■DWO ちょこっと解説 まとめ①
書きためてから、と思いましたが、こちらは「イセスマ」の単行本作業と単行本作業の間しか執筆機会がないので、少しずつでも更新することにしました。毎日更新とはいかないスローペースですが、よろしくお願いします。あとでもう一話更新します。
■DWO ちょこっと解説 まとめ①
(あくまでも物語中の雑としたものです。内容は場合により、追加・変更されますのでご了承下さい)
■デモンズワールド・オンライン。
通称DWO。レンフィルコーポレーションが発売したVRMMO(バーチャル・リアリティ・マッシブリー・マルチプレイヤー・オンラインゲーム)。プレイヤーの降り立つ世界は、悪魔や魔物、魔人、魔獣が存在する魔界【デモンズワールド】の大地、【ヘルガイア】。
■プレイヤーは【デモンズワールド】の『外』から来た住人とNPCに認識される。【デモンズワールド】には七つの領国があり、それぞれ【傲慢】【嫉妬】【強欲】【色欲】【怠惰】【憤怒】【暴食】からひとつを選び、その領国の住人としてスタートする。
■アバターについて①
プレイヤーのアバター(分身)は通常複数作ることはできない。新しくアバターを作る場合、元のアバターを消去する必要がある。一部の貴重アイテムは引き継がれる。登録には虹彩身分証が必要。つまり虹彩一つにつき一人のアバターとなる。
■アバターについて②
アバターの容姿、年齢はある程度変更することができるが、15歳未満は年齢を変更できない。(老化できない)15歳以上は年齢を変更できるが、最低15歳まで。子供の容姿で中身が大人、大人の容姿で中身が子供、といったスタイルにはできないということ。(大人なのにリアルな容姿が子供だったり、子供なのに大人なみの身長だった場合はその限りではないが)
医師の診断書データなどがなければ男女の性別を変えることはできない。種族選択による以外の大幅な身長の変更はできないが、太らせたり、痩せさせたりといった体型の変更は可能。
■パラメータについて①
HP、ST、MPは基本的にレベルが上がることによって上昇する。
□HP
生命力を表すポイント。これが0になると死んだことになり、規定の場所で復活する。
□ST
スキルや戦技を発動するのに必要なポイント。0になると行動にマイナスの補正がかかる。動くのもしんどくなる。生産にも使う。
□MP
魔法や一部のスキル、戦技を発動するのに必要なポイント。0になると意識を失う。死ぬわけではないが、戦闘中に切れると大変。自然回復、魔法、アイテムなどで、1でも回復すれば(朦朧)状態で気がつく。ちなみにレベル1でも1分もあれば1回復する。また、アイテムによってはMPを消費する武器などもある。
■パラメータについて②
STR、VIT、INT、MND、AGI、DEX、LUKはスキルの熟練度上昇によって増加する。また、アクセサリー、アイテムによっても上昇する。
中でもSTR、VITはスキル熟練度による上昇が大きい。
STR(筋力)
物理攻撃力などに影響する。
VIT(耐久力)
物理防御力などに影響する。
INT(知力)
魔法攻撃力などに影響する。
MND(精神力)
魔法防御力などに影響する。
AGI(敏捷度)
素早さ、物理攻撃回避率に影響する。
DEX(器用度)
命中力、生産成功確率などに影響する。
LUK(幸運度)
全ての確率、主にアイテムドロップ率に影響する。
その他
ATK(総合攻撃力)
DEF(総合防御力)
■種族について
(値はわかりやすくした一例)
□【魔人族】デモンズ
魔界において平均的な種族。長所もなければ短所もない。一番数が多い種族。選択すると耳が少しだけ尖る。種族スキル【順応性】を持っている。
筋■■■■■
耐■■■■■
知■■■■■
精■■■■■
敏■■■■■
器■■■■■
幸■■■■■
種族スキル【順応性】
