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賢者の弟子を名乗る賢者 作者:りゅうせんひろつぐ
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185 激戦区

百八十五


「流石に、ダークナイトでは厳しくなってきたのぅ」

 七層目を進んでいく事暫く。流石はAランクというべきか、出現するスケルトン等もまた一筋縄ではいかず、ダークナイトが撃破される頻度が多くなっていた。
 今は、三、四体ほど同時召喚する事により数で押しているが、この先はそうもいかなくなる。ここでは奥に行けば行くほど、最深部に近づけば近づくほどスケルトンの数は増え、グループで連携をとってくるようになるためだ。
 実に強敵であるが、その分、固有ドロップの魔動石はとても大粒であり、稼ぎの面を見ると実に美味しい場所だった。しかも、ゲーム時代と違い競合の姿は全く見えず、狩り放題である。その気になれば、一日で百万、二百万と稼ぐ事も可能だろう。
 だが今は、そういう訳にもいかない。明確な目的があるのだから。

(今回は、急ぎの攻略じゃからな。一気に駆け抜けるとするかのぅ)

 とても稼げる狩場が、狩り放題の状態で空いている。しかも古代地下都市という、潜るのに時間のかかるダンジョンの底だ。更に加えて、ここのスケルトンは、『白動結晶』というアイテムを稀にドロップする。これは、様々な術具の製作に利用出来る他、精錬との相性が抜群で実に重宝する貴重品だった。
 身体強化系の精錬装備を用意したいと考えるミラにとっては、今一番うってつけのアイテムである。
 けれど、稀にドロップというだけあって、そう易々と入手出来るものではない。一日狩り続けて、二個。運が良くて三個といったところだからだ。
 ソウルハウルが目の前にいるかもしれないという現状で、流石にそこまで時間はかけられない。
 涙を呑んで任務を優先する選択を選んだミラは、ロザリオの召喚陣を二つ用意して詠唱すると、そこからヴァルキリー七姉妹を召喚した。

「我ら七姉妹、召喚に従い参上いたしました」

 魔法陣より舞い降りたアルフィナが、いつものように凛とした声を響かせて、ミラの前に跪く。しかし残りの姉妹はというと、七層目の通路の幅がそれほど広くないため、横一列に並ぶ事が出来ず、どうにも慌てた様子でアルフィナの後ろを右往左往していた。

「確かこういう時は前後二列に並ぶって話だったじゃない」

「でもその話って、山型と谷型のパターンもありだって事になったまま決まってはなかったわよね。どうするのよ」

「この幅なら、どうにか十字隊列でもいけそうですが」

「アルフィナ姉様があの場所って事は、アイオブザサンは無理かー」

「もう、何でもいいから適当に並びましょう」

「お姉様方、早くしないと……!」

 そう、立ち位置をとっかえひっかえしながら小声で言い合う姉妹達。するとその様子に業を煮やしたのか、アルフィナがミラに深く礼をしてから、一度立ち上がり振り返った。

「貴女達、主様の前にありながら、なんたる醜態! いい加減になさい!」

 瞬間、姦しく騒いでいた姉妹達が止まる。ミラには背中しか見えなかったが、怒声が響いた直後に振り向いた姉妹達の顔は、アルフィナがどのような表情をしていたのか雄弁に物語っていた。

「エレツィナ、このような場合は、貴女を中心として輪形陣と決めておきましたよね」

 底冷えするような怒気のこもるアルフィナの声が静かに響く。同時、唯一弓を携えている次女のエレツィナは、心当たりがあったのか「……あ」と小さく声をあげ表情を青く染めた。

「輪形陣!」

 ぐだぐだしてはいたものの、決まってしまえば対応は早い。アルフィナの号令と共に、姉妹達は綺麗に整列してミラの前に跪いた。それを確認してから、アルフィナもまた、今一度ミラの前に膝をつき頭を垂れる。

