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第19話
 一夜明け、レヴァイスル伯爵は、アービィたちを居室に呼んだ。

 部屋に入ると伯爵の他、レイとクリプトがいた。

「昨夜は息子が大変な失礼をしてしまった。
 成り代わり、謝罪する」
 と言って、丁寧に頭を下げる。

 最初から撃退するつもりでいたティアは、却って怪我でもさせてしまったのでは、と恐縮していた。

「気にしないで、ティア。
 頭かち割っちゃってもよかったのに。
 いい薬よ」
 さり気なく酷いことを言うレイ。

 ところで、と前置きし、伯爵は話し始める。

「もう手をこまねいている場合ではないと思う。
 この領地は限界だ。
 子爵領という名目はそのままに、レイに任せようかと思う。
 何れ、レイにはやってもらうつもりでいたのだ。それが少々早まったと思えばよい。
 息子は、当分の間、私の元に戻す。
 本来であれば、ここはアーガスの子供に継がせるはずだったが、まだそれは当分先の話だろうしな」

 それが良いとルティは思う。
 領民の姿や態度、村の活気等を見て、ここに住みたいと思う者はいないだろうと感じていた。
 領民が増えなければ税収も上がらず、この領地の価値は下がる一方だ。

 さりとて、このままレイが治めるにしても、地力が下がりきった今は他から援助するにしても難しいだろう。
 他の地方からの税収を、そのままばら撒くのでは反発を買うだけだ。

 伯爵が息子をある意味見限ったのも、朝食時に経済の改善について意見を交換した際、他地域からの税のばら撒きしか息子が考えていなかったからだ。

「それで、だが。
 庶民の視点から、この地の問題点、どうすればいいかの改善点を、思いつくままで構わないので、私たちに話してくれないかね?」

 とても難しい話だ。
 今日明日で領地の暮らしが劇的に良くなる特効薬などない。
 子爵がいなくなることによって領民が怯えなくなる、という環境改善の特効薬くらいだ。
 さらに、跡取りが事実上の謹慎という、不名誉極まりない噂が他の諸侯領地に流れるのも問題だ。
 伯爵は、敢えてその不名誉を被ろうとしてはいるが。

 どう答えたものか、悩んでいると伯爵は言葉を続ける。
「実はだ、領地に帰ってから言うつもりだったのだが、レイに縁談が来ている」

 レイの驚愕の声が上がった。
「どこのどなたです?
 私には、まだ……」
 貴族の娘として、どこかに嫁ぐことは覚悟している。
 それが望まぬ相手であっても、だ。
 家を伸ばすため、政略結婚など貴族の間では当然のことだからだ。

「ランケオラータ殿だ。レイ。
 それでも、嫌かね?」
 ニヤリとして伯爵は言った。
 一瞬にして、レイの顔が朱に染まった。

 ランケオラータ・ロザエネルヴィス・ヴァン・ハイグロフィラ・アンガルーシー子爵。
 財務卿ハイグロフィラ公爵家の跡取りだ。
 領地を持たない王宮住みの新興公爵ではなく、インダミト王国勃興期からの由緒正しい公爵家のひとつである。

 血筋だけでレイが惚れるとは思えない。
 幼少時に王宮で会って以来、幾度か舞踏会や公式行事などで話す機会があり、密かに思いを寄せていた相手だ。
 どうやら、ランケオラータ子爵も、レイを憎からず思っていたらしい。

「私とて木石にあらず。
 娘の幸せは常に考えているさ。
 ハイグロフィラ公爵もな、財務卿としてのお立場からもお前の見識に期待しているそうだ。
 あちらは当家など比べるべくもない領地。
 今回のことは、領地経営の実地演習として最適ではないかね」

 縁談が決まったからといって、今日明日にもすぐお輿入れ、というわけではない。
 1~2年の準備期間をおくのが普通だ。
 その間、1年ほどこの地を任せ、ラガロシフォン領の建て直しを兼ねて、領地経営について実地特訓をするつもりでいた。

「では、そのことも踏まえて、意見を聞かせてくれないかね?」

 ルティは考え込む。アービィも考え込んでしまった。
 ティアは、もとが魔獣であるせいもあって、わりと醒めた考えでいる。

「伯爵、あたしのような者が言うのは僭越かもしれませんが。
 今すぐ、特効薬になるような対策はないと思います」
 ティアが話し始めた。

「まず、アーガストル様を伯爵の下に置くのは、謹慎と思われるだけで良いことはないでしょう。
 見聞を広めるという名目で王都にお出しになり、伯爵のご信頼置ける方にお預けし、叩き直していただく方がよろしいかと思います。
 親元であれば甘えの気持ちが出るのは致し方ないこと。
 ここは、ひとつ、恥を忍んで他の方にお任せするべきではないでしょうか。
 もとより、謹慎の不名誉を甘受されることを、お覚悟しておられたご様子。
 それよりは、まだよろしいのではないでしょうか」
 伊達に長生きはしてないわね、さすが後天性年齢過多、とルティがティアだけに聞こえるように呟く。

