節になるのに、少しは暑くなってきたものの、まだそれほど蒸し暑さも感じない。
 このまま寝る事が出来たらどれだけ幸せだろうか。だけど、そんな事をすれば隣を歩く人が怒るので、出来ないんだけどね。
「ねえねえ、じゅんちゃん」
 隣を歩くのは母さん。何故隣を歩いてのかは、母さんにも仕事があるからだ。なので途中までは一緒なのだが、スーツにショルダーバックを持っているがどう見てもコスプレである。これでも保険のセールスレディなんてやっているが、成績は営業の中でもトップクラスと本人はいう。
 母さんは絶対に訪問販売に引っ掛かるタイプだと思ったのだが……引っ掛けるのがうまいらしい。
「何? 母さん」
 隣を歩く母さんが俺を見上げているが、ここは通学路。他にも学生さんがわんさかいるわけだよ。今ではすでに名物と化した俺と母さんが歩く姿も、最初の頃は親子には見えなかったらしく冷たい視線が飛び交っていた。
 その原因は――
「夜は何が食べたいかな? 私、頑張って作るよ」
「なんでもいいって。それより、いい加減腕を離してくれないでしょうか? 母上」
「嫌。でも、なんでもいいって言われも困るんだけどなー」
 即答で返して、まったく人の話を聞いちゃいない。
 俺の腕をがっちりとへし折る勢いでロックしている母さんは、満面の笑みを浮かべて俺を見上げている。そして話している内容が、新婚さんよろしく的な甘いスイーティなものに聞こえるらしい。なので、おかげで周囲からは”禁断の愛”やら”近親相姦の申し子”やら”年上マダムキラー”など、わけの分からない異名をいただく結果となっている。
 母さん……息子の将来が心配ではありませんか?
「それじゃ、今日はじゅんちゃんの大好きなカレーライスにしようっか?」
「それ賛成っ!」
 どこからともなく俺達の会話を無断傍受して参戦してきたヤツが一人。どこの誰だ! と聞かなくても分かる声と、俺達に近づいて来るヤツはただ一人しかいない。
「あ、おはよー、みっちゃん」
「おはよう、まーちゃん。今日も可愛いな」
 おもむろに母さんに抱きついていて頭を撫でている女の子。母さんもまんざらでもない様子で胸にすり付いている辺り、どっちが年上が分かったものではない。
「ほら、離れろ。どこから現れたんだよ、美沙みさ
「それはまーちゃんあるところに私ありだよ。そんなわけでさよなら、潤一じゅんいち
 中指を立ててあからさまに作り笑いでにっこりと微笑む美沙。
 ――守名瀬美沙かみなせみさ
 セミショートでボーイッシュな感じの女の子で、近所に住む幼なじみと言った関係。少し吊り上った目元、すらっとした鼻梁と肉厚の唇。どちらかと言うと中性的な印象を与える顔立ちで、身体の方も中性的(?)で凹凸なし。
「意味が分かりません、レズっ子」
「レズっ子言うな、マザコン」
「マザコン……じゃない、ぞ?」
「素直に認めたら楽よ? ほらほら、カミングアウトでレッツパラダイス」
 まあ、こいつとのやり取りもいつもの事だが、最近は飽きてきたな。
 未だに母さんに抱き付いている美沙は、頭から胸元、はてはお尻と撫でまわしている。しかし、それをまったく相手していない様子の母さんは一人唸っているが、あの顔は頭の中では今日の晩御飯で何を作るかでいっぱいだろうな。
 ……早く学校に行こう。


 学校に着いても俺の安息出来る場所がないのは、どう言う事でしょうかね?
 面倒な事に学校には母さんのファンクラブがあったりする。どうして母親のファンクラブがあるのを代表に問い詰めたところだが、その代表が校長だった日には……もう泣くしかなかった。そのファンクラブには男子教師(既婚者含む)は全て加入しており、男子生徒も全校生徒の二割が加入している大盛況のファンクラブなのだ。
 その全員が母さんを狙っているので退けるのが大変。まあ乱闘騒ぎになれば美沙の助け(無論、母さんを手に入れるため)もあるので、ある意味楽勝だが、夜道はさすがに怖いです。不意打ちは反則です、卑怯です、大人気おとなげないです。
「はあ……今日も色々とあるんだろうな」
 そんな憂鬱な気分のまま、始業のチャイムを聞いていた。
 