「私の教育不足で、お見苦しいところをお見せしてしまいました。申し訳ございません」

 そう言ってアルフィナは、更に深く頭を下げた。とはいえミラにしてみれば、そこまで気にする事ではない。

「よいよい。それ以上にお主達の誠意を感じておるからな。わしには、感謝しかない」

 そこに居並ぶ姉妹達を見つめながら、ミラは心底思った事を口にする。自分がいなかった三十年の間、そして今もまた、彼女達はミラの力とならんがため努力しているというのだ。多少手際が悪くても、それはもう些末な事といえるだろう。

「寛大な御心、痛み入ります!」

 ただ、どうやらアルフィナは、そんなミラの感謝を赦しと受け取ったようだ。叱咤するどころか、姉妹達を重んじる言葉をかけたミラにますます感銘を受けたアルフィナは、誇らしげに表情を引き締める。そして、そんな主にふさわしいように、より一層自身を磨き、姉妹の教育にも力を入れると心で誓う。
 その刹那、次女以下の姉妹全員が、これまでで最大級の悪寒を感じ、ぶるりと身を震わせるのだった。


 出現する魔物が四層目から、ほぼ不死系に限定される古代地下都市。その深部七層目では、ヴァルキリー姉妹達が持つ光の武器が、これでもかというくらいに猛威を振るっていた。
 一人一人がダークナイトを凌駕する実力を持ち、尚且つ相性も抜群とくれば、もはやこのダンジョンにミラ達を止められるものなど、最深部のマキナガーディアンくらいだろう。
 そしてそれだけに、進行速度も飛躍的に向上した。七層目の攻略を始めて数時間で、既に中層の半ばである。

「やはり、深部は違いますにゃ。これは、中々の代物ですにゃ」

 中層に入り、一度に出現するスケルトンの数が増えた事に加え、七姉妹の殲滅速度が合わさったため、道中にはミラ一人で拾いきれない量の魔動石が転がっていた。姉妹達の手を借りても拾い集めるという方法もあるが、今度は殲滅速度が低下してしまう。
 しかし、だからといってそのまま置いていくというのは勿体ないと、貧乏性のミラは諦めなかった。
 なので、ケット・シーの再登場だ。

「仲間達の協力を得て、深部まで辿り着いた彼が見たものは、無数に蠢く邪悪な魔物達だった、ですにゃ」

 回収係といえば、小回りも利き、戦場ですら疾風の如く駆け巡る、小生の出番だと意気揚々に現れたケット・シーは、[屍拾い。そのダーティな生業の一日を追う]などと書かれたプラカードを背負って、自ら実況しながら駆け回っていた。

「姐さん方。この先に、一団がたむろしていますにゃ」

 ケット・シーの仕事は、魔動石拾いだけでは終わらない。その鋭敏な索敵能力によって、スケルトンの所在を逐一アルフィナ達に報告する役目も担っていたのだ。そしてスケルトンが姉妹達の手によって葬られた後、ケット・シーは「ご苦労」とでもいったような様子で入れ替わり、散らばる魔動石を集めてミラに献上するのである。
 だがケット・シーは魔物優先で察知するため、時折、最短の順路から外れてしまう事もあった。しかしそんな時は[確実な仕事こそプロの証]というプラカードを背負いながら、「後方の安全確認よし! ですにゃー」と言って誤魔化していた。

(まあ、その手間の分で白動結晶が一つ手に入った事じゃしな)

 多少進行ペースは落ちたものの、七姉妹の殲滅速度があれば、そう気にするような事でもない。しかもケット・シーの察知によって、確実に先制を決められるため、より短時間で事が片付く。加えて魔動石の回収は最早ケット・シーの十八番となっており、現状は間違いなく、最速に近い速度だ。そこにそれなりの稼ぎが加わるというのなら、文句などあるはずもない。
 ただ順路を指示するだけのミラは、念のため《生体感知》で道中にソウルハウルらしき反応はないかと探りながら、順調に増えていく稼ぎに笑いが止まらない様子であった。