あらゆるスキルの熟練度が少し達しやすくなる。
□【鬼神族】オーガ
絶大な膂力を持つ種族。選択すると額に角が生え、男性は身体付きが大きくなる。女性はさほど変わらず。俊敏さがなく、魔法もほとんど使えないが、戦闘の破壊力では右に出るものはいない。種族スキル【狂化】を持つ。
筋■■■■■■■■■■■■
耐■■■■■■■■■■■■
知■■
精■
敏■
器■■
幸■■■■■
種族スキル【狂化】
一時的に防御力を下げ、攻撃力を大幅に上げることができる。
□【夢魔族】サキュバス、インキュバス
妖艶なる魅力を持つ種族。幸運度が高く、アイテムドロップ率が高くなる。選択すると背中に蝙蝠の羽根と尻尾が生える。種族スキル【魅了】を持つ。
筋■■
耐■■■
知■■■■■■■
精■■■■■
敏■■■
器■■■■■
幸■■■■■■■■■■
種族スキル【魅了】
魔獣などをテイムしやすくなる。また、攻撃の対象になりにくくなり(ならないわけではない)、NPCの好感度も上がりやすく、交渉力が高くなる。
□【獣人族】セリアンスロープ
獣人。多種に渡る種族がいる。(犬、猫、狼、虎、豹、兎、獅子、熊、狐など)それぞれ固有スキルの特性があり、一長一短。選択すると獣耳と尻尾が生える。種族スキル【獣化】を持つ。
筋■■■■■■■■
耐■■■■■■
知■■■
精■■■
敏■■■■■■■■
器■■■■
幸■■■
(例:狼)
種族スキル【獣化】
スタミナを使って種族固有の能力が発動する。【獣化】にはタイムリミットがある。
□【夜魔族】ヴァンパイア
吸血鬼。攻撃力、俊敏さは共に高いが、と防御力が低い。選択すると牙が生える。種族スキル【再生】を持っている。
筋■■■■■■■
耐■■
知■■■■■■
精■■■■
敏■■■■■■■
器■■■■■■
幸■■■
種族スキル【再生】
一度だけ死んでも瀕死の状態(HP1)で生き残ることができる。その際、黒霧化して本拠地へと撤退することも可能。この場合、死に戻りにならないのでデスペナルティを受ける事はない。ただし、聖属性の武器でトドメを刺されると発動しない。【PvP】では適用されない。
□【竜人族】ドラゴニュート
耐久力が高く、防衛職に向く。攻撃力もかなり高い。反面、知力、俊敏さはない。選択すると角と一部に鱗が生える。種族スキル【ブレス】を持つ。
筋■■■■■■■
耐■■■■■■■■■■
知■■■
精■■■
敏■■■
器■■■■
幸■■■■■
種族スキル【ブレス】
様々なブレス攻撃を覚えることができる。
□【妖精族】アールヴ
知力が高く、後衛向き。全ての魔法が使える。その反面、耐久力、攻撃力がない。また、器用さが高いので、弓使いにも向いている。選択すると耳が長くなる。種族スキル【高速詠唱】を持つ。
筋■
耐■
知■■■■■■■■■■
精■■■■■■■■■
敏■■■
器■■■■■■■
幸■■■■
種族スキル【高速詠唱】
短時間で魔法を使うことができる。
□【地精族】ドウェルグ
筋力と耐久力、器用度が高い。戦士、あるいは生産職向き。選択すると身体がひと回り小さくなる。種族スキル【強打】を持つ。
筋■■■■■■■■
耐■■■■■■
知■■
精■■■■
敏■
器■■■■■■■■■■
幸■■■■
種族スキル【強打】
斧、棍棒、槌系に限り、攻撃力とクリティカル率が上昇する。反面、命中率が下がる。
その他、
【蜥蜴族】
【妖鳥族】
【人馬族】
【単眼族】
【牛頭族】
【蛇妖族】
【猫精族】
【妖花族】
などの種族が確認されているが実装されるかはまだ不明。
■レベルについて
DWOにおけるレベルとは種族レベルのことである。レベルが上がると、HP、MP、STのゲージが伸びるが、筋力や敏捷度が上がったりはしない。
レベルは経験値により上がるが、これは戦闘経験値だけではなく、生産などをした時の技術経験値によっても上がる。なので、工房に閉じこもりひたすら生産していてもレベルは上がる。