 伯爵は黙って聞いている。
 視線を動かすことで、ティアに続きを促した。

 お黙り、先天性胸部未発達症、とルティにしか聞こえないように呟き、ティアは促されるままに続ける。
「その上で、レイ様のご婚約を発表し、この地をお任せする。
 慶事はそれだけで人の心を高揚させます。
 そこへ……」
 レイをちらりと見たあと、レイ様からの受け売りですがと断ってから続ける。

「関税の撤廃。特にボルビデュス領からの物流には二重関税になっていたと聞き及びます。
 これでは商店が儲けを出そうとしたら、とんでもない高額な単価になってしまいます。
 領内の特産品、これは原材料、加工品を問わずですが、これを脅かすものには、高額な関税でよろしいかと思いますが、それ以外の領内で生産できないものは、関税なしでも良いかと。
 関税の考え方を変えても良いのではないでしょうか。
 全ての品が、同率の関税である必要はございません。
 関税を貴族の収入と考えるのでなく、領内産業の保護とお考えいただければ、ご理解していただけると思います」
 伯爵は興味深そうに頷き、さっそく検討しよう、と言った。

「租税ですが、今この領地では、畑の広さから算出されています。
 ですが、ここに来るまで見てきた畑には、きちんと手入れされていたものと、岩や切り株が放置されたものとありました。
 この両方が同じ収穫を得られるとは思えません。
 調整が必要ではないのでしょうか。
 おそらく、ですが、整備されていた畑は子爵様がお持ちの土地で小作人に使わせているもの、放置されている方は庶民の持つ土地なのではないでしょうか」
 その通りだった。
 アーガスは、地味の良いところは権威を盾に民から安く奪い取り、高い小作料を取って貸し出していた。
 収穫が期待できないような土地は放置したまま、何の支援もしていないのだった。

 鍛冶屋がいても原料となる鉄が関税のため高価では、耕作の効率を上げる農機具を安く作るなど無理な話だった。
 道具を他領から求めようにも、同じく関税の壁が立ちはだかる。

 馬は子爵家の乗馬と馬車用に徴発され、牛を養う牧草を生産できる土地はなかった。
 人力で、さらに木製の手作りの農具で、岩と切り株に立ち向かっているのであれば、農地の開墾には多大な労力と時間が掛かるだけだ。

「牛馬、飼料にも関税を掛けず、さらにはレイ様が購入し、庶民に売るのです。
 ただ、他の土地から持ってくるのでは施しになってしまい、庶民のプライドが育ちません」

 伯爵とレイは感心して聞いていた。
 庶民に領地経営の知恵がここまであるとは思っていなかったのだ。
 アービィとルティは、魔獣に対する認識を改めた。さすが後天性年齢過多ね。


「なるほど、関税をそのように考えるなど、今までにないことだ。
 場所によっては十倍税、二十倍税が当たり前だものな。
 これでは庶民が必要なものすら買うことはできぬ。
 そうすると、通行税や渡橋税なども考え直す必要があるな」

 アービィが何かを思い出したように話し始めた。
「租税は、穀物を作る者からは、その収穫物を徴税していますよね」
 伯爵は首肯する。
「思いつきなので、いろいろと問題も出るでしょうが、農民がその年に食べる量以外を全て領主様が買い上げ、そこから税の分を引く、といったやり方はいかがでしょうか。
 これであれば、商人に買い叩かれることもありませんし、保存の利く穀物であれば不作の年に放出して飢饉を防ぐこともできるのではないでしょうか」
 充分検討するに値する意見だな、伯爵は頷き、他にはどうかね、と続きを促す。

「道や橋、そういったものは作りっ放しでは駄目だと思います。
 適切な補修が必要です。
 そのために、通行税や渡橋税はなくす必要はないでしょう。
 ただ、貴族の収入にしかならないと思われては反発を招きますので、この年この目的の税の収入はいくらで、それを何にいくら使ったか、民に知らせればいいと思います」
 何も無税にしろとはアービィは思わない。
 レイが言っていたとおり、公共事業に必要な税は取ればよい。
 何事もバランスである。
 税が、そのまま貴族の豪奢な生活にだけ使われていることが、問題なのだ。
 ティアの話を聞き、夢で見た知識を少しずつ思い出していた。