 幾つにも仕切られた区画を抜けて、いよいよ最後の区画。七層目攻略も終盤戦となった今、ミラはふと気付く。ここにきて、随分とペースが上がった事に。

「大丈夫ですにゃー。この先に魔物はいませんですにゃー」

 七姉妹の末っ子クリスティナの肩に座りながら、それ行けと言わんばかりに真っすぐ前を指し示すケット・シー。そう、最後の区画に入ってからというもの、魔物の姿がとんと見当たらないのだ。
 戦闘のないまま、ずんずんと進んでいくミラ一行。ケット・シーによると、順路以外にも魔物の反応はないそうだ。しかしどこか遠くから響いてくるような、唸りにも似た音が辺りに反響していて、七層目はどうにも不気味な気配に満ちていた。
 そんな中、ミラは現状に一つの可能性を見出していた。それは、この先にいるであろう人物に関係する事であり、今のこの状況がその存在をより強固にしてくれているとさえ感じるものだ。
 そうしてマップを確認しながら、更に進んでいく事暫く。不気味に響く唸りの輪郭が、徐々にはっきりしてくる。

「やはり、戦っておるな」

 近づけば近づくほど、大きく、そして激しく響くそれは、爆音と衝突音で構成されていた。この通路は一本道であり、行き着く先は七層目の最深部。マキナガーディアンが守護する場所。響く音は全て、そこから鳴り渡る戦闘の残響だったようだ。
 そして、これまで得た情報からして、そこにいるのは間違いなく彼であろうと推測される。
 ようやくかと安堵しながらも、ミラはマキナガーディアンに挑むなどという無謀な事をしている彼の身を案じ、思わず駆け出して行った。


 七層目の最深部。格納庫かなにかのような五百メートル四方はあるだろうそこは、正真正銘の戦場となっていた。
 頂上に砲台を備える砦がそこかしこに乱立し、轟音を響かせては火を噴く。地上には、まるで兵隊の如く整列し、特攻をしかけていくスケルトンの軍団。その後に続くのは、四メートルの巨躯を誇る数体のゴーレム。
 そう、スケルトンがここにいた。それを見て、ミラはやはりそうだったかと呟く。
 ゴーレムを作ったり、屍を操ったりするだけでなく、死霊術には不死系の魔物を支配するという特殊な術もあるのだ。その術を用い、周辺で蠢いていたスケルトン達をこの戦場に総動員していたため、ミラは終盤の道中で敵と出会わなかったという訳だった。

「これだけ集められるのは、あ奴しかおらんじゃろうな」

 ミラは爆音響く戦場の手前側、一際大きな砦の頂上に佇む人影を睨んだ。片角の折れたバイコーンの骨を傍らに従える男を。これだけの戦場でありながら、存在する人物はその一人だけ。そして、これほどの戦力を動員出来る死霊術士などそうはいない。遠くからでも分かるその姿は、夢見がちな中高生が恰好良いと感じる要素の集大成であった。そしてそれは、ミラの良く知るソウルハウルの特徴と一致する。
 そんなわかりやすい風貌と確かな実力からして、あの者はソウルハウル本人で間違いないと確信するには十分だった。
 ミラはようやく見つけたとほくそ笑みながらも、さてこの状況をどうしたものだろうかと、再び激戦地に視線を向けた。
 鋭く空を切る砲弾が着弾し、スケルトンが群がっていくその先には、ミラも色濃く覚えている強敵、マキナガーディアンの姿があった。全長五十メートルはあろうかという機械仕掛けのその敵は、それでいて生物的であり、まるで蜘蛛の化け物のようだった。
 マキナガーディアンが腕を振り下ろすたび、スケルトンが砕け散っていく。しかしその振り下ろされた腕に巨躯のゴーレムが飛びつき、直後、強烈な爆炎をまき散らした。ミラもよく知る死霊術の一つ、≪追葬術:煉獄輪廻≫である。

(あれで多少外装が剥がれた程度か。やはりとんでもない化け物じゃな)