故にレベルが高い=強い、ということではないが目安にはなる。
なお、熟練度によってHP、MP、STのゲージが上がるスキルもある。
■熟練度について
スキルにはそれぞれ緑色の小さなゲージがあり、熟練度が上がるにつれて中の黄色のバーが伸びていく。これが緑から黄色に全部変わると熟練度が100%となり、☆マークがつく。
この熟練度によって、パラメータは上がっていく。筋力などのパラメータは☆マークがついたときに上がるのではなく、ゲージの上昇で上がっている。
同じ種族、同じレベルでも【剣術】の熟練度10%持ちと、90%持ちではその時点でパラメータが違うということ。
■空腹について
数時間ゲーム内で食事を取らないでいると、空腹状態となり、攻撃力低下や敏捷度低下などが起こる。
お金が無くても場所により木の実や果物が成っている場所があるので、そこを活用しよう。ただし、ちゃんとした料理にくらべ、腹持ちしないので、またすぐ空腹になるため注意。空腹状態が一定時間を超えると餓死となり、死に戻る。餓死による死に戻りの場合、空腹状態が半分ほど回復する。デスペナルティは当然受ける。
■デスペナルティについて
HPが0になるとそのプレイヤーは意識がない状態になり、その場で30秒のカウントダウンが始まる。その間に誰かが蘇生アイテムあるいは蘇生魔法を使えば、その場で復活。30秒を過ぎてしまうと、最後に記録したセーフティエリアへと死に戻る。
一旦死んでしまうと一時間の全てのパラメータダウン、所持金半分消滅となる。所持金消滅は店(金庫屋)で売っている金庫を買えば防ぐことができる。5万Gの金庫を買えば、5万Gまで消滅を防ぐことができる。
また、拠点を手に入れることによっても防ぐことができる。(通常、一定額に達すればこちらを買う)
■貸与システムについて
DWOでは戦闘中以外で短時間だけ他人にアイテムを手渡せるが、所有権までは移せない。消費アイテムも渡すことはできるが使用することはできない。当然ながら両者の承諾が必要である。
■通貨について
通貨はG。
■ハウジングシステムについて
土地を手に入れることができれば、家を建てることもできる。NPCに頼むこともできるが、【建築】スキルでプレイヤーが建てることも可能。ギルドホームとは違い、普通の家である。
役所に許可をもらえば店舗を構えることも可能。
また、建築した建物は簡単に他の土地(もちろん別途に用意しなければならないが)に転移させることができる。費用はかかるが。第二エリアから第三エリアへといった転移も可能。
■ギルドについて①
ある一定の規定値を満たし、三人以上のメンバーでギルド設立金を払うとギルドを立ち上げることができる。必要なのはギルドマスターが一人とサブギルドマスターが二人。
ギルドマスターが半年ログインしていない場合、サブマスターが新たなギルドマスターになる。その際、当然新たなサブマスターを立てねばならない。
■ギルドについて②
ギルドを設立すると、本拠地を建設できるようになり、ギルドホームを作ると様々な恩恵を受けることができる。
・個人インベントリの拡大。
・個人金庫の設置。
・ギルド金庫の設置。
・共有倉庫の設置。
・ギルドポータルエリアの設置。
・宿泊による一時的な能力値上昇。
等々。また、これらを強化することも可能。ギルドシンボルも設定できる。
■犯罪について
無銭飲食、強盗、暴力行為など、罪を犯すとプレイヤーネームがオレンジになり、犯罪者として扱われる。(プレイヤーネームの非表示も不可となる)
さらに罪を重ねていくとプレイヤーネームが赤になり、「賞金首」となる。
殺人はオレンジを飛び越し、一気にプレイヤーネームが赤となる。