「失礼ながら、昨晩のようなパーティーにお金をかけることは、一部の商人しか潤いません。
 レイ様から伺った話ではありますが。
 道や橋の補修、架け替えなどに、無職の者を使うことも良いのではないでしょうか。
 現在の人頭税は稼ぎのない者からも税を取ります。
 稼ぎのないものが払えるわけがない。いきおい流民が、犯罪に手を染めるものが増えます。
 この者たちを伯爵様やレイ様が行う事業でお使いになれば、仕事を与えることにもなり、税も見込めましょう。
 給金に税を上乗せした額で募集を行い、支払いの際に税を引いて渡すのです。
 もちろん、説明の上で、です。
 こうすれば税の取りっぱぐれもありません」
 アービィは無意識のうちに源泉徴収を思い浮かべていた。

 今まで伯爵領での土木工事は、私兵を使って行っていた。
 有事以外に生産性のない集団の有効活用である。
 これはこれで正しいのだが、固執する必要はないし、私兵と無職者を上手く組み合わせればいいのだ。

「税については、言いたいことはまだあるだろうが、この辺りにしよう。
 いろいろと検討すべきことが多いな。
 他には何かあるかね?」
 税についてだけでも、もっと多くの意見を聞きたいところだが、他のことも聞いてみたい。

 ルティはレイと話していたときに考えていたことを、纏まってはいないですが、と前置きして話し始めた。
「特産品の話が出ましたが、私たちはここの特産品を知りませんので、例えばの話で聞いてください。
 他の領地でも簡単に買える物は、それほど作る必要はないと思います。
 他で作れないものに力を入れる。農産物に限ったことではありません。
 原料を持ってきて、作ったものを他領に売ればいいのではないでしょうか」
 それは解っている。その作るものが解らないのだ

「パンは普通にありますよね?
 チーズとトマトは?
 あと、卵と砂糖はありますか?
 アービィ、あれ作ってよ」

 ルティに言われ、厨房を借ります、と言ってアービィが厨房に消えた。
 暫くしてアービィは、見たことのない、両面が焦茶色で中は黄色いスポンジケーキのような物を運んできた。

「どうぞ。
 名前は……何か閃きでカステラって言ってます。
 卵と砂糖をよく混ぜて、小麦粉を入れてまた混ぜます。
 型に入れてオーブンで焼けばできあがりです。
 小麦粉は粒が固いものから作られたものの方が上手くできます。
 混ぜ方や分量は料理人の皆さんに見ていただいたので、分かると思います。
 もうひとつあるんですけど、パン生地ができてから……お昼に出しますね。
 今は、とりあえずこれを食べてみてください」

 伯爵が一切れ摘み、口に入れる。
 ゆっくりと飲み込んだ後、無言でレイに食べるよう促した。

 レイは一切れ、恐る恐る口にする。
 しっとりとした歯触りに、適度な甘さ。
 たった一口で、レイはこの菓子の虜になっていた。

 ティアもまだ、ルティから聞いているだけで、アービィが作った菓子や料理は食べたことがない。
 レイの様子を見て、期待いっぱいの顔で一切れ摘み、口に入れる。
「アービィ、何で今まで作ってくれなかったの!!?
 ルティも、何で今まで教えてくれなかったのよ~。
 こんなの食べたことないわっ!!」

 ほぼ同時に、厨房と使用人の部屋からも、感嘆の声があがっていた。

「砂糖はこの辺りでは作られてないようですが、フォーミットより南の島ではかなり作っています。
 そこからある程度まとめて運べば、料金も少しは安くできるでしょうし、あちらの農家と契約して伯爵領専用に作ってもらえるかも知れません」
 ルティが砂糖の入手に関しても提案する。
「砂糖は高価だが……
 これは優先して回す価値はありそうだな。
 どうかな、レイ?」
「独り占めできないのが残念ですが、ラガロシフォン領内の菓子職人に伝えましょう。
 作り方を言って回らなければいいんでしょう?」
 レイがいかにも残念そうな表情を作り、全面的に賛同する。

「あとひとつが楽しみだな」
 伯爵は、難問解決の糸口が見えたことが、嬉しそうだった。


「なんだね、これは!?」
 昼食時、伯爵の声が食堂に響いた。

 悪ノリしたアービィが、厨房から借りた調理服を着込んでサーブする。

 テーブル上には、直径30cm程の薄いパンのような物の上にトマトを煮詰めた物を塗り、チーズと干し肉、腸詰めや何種類かの野菜を乗せオーブンで焼き上げた物が幾つも並べられていた。

 放射状に均等に切り分けられた物を、直接手で持ち口に運ぶ。

 伯爵が唸り、レイは黙々と次々に口に押し込んでいく。
「乗ってる物が同じでも…んぐっ
 生地が変わると……また……新鮮ね……」
 食べるか喋るかどちらかにしろ、はしたない、と伯爵がレイを窘める。

「乗っている物は、チーズと相性の良いものなら何でもいいです。
 海で採れるものも良く合いますよ。
 イカとか貝が最高です」
 満足げにアービィが説明した。
 ティアも、初めて食べる、何でいままで、と同じことを言っていた。