 ゴーレムの大きさによって威力が変動する追葬術。四メートル級のゴーレム数体で放ったそれは、魔獣であろうとも、そう耐えられるものはいない。しかし、それだけの威力をもってしても、マキナガーディアンにはかすり傷程度であるのだ。
 意にも介さず、マキナガーディアンがなおも群がり続けるスケルトンを叩き潰す。瞬間、号砲が轟き、無数の砲撃が着弾した。
 赤い閃光が走り、爆音、衝撃と続けて繰り返し繰り返し押し寄せる。圧倒的な破壊、圧倒的な飽和火力、そしてスケルトンとゴーレムの連携。見事なまでの流れであった。
 しかし、それだけの火力を以ってしても、マキナガーディアンに停止する様子は微塵も見受けられず、未だ立ち込める爆炎の中から鋭く飛び出した腕が、スケルトンとゴーレムを薙ぎ払っていった。
 ゴーレム、砲台、スケルトンは、それでも即座に陣形を立て直し一糸乱れぬ連携で、マキナガーディアンを攻めていく。
 あの、最上位の大規模レイドボスを相手にして、ソロでありながら善戦出来ている。きっと誰の目にもそう映っただろう。しかしミラの目には、そうは映らなかった。

(手加減など出来る相手でもあるまいに、あ奴はなぜ上級の術を使っておらんのじゃ)

 今、戦場に存在するソウルハウル側の手勢は四種。自爆用の駒である巨躯のゴーレムと、砲台を備えた砦のキャノンフォートレスゴーレムが複数。この二種は、破壊されるたびに再構築され攻撃を続けている。
 それと死霊術で支配したAランクのスケルトンが数百体。こちらは完全に、マキナガーディアンの攻撃を誘うための囮のようだ。
 そしてもう一つが、今ソウルハウルが佇んでいるその足元の大きな砦、アーマーフォートレスゴーレムである。頑丈な造りであるそれがきっと、最終防衛ラインなのだろう。
 専門ではないものの仲間の術である。それなりに詳しいミラは、そこに居並ぶ全ての戦力が中級の死霊術で構築されている事に疑問を抱いた。
 確かに、相手が相手であるため、上級の術を繰り出したところでゴリ押せるような事はない。運用方法によっては、中級を上手く扱った方がいい時もあるだろう。しかし、だからといって上級を上手く扱った時に勝るかといえば、当然そうでもない。特に九賢者という地位にまで上りつめた術士ならば、その扱いを誤る事などないのだから。
 隙を作るための囮役がいて、けん制出来る砲台がある今の戦場を見るなら尚更、上級死霊術の強力な一撃が欲しいところのはず。中級ゴーレムを無数に自爆させるよりも、上級死霊術で一撃を入れる方がマナ消費も少なく、与ダメージもずっと上である。
 ではなぜ、この場に上級死霊術が存在しないのか。上級と中級の術の一番大きな差といえば、効果もそうだが、なによりも詠唱の有無が挙げられる。上級の術を行使するには詠唱が必須であり、そのために大きな隙が生まれてしまう。けれど後方で佇んでいる今の姿を見るに、詠唱するには充分な余裕があった。
 ならば、マナの問題だろうか。しかしこれもまた見る限り、不足しているという訳ではないようだ。未だ衰える事無く、破壊される端から無尽蔵にゴーレムが再構築されている。まだまだ十分な余力が窺えた。
 結果、今この場で、上級の術を使わない理由がミラには考えられなかった。

(わからん。まあ、こうしておるのもなんじゃし、直接本人に訊いてみるとしようかのぅ)

 格上相手に効率を重視するのなら、上級の術は必須である。ミラも、ダークナイトを数百召喚するより、アイゼンファルドを一度召喚するという手段を選ぶ考えだ。
 もしも、ミラが思った通りの、回復する間を与えず削り続けるという作戦であったのなら、今のままでは短くても一ヶ月はかかる事だろう。それとも、他に別の作戦があるのだろうか。もしかしたら、ミラの知らない上級の術が既に準備完了しており、虎視眈々と好機を狙っているのか。
 どちらにせよ、まずは話さなければわからない。そして話をするには、ソウルハウルにもう少し余裕を与える必要がありそうだ。
 ミラはアルフィナ達を伴って、ゆっくりと戦場に踏み込むと同時、召喚陣を四つ展開し、そして詠唱の言葉を口にする。