 体育の時間はあまり好きではない。簡単に言えば汗をかくのが嫌いなのだ。
「ふいー、やっぱり体操服はブルマよねっ」
「そこ、拳を握るのは止めなさい」
 隣で拳を握って鋭いハンターの目をしている美沙の周りには、女子生徒は一人もいない。まあ、こいつの女好きは学校でも有名なので、”君子危うきに近寄らず”という感じで誰も近寄ってこない。
「何よ? 私は当たり前の事を言っているだけよ、ねえ、みんなっ」
 拳を突き上げた美沙に呼応するように周りにいる男子クラスメイト達は、色めき立っていた。こいつ等、絶対アホだ。そんな様子を女子達は白い目というか生温い目で見ているわけで……そこに俺も入ってのがとても寂しい限りです。
「それよりも、まーちゃんのブルマ姿が見たい」
「いきなり脈絡のない話を振るなっ」
 ポンッと俺の肩を叩き、物乞いをするような目で見つめる美沙。とても潤んだ瞳をしているが、まずはヨダレを拭け。そしてモジモジと身体をくねるな、悶えるな、エロい顔をするな。
「だって……まーちゃんのナイスバディを堪能している潤一が羨ましくて」
「してないって」
「えー! この前、まーちゃんが『昨日はじゅんちゃんが寝かせてくれなかったの』って、顔を真っ赤にしながら嬉しそうに話していたわよ。ちょっとジェラシー」
 あの人はなんで事実を二〇〇%増で誇張するのが好きなのだろうかね。それから美沙さん……敵陣で誤情報を流すものではないですよ? 周りにいる男子ともが赤い涙を流しながら睨んでいるではないですか。
「それは朝までゲームに付き合わされたんだ」
「ツイスターゲーム? それも脱衣版でミスニカか体操着で負けるたびに一枚ずつ脱いで……最後には二人でツイスター!」
「なんでそんなに具体的かつ、マニアックなんだよ! て、そんな事してないっ。普通にテレビゲームだ」
 美沙の頭の中は不思議ワールドで、なおかつエロティックな妄想がいっぱいらしい。
「それにしても、まーちゃんの体操服姿……可愛いでしょうね」
「またその話かよ……まあ、そうだろな」
 確かにあの身体と顔で体操服なんて着られたら、俺の理性歩兵はすぐにやられてしまう。前に一度、押入れから出てきたって母さんが懐かしそうに着ていたのを見た事があるが、窮屈そうな胸元と張りのある太ともとお尻、そしてブルマの裾から少しだけ出たぱんつ――通称、はみパン! 「ナイスコンビネーション!」と心で叫びながら、理性歩兵は全治一週間の大怪我を負ったのだった。そんな理性歩兵の代わりに本能大佐が敵地(母さん)へ乗り込もうとするのを、本能以外をフル動員してなんとか持ち応えたが精神的には疲労困ぱいで三日三晩、母さんの夢(ブルマ―万歳)を見たのは内緒だ。
 しかし、俺の理性は歩兵って階級低いな……少しは精進しろよ。
「あら? 認めたわね、このマザコン」
「黙れ、レズっ子」
 なんて他愛もない(?)会話をしながら体育の授業は完全ボイコット状態。先生は泣きながら授業を進めていた。