また、「賞金首」とアイテムのトレードを行うと、そのプレイヤーも犯罪の協力者としてプレイヤーネームがオレンジになるので注意。
■PKについて①
町ではできない。PKに成功すると所持金の半分と、相手のインベントリから三つランダムで奪える。が、装備アイテム、習得スキルなどは奪えない。スキルオーブ状態ならば奪える。
また、15歳以下のプレイヤーはPKされず、PKできない。
■PKについて②
PKをしたプレイヤーは賞金がかかった「賞金首」となり、様々な規制を受ける。(街への立ち入りもできなくなり、プレイヤーネームの非表示も不可能になる)
NPCに捕まった場合、もしくはプレイヤーに討伐された場合、所持金ゼロ、所持アイテムの半分がその場でランダムドロップ(装備アイテム、スキルも含む)、レベル・熟練度が半分に、一定期間のログイン不可となる。
なお、賞金首を討伐したプレイヤーには賞金が支払われる。
■PKについて③
PKは捕まっても討伐されても、そのプレイヤーには「前科」という犯罪歴がつく。称号に【前科者】が追加される。これは強制的に表示される。
【前科者】の称号は(今現在)消すことはできない。(アバターを作り直せばもちろん消える)
【前科者】の称号はあくまで称号であり、なんのペナルティ効果もない。【隠蔽】のスキルにより一時的に消すことは可能。
■PvPについて
プレイヤー同士、またはパーティ同士による決闘は両者の同意のもと成立される。勝負の判定は様々なルールに設定できる。(死ぬまで、HPが半分以下、一割を切るまで、魔法禁止、武器禁止、アイテム禁止、時間制限あり、等々)どちらかが死ぬまでのデスマッチモードもあるが、この場合、負けた方に通常より厳しめのデスペナルティをつけることも選択できる。
■年齢制限について
VRドライブに登録された13歳未満のプレイヤーには様々な制限がつく。飲酒、喫煙の禁止(これは20未満のプレイヤーも同じだが)、残酷描写の軽減、PK不可、等々。
また、13歳以下のプレイヤーがDMOをプレイするには20歳以上の保護者による同伴が必要になる。20歳以上の保護者一人につき、13歳以下三人まで登録できる。
DWOのプレイヤー登録は10歳からである。
■年齢制限について②
15歳以下のプレイヤーには残酷描写の軽減のため、規制フィルターがかけられている。
モンスター、NPC、プレイヤーに対する視覚保護がされており、手足を切断された場面でも、欠損部がグレー表示になるだけで、切断されたようには見えない。(フィルターがないと欠損して見える)また血液が飛び散るようなエフェクトもない。
■スキルについて①
スキルには熟練度があり、そのスキルを適切な状況で使用すればするだけ上がる。スキルの熟練度がMAXになると【☆調理】のように、☆マークがつく。☆マークがつくと、上級スキルを取得できるものもある。
例【☆絵画】があると【精密描写】を取得できる。
例【☆剣の心得】があると【剣術】【大剣術】【細剣術】【刀術】を取得できる。
熟練度は数値ではなく、スキル下のゲージで表される。緑色のゲージが100%黄色になればMAXとなり、☆マークがつく。
これはスキルによって上がりやすかったり、上がりにくかったりする。
■スキルについて②
スキルを取得するには、スキルオーブと呼ばれるアイテムを使用する。
オーブの入手には店舗販売、ドロップ、宝箱、イベント報酬などと様々な方法があり、隠されたレアスキルオーブも世界中に存在する。
また、複数のスキルを熟練度MAXにすることで取得できるスキルもある。
スキルを解放し、スロットにセットしたあとでも、再びオーブ状態に戻すことができる。が、熟練度がリセットされるため注意。熟練度がMAXになり、☆がついていればオーブ状態に戻してもリセットはされない。
☆のついたオーブを他人に売っても熟練度は譲渡されず、普通のオーブになる。
■スキルについて③