 パンと料理は別々に食べるのが、この世界の常識だった。
 精々皿に残ったソースを拭うくらいだ。
 生地に干し葡萄や木の実を練り込んでから焼くことはあっても、何かを乗せて一緒に焼くという発想はなかった。

「生地が薄い方は間食に、厚い方はそれだけで食事になるな。
 パンに肉、野菜も同時に摂れる。
 理想的だな。
 が、今ここにあるものは、私には少々くどい。
 何もこの通りに作らなくてもよいのだろう?
 私には生地にトマト、チーズだけでも良いな」
 伯爵は改良点を含め、感想を述べる。

 レイは、アービィを料理人として雇いたいという誘惑と戦っていた。
「他にも乗せるものは、領内のパン屋や食堂に基本の作り方だけを教えて、あとはそれぞれの店で特色を出してもらいましょう」
 ただ教えるだけでは、それ以上の発展はないとレイは考えていた。
 ヒントを与え、職人のプライドに賭けてみよう。領民たちには、職業に誇りを持てるようになって欲しかった。

「ところで、この料理はなんて言うのかね?」
 伯爵の問いに、アービィは夢で見たことは話さずに答える。
「これも閃きなんですが、ピザっていいます。
 あと、試してみたんですけど、いちいち生地を練らなくても、普通のパンに同じように乗せて焼けば、多少食感は違いますけどできますよ」

 アービィは、山羊や水牛の乳からもチーズは作ることができ、それを使えばまた違った風味になることや、今でこそチーズは他領から買っているが、将来自領内で牧畜が発展すれば、さらに安価に作れることなどを説明した。肉に旨みがなく、使役以外使い道がないと考えられていた水牛も、その乳をチーズの原料とするならば立派な資源になる。他の領で水牛の乳からチーズを作っていないのであれば、これも立派な特産品だ。

 その他、水車を使った製粉方法、水道の敷設も提案する。

 午後のお茶の時間が近付き、満足した伯爵は、最後にひとつ我が儘を聞いてくれんかね、と言って会談を切り上げた。


 夕食時、アービィはまだ調理服を着ていた。

 食卓には、アービィが指揮して作ってもらった料理が、並んでいる。
 何れも夢の中で見たものだ。
 中には作っている夢を見たものもある。
 この世界にもフライパンや、炒める調理法も存在したが、中華料理のような豪快な炒め物という発想はなく、下拵えの範疇だった。

 厨房にあるもので、アービィが作ったものは五品。

 青菜と鶏肉の炒めもの。チキンステーキに青菜の茹でて添えるメニューは普通にあったが、一口大に刻んだ鶏肉と青菜を合わせて炒めるという発想はなかったらしい。

 芙蓉蟹。オムレツはあったが、何かを混ぜることはなかった。幸い近くの川では大きなカニが採れるらしい。片栗粉はなかったが、コーンスターチがあったので代用する。

 乾焼蝦仁。ケチャップは煮詰めたトマトで代用。エビも大きな種類しか使わないらしく、一口大にした。

 青椒肉絲。この世界でも竹は普通にあるので探し出すことはできた。たが、食材として認識されていなかったので、説得が面倒だった。ピーマンは普通にあった。

 卵炒飯。長ネギがなかったのでタマネギで代用。長ネギが流通する地方もあるらしいので、当地での栽培を提案した。

 アービィは今まで知らなかったが、この世界でも一部の地域では稲作が行われていた。
 ラガロシフォン領にも、小規模ではあるが稲作農家があったのだ。
 ただ、米を炊くと言う発想はなく、ピラフのように油で炒めて蒸し煮にし、サラダのように付け合わせに利用されていた。
 アービィは夢の記憶を手繰り、飯盒を使って米を炊いたことを思い出し、適当な鍋で炊いてみた。

 アービィが伯爵に頼まれたことは、できるかきりの料理だった。
 それも庶民がすぐにできそうなもの、と言う注文付きで。

 醤油さえあれば、とアービィは夢の中でしか味わったことのない、しかしなぜか懐かしく、良く知っている調味料の不在に地団駄を踏む思いだった。

 それでも、伯爵を始め全員から賛辞をもらえたので、満足することした。
 夢の中ではもっといろいろな調味料があり、味付けも様々だった。
 醤油や味噌があれば、この世界の食事はもっとバラエティに富んだものになりそうだ。
 アービィは、知る限りの料理と調味料の作り方を、厨房の職人たちに教えていた。

 ラガロシフォンが世界有数の食の都として栄えるのは、さらに時代が下った別の物語となる。


 こうして、思わぬ収穫をボルビデュス家にもたらしたラガロシフォン滞在は、まもなく終わろうとしていた。伯爵にさあ剣の稽古だ、と声を掛けられたルティを除いて。




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