 放課後、校門前。
 何故か男子生徒達がそわそわと集団でいるのだが、これはいつもの事。ただ、俺に降りかかる視線は限りなく殺意がこもった冷たい視線というのもいつもの事だ。
「そろそろ、かな?」
「……だな」
 美沙の声に反応して時計に視線を落とした瞬間――
「じゅんちゃーん!」
「おうっ」
 ぽふっと音がして、次いでぽよんと弾むような感触が胸にあった。
「会いたかったよ、じゅんちゃん」
「いや、朝会ったし」
「そんな事言うじゅんちゃんは嫌いだよー」
「はいはい……母さん」
 ぐりぐりと俺の胸に顔を擦り付けて猫みたいに甘えた声を出している母さんは、円らでくりっとした瞳を丸くして微笑んでいた。ただ、そんな顔をすると周りにいる男子生徒達が涙を流しながら悶えているわけで、色々と聞こえる妄想話に眩暈を覚えるが今更それに反応するのも面倒なので放置する。
「それじゃ、お夕飯の買い物をして帰ろー」
「賛成っ」
 母さんが楽しそうに両手を上げている横で、同じように楽しそうに手を上げている美沙。周りにも同じようにしている男子生徒達がいるわけで……楽しそうでいいよな、こいつ等は。
「早く帰るよ、じゅんちゃん。そんで、今日も一緒にお風呂入るの」
「今日”も”ってなんだよ!」
 にこっと悪戯っぽく笑みを浮かべて俺の腕に抱き付いてきた母さんは、「みんなもバイバイ」と男子生徒に手を振っている。まあ、反応は期待通りに返ってくるわけで、野太い声で「さようなら、まーちゃん」の大合唱を聞きながら夕飯の買い物へと行くのであった。

 
 帰宅後、着替えてリビングに降りてきた俺は、頭を抱えてうずくまっていた。
 これは夢か? そうでなければ、目の前で起きている光景を説明できない。とりあえず頬をつねって夢から強制離脱――
「い、だだだっ……夢じゃ、ない?」
 あえなく失敗。
「何してるの? じゅんちゃん」
「うわっ」
 とても近くで聞こえた声に顔を上げたが、驚いて尻餅をついてしまった。
「うーん……お顔赤いけど、熱でもあるのかな?」
「い、いや、決して熱はにゃいですよ? 母上殿」
 ふんわりと香る甘い香りに頭がクラクラするが、ここで理性歩兵が負傷するのは非常にまずい。本能大佐はすでに臨戦態勢でいつでも出撃可能だが、出撃すると色々とまずい事がある。頑張れ、理性歩兵! 今はお前だけが頼りだ。
「ところで、母さん……」
「まーちゃん、なの」
 むすっと頬を膨らませて抗議の視線を向けているがそれが怒ったように見えず、寧ろより可愛く見えてしまうのは母さんにしか出来ない芸当だろうな。
「なんで、体操服なんか着ているんだよ」
「ん? だって買い物中、ずっとみっちゃんがブルマがどうとかって言ってたから懐かしくなって……じゅんちゃん、変かな?」
 今度は表情を一変させて、今にも泣きそうな捨てられた子犬のような瞳を俺に向けてくる母さん。この顔でそんな事を言われた答えは一つしかないではないか。
「……似合ってます」
「ほ、本当に? わーい、嬉しいなー」
「むふっ」
 ぴょんっと飛び上がって抱きついて母さんは俺の頭をすりすりと撫でているが、俺の顔は母さんの胸にすっぽりと収まっているわけで……うん、柔かい。この上なくマシュマロな感じで、それでいてプリンのようにぷるぷるで、大変満足、至極極楽。はっ! いかん、理性歩兵、気をしっかり持て!
「それじゃ、頑張って御飯作るから待っててね」
 ぬぽっと離れていく母さんの身体と、”んちゅ”と頬に感じた感触。トテトテと歩いて行く母さんの後姿を見ながら、今日も色々とあったけど一日が終わろうとしているんだな、と実感してしまった。
 ……母さん、可愛いな。
 確かに可愛いのだが、母親に抱く感情ではないと思っているわけだよ。でも『母さん』としては好きだし、『まーちゃん』として初恋の人なんだよな。
 俺って色々と複雑だよな……はあ。
 そんな考察に頭を振ってマリアナ海溝よりも深いため息を吐きながら、夕飯の準備をしている母さんの後姿をぼんやりと眺めていた。
 ちなみに今日は精力のつくカレーライスらしい……何をする気だよ、母さん。














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