初期のスキルスロットは全部で七つ。イベントや特定のモンスターを倒した時などに増える。スキルスロットを増やすレアアイテムも存在する。
レアスキルの中にはある条件を満たしていないと、スキルオーブがあってもスロットにセットできないものもある。(レベルが足りない、必要スキルがない、等々)
種族スキルはその種族以外、使用できない。
□【ほろ酔い】
酒を飲むことによってほろ酔い気分を味わうことができるスキル。二十歳以上しかセットすることができない。どんなに呑んでもほろ酔い止まりで、それ以上酔うことはない。
上位スキル?に【酩酊】【泥酔】があるとの噂。
■ソロモンスキルについて
ソロモン72柱の名が冠された★三つのレアスキル。限りなく入手が困難なレアスキルではあるが、全てが使えるスキルかというとそうでもない。くだらないものも存在する。
72種あるが、72個というわけではない。(DWOにはゲーム内に一つだけしかないなどという、いわゆるユニークスキルは存在しない)
戦技について
戦技とは主に戦闘スキルの熟練度をあげることによって習得するいわゆる「必殺技」である。
【〜の心得】などの初期戦闘スキルは熟練度10、30、60、100%で四つ習得したりするが、その後の分岐スキルの習得%はまちまちである。
また、他のスキルとの組み合わせによって習得できる戦技もある。
■魔法について①
魔法も戦技と同じく魔法スキルの熟練度によって獲得する「必殺技」である。
戦技と違うのは消費するのはSTではなくMPであるところと、一定のINTがあれば、スキルをセットした時点で最下級の魔法を使えるようになることである。
これは火属性魔法(初級)でも、火属性魔法(上級)でも、使えるようになるのは火属性の最下級魔法である。もちろん、すでに使えるようになっていたなら何も起こらない。
戦技と同じく、スキルをスロットから外すと魔法は使えなくなるので注意。
■魔法について②
例 火属性魔法(初級)においての習得魔法。
熟練度(%は目安です)
000% 【プチファイア】
010% 【ファイアブレット】
030% 【ファイアアロー】
060% 【ファイアバースト】
100% 【ファイアボール】
■【鑑定】について
【鑑定】スキルは基本的に【unknown】のものを判明させるスキルである。
熟練度がそのレベルに達していないと鑑定できない。
また、一度【鑑定】した自分のアイテムを【鑑定済】にすることで、他のプレイヤーにも詳細がわかるようにできる。売買されて持ち主が代わっても、持ち主が【鑑定済】を解除しなければそのままである。一度解除してしまうと再び【鑑定】しなければ【鑑定済】にはならない。
■アイテムについて②
アイテムにはその貴重さを示す『ランク』が存在する。
最上級はSSS、SS、S、AA、A、B、C、D、E、F、ときて最下級にGが存在する。
Gランクはいわゆる「欠陥品」で、基本的には売ることができない。(というか、ほとんどのNPCは買い取ってくれない)
■アイテムについて①
アイテムのランクには『X』ランクというものもあるが、これはランク対象外で規格外というアイテムである。
ゲーム内でほとんど出回っていないアイテムを【錬金】などで製造したり、【縫製】で作ったオリジナルコスチュームなど、プレイヤーによって生み出されたアイテムが基本、Xランクとなる。
時間が経ち、ゲーム内でかなりの数が出回ってしまっていても、ランクはXのままであるので、もはや貴重ではない場合もある。
■品質について
アイテムには五つの品質があり、上から
■F:最高品質
■HQ:高品質
■S:標準品質
■LQ:低品質
■BQ:粗悪品
となる。
品質によってそのアイテムの効果、耐久性などか違ってくる。
■共同工房について