【召喚術:皇竜アイゼンファルド】

 ミラのマナが流れ込み術が発動すると、その瞬間、魔法陣が輝き大きく広がった。そして、その輝きの中から、銀の鱗をまとう竜が姿を現した。

「また大物相手じゃが、頼むぞ息子よ」

「はい、母上!」

 以心伝心というべきか、召喚されたばかりであろうとも即座に状況を理解したアイゼンファルドは、ゴーレムやスケルトンなどには目もくれず、マキナガーディアンに向かって飛翔する。そして、初撃から強烈なドラゴンブレスを放った。
 それは、太陽の一部を切り取ったかのように鮮烈な閃光であり、純粋な破壊を凝縮した一筋の光だった。
 ドラゴンブレスは狙いを違う事なく、マキナガーディアンに直撃する。瞬間、全ての音が掻き消えると刹那の後、耳をつんざく爆発音と光がその場の全てを塗り潰した。

「やはり、わしの魔力ではここまでが限界か……」

 光は収束し、残響が瞬く間に過ぎ去った後、ミラはその光景を前にしたまま、悔しそうに呟く。
 魔力、そして限界。実は召喚術には、限界というものがあった。それは、召喚陣を抜けてくる者達を守る防護膜に関する制限である。
 召喚対象とミラの魔力の総合によって強度が決まる防護膜には、これが破壊された際、召喚された側の安全を守るために強制送還が発動する仕掛けが施されている。しかしこの防護膜には安全を守る反面、能力の上限を抑えてしまう欠点もあった。
 とはいえ術者の魔力が高ければ高いほど上限もまた伸びるため、ミラの場合は、ほとんどがこの制限の掛からない状態で召喚出来る。だが例外があった。
 そう、アイゼンファルドだ。災厄の化身とまでいわれる皇竜の力は規格外であり、ミラの魔力ですらその力を半分ほどしか引き出せないのである。

「さて、アルフィナよ。わしはあそこにいる者に話があるのじゃが、どれほど時間を稼げそうじゃ?」

 アイゼンファルドが全力で戦えれば、マキナガーディアンとでも相当にいい勝負が出来た事だろう。だが実力不足の今は仕方がない。せめてソウルハウルと話せる時間だけでもと、ミラはアルフィナに問いかける。

「五分……、いえ、アイゼンファルド様が一緒ですので、どうにか十分は持ち堪えてみせます」

 アルフィナは鋭い視線を正面に送りながら、意を決したような面持ちで答えた。アルフィナもまた、その一撃で全てを把握していた。相対するマキナガーディアンが、どれほどの存在なのかを。
 能力が半減しているとはいえ、流石はアイゼンファルドというべきか、そのブレスはマキナガーディアンを戦場の端にまで吹き飛ばしていた。しかしマキナガーディアンは、それでも半壊にすら全く届かぬという耐久力をまざまざと見せつけるように起き上がる。
 どれだけ戦力を投入しても持久力の差で圧倒的に及ばないと、誰もが思う光景であった。
 と、その直後だ。無数の砲弾が一斉に降り注ぎ、数十にも及ぶゴーレムが殺到したのである。ドラゴンブレスほどではないが、それでも圧倒的といえるほどの飽和火力が炸裂した。
 不意に生じた僅かな隙でも逃さない。ソウルハウルは、突然の乱入者に動じる事もなく、淡々とした様子で術を行使していた。

「いざ!」

 そして、それを合図にするかのように、アルフィナ達が駆け出していく。もうもうとした爆撃の残滓が残る戦場に躍り出た姉妹達は、一糸乱れぬ陣形を組み、マキナガーディアンと対峙する。

「さて、皆、頼んだぞ」

 そう呟いたミラは、急ぎ飛び出して、手前側に聳える砦を駆け上っていった。
PS4板のスカイリムが発売されましたね。
PS3の頃に、数百時間とやりましたが……
今回は、PS3でずっと叶わなかったmodとかいうのが使えるというではないですか!
欲しい……。

魔法を強化出来るものがあるという情報もあり
欲しい……。
でも、フォールアウト4がまだ全然終わっていない……。

買ってしまったら、間違いなく時間が……!
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