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上りしかない
作:黒ヒジキ



 あらすじ
男は階段を上り続けていた。その階段は決して下ることの出来ない階段だった。これは落ちた男の物語である。なお、このあらすじは誤解を招くおそれがあります。


 Nコード
N6844B


 文字数(読了時間)
1340文字(約3分)


 種別
通常小説[短編作品]




 ジャンル
その他

 キーワード



 出だし150文字
俺は、階段を上っていた。その階段には俺以外には誰も居ない。なぜ上っているのか。そんなことは分からなかった。だからといって下ろうと思っても、バベルの塔のように高い壁が立ちふさがっており、下ることは出来ないのだ。日が昇って、月が沈んだ。月が昇って、日が沈んだ。やがて、俺は広場にたどり着




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