第一話 思春期少年の夜
夜、僕は悶えていた。
今日、クラスの女子に投げキスをされたのだ。
そのせいで僕の頭の中はいろいろなことでいっぱいだ。
もしかして、僕に気があるのか?いやいや、きっと僕をからかっているに違いない。うんそうだ、そうとしか考えられない。でも、普通は投げキスなんてしないし……
って感じで、同じ思考を繰り返しています
だってそうなるでしょ?普通は
学年でいちばん美人な女子に投げキスされたんだよ?
こうならないほうが普通じゃないじゃないか!
断言できる、僕は普通じゃない!!!!
あぁぁぁ、違う違う間違えた。
僕は普通だ!!!!!普通の小学六年生だ!!
紛らわしいこと考えたから、間違えちまったじゃないか!
それにしても、なんで僕なんかに……
――つまり、僕は思春期だった
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