DWOには生産職が使うための共同工房がいくつか存在する。小型溶鉱炉や、機織り機、轆轤、調理場などをお金を払うことにより時間制で借りることができる。
さらにお金を払えば、より良い設備を借りることもできる。生産に使う道具などはレンタルだが、素材などはもちろん自腹。
■アクセサリーについて①
様々な効果のあるアクセサリーだが、中には収納系のアクセサリーも存在する。
『ウエストポーチ』や、『リュック』、『肩掛けカバン』などは、インベントリ以外にさらにアイテムを入れておくことが可能。
収納しているだけなので、『ウエストポーチ』にSTRの上がる指輪を複数入れていても装備効果は働かない。
■レアモンスターについて
希少種とも呼ばれる。一定の条件下でのみ出現するモンスターで、レア素材をドロップする。
テイムすることも可能なモンスターも存在するが、通常種に比べてかなり困難。希少種の巣を見つければ、卵から育てることも可能だが、遥かに凶暴化したレアモンスターの洗礼を受けることになるだろう。
■毒について
毒は何種類かに分かれていて、【毒】【猛毒】【超猛毒】【超絶毒】と段階ごとにいろいろある。
基本的に毒薬を武器に塗る、あるいは飲ませれば相手に【毒】のバッドステータスを付与することができるが、相手の抵抗値により、その成功確率は大きく上下する。モンスターの毒はプレイヤーに効きやすいが、プレイヤーの毒はモンスターに効きにくい。【毒付与】のスキルがあればこの確率は跳ね上がる。
■クエストについて
DWOには様々なクエストが用意されている。NPCからによる個人クエスト、ギルドに依頼されるギルドクエスト、多人数参加によるレイドクエストなどである。また、隠しクエストと呼ばれる大きなイベントのトリガーとなるクエストも存在する。
■シークレットエリアについて
DWOにはシークレットエリアと呼ばれるエリア外のフィールドが存在する。
特殊なアイテム、ルート、案内などがなければ辿り着けないこのエリアは、見つけることが困難ではあるが、それによる恩恵も多い。
また、条件によっては再び辿り着くことが不可能になることもある。
■シークレットエリアについて②
シークレットエリアには、そこに住み着く住人、種族も多数いる。外部の者と頻繁に付き合う種族もいれば、仙人のごとく閉じ籠りきりの者もいる。また、こういったエリアのポータルエリアはそれらの種族によって開かれたり閉ざされたりするため、一度行けたからといって、ポータルエリアを使えば次も行けるとは限らない。彼らの信用を失った者は二度と足を踏み入れることはできない。
■武器・防具について①
武器や防具にはそれぞれ耐久性が設定されている。これが尽きてくると攻撃力が落ち、0になれば武器は壊れてしまう。生産スキルを持つ者によって回復することができるが、それにより最大耐久値は下がっていく。つまり、どんな武器でもいつかは壊れるということ。
【DWO無関係 ちょこっと解説】
■カッパについて
……カッパ。日本の妖怪。「河太郎」とも。頭頂部に皿を持ち、口には嘴、手足には水掻き、背中には甲羅を持つ。相撲とキュウリが好物。ちなみに雨合羽の「かっぱ」はポルトガル語のcapaが由来でカッパとはまったく関係がない。
DWOともカッパとはまったく関係がない。
■コピ・ルアク
コピ・ルアックとも。コーヒー豆を食べたジャコウネコの糞から採れる、体内で発酵されたコーヒー豆。独特の香りを持つのが特徴。産出量が少ない高級品である。
ちなみに「ブラック・アイボリー」とはゾウの糞から……以下同文。
ちなみに作者は胃痛持ちのため、コーヒーをほぼ飲まない。
■中間試験について
学期初めから一、二ヶ月で行われる定期テスト。三学期は短いため行われる学校は少ない。
毎日の予習復習がモノを言う。息抜きに小説を読むのもいいが、ほどほどに。
大抵の学生が【一夜漬け】というスキルを持つ。