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彼女の過ごす日々
「化け物っ!」
いつしか僕はそう呼ばれるようになった。白い髪に黒と赤の左右で色の違う目。そして一番目立つ、左目の下にある刺青のような模様。
気味悪がって誰も近づこうとしなかった。両親もおらず、児童養護施設で育った僕は格好の獲物だったと思う。
毎日の学校でのいじめ。助けてくれる人もいない。先生ですら気味悪がって助けようとはしなかった。ずっと一人の孤独な人生。そして、常に感じる「無」の感情。何かはわからないが心の片隅が空っぽなのだ。なにをやっても満足できず、まるで穴の空いた器に水をどんなに注いでも水は満たされない、そういった感じだった。
そんな暮らしを生まれてからずっとしてきた僕に初めての友達ができた。時は数日前にさかのぼる―…。
閲覧ありがとうございます!!
物語を書くのは好きなんですが、文法がどうも苦手でして…。
間違いがあってもスルーでお願いします。
まだ名前は出てませんがこの物語の主人公、自分の事を僕と言っていますが女の子です!
なにとぞご理解お願いします。